概要
舞台けものフレンズ第3作目タイトル(=LOVE版舞台を含めると4作目)。
正式タイトルは「舞台けものフレンズ JAPARI STAGE!〜おおきなみみとちいさなきせき〜」。
本作ではシリーズ全体でメインを張ったフレンズ達は登場せず、舞台版では常連のフレンズや認知度が比較的低めのフレンズに焦点を当てている。
公演期間
2019年9月27日~10月6日…品川プリンスホテル クラブeX
あらすじ
ここはジャパリパーク。
サンドスターの不思議な力で生まれたフレンズたちは、姿かたちは違ってもみんな仲良しです。
今は、サバンナのフレンズが中心となって『ジャパリアカデミー』を作ろうとしていました。
パークの謎を解き明かしていくという新しい『しせつ』の誕生に、みんなワクワク。
ところが、最近現れた空のフレンズたちが、「私たちがパークを仕切る!」と宣言。
なんと陸のフレンズと空のフレンズが、リーダーの座を巡って対立することに…!
不穏な空気を察知した新入りのオオミミギツネは、「パフォーマンス対決で決めよう」と提案します。
同じ頃、パーク内には様々な不具合が生じていました。
かつて『ヒト』が作った『おひさまシステム』に障害が出ていたのです。
新しいエネルギーを生み出すには、山の上にある、止まったままの風車を動かすしかありません。
対立が続くフレンズたちは、力を合わせてパークを守ることができるのでしょうか…?
(公式サイトより)
キャスト
※公開当時は「日向みゆ」名義で出演していた。
その他スタッフ
脚本・演出:村上大樹
主催:ネルケプランニング
関連タグ
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外部リンク
この作品、もう一つ舞台がある。それは、パークが出来る前にこの島にあった"学校"。
時間を超えたシナリオと、"学校"の生徒や教職員を一部の演者が二役兼ねるという忙しい芝居は、観た人を少なからず驚かせた。"学校編"のキャストは以下の通り。
キャラクター | 演者 |
---|---|
サチコ(野鳥観察部副部長) | 森田涼花 |
ミリ(同部員) | 野本ほたる |
同部員A | 加藤里保菜 |
同部員B | 山本文香 |
同部員C | 長谷川里桃 |
同部員D | 御林杏夏 |
アケミ先輩 | 野口真緒 |
米村先生(同部顧問) | 稲村梓 |
学長 | 宮本奈津美 |
尚、野鳥観察部の部長は元動物時代のシベリアンハスキーである。たま駅長みたいなものだろうか。
一人二役の演者は出番が大体区切られていたのだが、稲村梓は早着替えを要求されるシーンが結構あり、劇中でボヤいていた(メタなアドリブ)。
特定の登場人物を通じて過去と未来が繋がる話で有名なのは『火の鳥太陽編』だが、その太陽編の主役の名前は、狼面の男・犬上宿禰であり、今作の重要フレンズとは『人型の犬』繋がりという共通点がある。また、サチコが漫画火の鳥とそのモデルになった鳥に言及する場面があることから、今作の脚本が火の鳥をイメージして書かれた可能性がある、というのは『冷奴』が過ぎるだろうか?
また、重要アイテムを未来に贈る手段が、漂流教室を彷彿させるという声もある。