データ
機体名 | フェニックス(バトルストーリー)ファイヤーフェニックス(ゾイドフューザーズ) |
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番号 | 不明 |
所属 | ヘリック共和国(バトルストーリー)チーム・マッハストーム(ゾイドフューザーズ) |
分類 | フェニックス型 |
全長 | 18.0m |
全高 | 7.2m |
重量 | 35.0t |
最高飛行速度 | マッハ2 |
乗員人数 | 1名(バトルストーリー)無人(ゾイドフューザーズ) |
武装 |
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概要
フェニックス(不死鳥)型のブロックスゾイドで、RZ-071ライガーゼロフェニックスの取扱説明書内に記載されたバトルストーリーと、アニメ『ゾイドフューザーズ』とでは機体設定が大きく異なるため、当記事ではそれぞれのフェニックスを別項にて解説していく。
バトルストーリー
ライガーゼロとの合体によりライガーゼロフェニックスとして運用することを前提とした支援機で、祖国復興の願いとネオゼネバス帝国との戦いに終止符を打つ象徴としてそのモチーフにはフェニックスが採用されている。ブロックスゾイドながらもシュトルヒやフライシザースを凌ぐ空戦能力を誇る。
ライガーゼロのCAS(チェンジングアーマーシステム)を応用したB-CASに対応しており、通常のライガーゼロフェニックスの他にもフェニックスの胴体と主翼以外のパーツをライガーゼロに合体させて簡易的な武装を施したテレストリアルモードがあり、パーツを分離した状態のフェニックスはグライディングモードと呼ばれる。
他のブロックスゾイドとの互換性もあり、エヴォフライヤーと合体したゲイルフェニックスや、ディメトロプテラ(プテラノドンモード)と合体したプテラフェニックス形態も用意されている。
ちなみにフェニックスは凱龍輝やゴジュラスギガを開発した共和国軍内部の「戦略技術部」とは異なる部署の「武器開発部」で開発された機体であり、ゾイド核を装着するブロックスのコアブロックとリンクする凱龍輝を「足し算」の機体とするならば、「ゾイドコアの共振」により合体した機体の出力を向上させるライガーゼロフェニックスはさしずめ「掛け算」の機体と言える。
ファイヤーフェニックス
前述のバトルストーリー版とは異なり、名前の通り炎のような赤いカラーリングとなっており、電撃ホビーマガジンのコラムでは大戦後に野生化したフェニックスが独自進化を遂げた希少種と解説されている。
無人の野良ゾイドで、本当に自分の力が必要になった時にだけRDの元に現れて、彼のライガーゼロとユニゾンする。火器が使われたことは一切なく、非ユニゾン時は急降下による風圧で攻撃する。
最期はバーサークフューラーを破壊されたブレードの新たにな乗機となる凱龍輝の荷電粒子砲からRDとライガーゼロを守り破壊されてしまうが、その後もファイヤーフェニックスの化身と思われる少女のフェニスが現れたり、最終回でその姿をした巨大なオーラになって現れるなどしており、最後までRDと共に居たと思しき描写もある。
余談になるが、ファイヤーフェニックスのキットは先に解説した2作品よりも以前にハズブロより先行販売(日本では各種イベントなどで限定販売)されており、成型色などに差異が見られる。