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ギルデロイ・ロックハートの編集履歴

2021-01-15 05:53:41 バージョン

ギルデロイ・ロックハート

ぎるでろいろっくはーと

ハリポタシリーズの登場人物。華々しい経歴を持つが実は全て詐称。かつては実際に才能があった。

概要

主人公ハリー・ポッターの2年生時の「闇の魔術に対する防衛術」教授。

杖はサクラとドラゴンの心臓の琴線、22.5センチ。わずかに曲がる(Pottermoreより)

ホグワーツ魔法魔術学校在学中はレイブンクロー寮所属。

誕生日は1月26日。生年は詳細不明だが、親世代の年少にあたると推定できる。クィリナス・クィレルとは寮が同じであり、学年も近いと思われる。


映画版のキャストはケネス・ブラナー。日本語吹き替えは内田直哉


人物

ロックハート

自分の活躍を記した数々の著作により、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員になり、勲三等マーリン勲章を授与される等、様々な輝かしい経歴を持っている「英雄」。

ブロンドの巻き髪のハンサムであり、自著や雑誌の表紙をよく飾っている。言わば魔法界の芸能人である。『週刊魔女』チャーミングスマイル賞は5回連続で受賞している。


だが蓋を開けてみれば、その性格は悪い意味で典型的なナルシストそのもので、勘違いや場の空気を読まない発言を繰り返すなど、ろくでもない人物。

おまけに臆病者で魔法の腕も大したことはなく、授業では教材として用意したピクシーを制御できずに逃げ送れたハリー達にその後始末を押し付けたり、自らが主催した『決闘クラブ』では相手役に選んだスネイプに惨敗したり、クィディッチの試合で腕を骨折したハリーを魔法で治癒しようとして骨を消失させてしまうなど、尽く失態を繰り返し、次第にハリーなどの一部の生徒から懐疑的に見られたり、マクゴナガルをはじめとする同僚の教師達からも鼻つまみ者の様に扱われるまでになる。


その実態は、唯一得意とする「忘却魔法(オブリビエイト)」で手柄を立てた人の記憶を消し、その手柄を自分のものにして著作に載せただけという詐欺師に過ぎなかった


そんな男が教師として優秀なわけがなく、彼の授業は自分の著作を読ませたり、そのワンシーンを演劇で生徒と共に再現するといったなんの実用性も無いどうしようもないものであった(こんなものでも、後年彼以上に教師に相応しくない人材がDADAの教授に就いた際にはマクゴナガルが「ロックハートでさえもまだ教師らしい事をやっていた」と言わしめている)。


ただし、他人から奪い取った(当然自らは直接体験していない)武勇伝をあたかも自分の経験談であるかのように殆どの人間に信じ込ませられるだけの自己演出と話術、文章の才能、そしてその端麗な容姿を駆使した魅力は確かなもので、魔法界の多くの女性が彼のファンであった(ハリーの周りでは、ハーマイオニー・グレンジャーモリー・ウィーズリーなど)。


物語終盤、ジニー・ウィーズリーが「秘密の部屋」に拉致された時は教師陣に厄介払いの形で救出を依頼され、逃亡を図るもハリーとロンに見つかり、同時にペテン師であった事を自ら暴露するが、半ば強引に「秘密の部屋」に連行される事となる。


その途中、隙を見てロンの杖を奪い、2人に「忘却術」をかけようとするが、ロンの杖が折れていた為に呪文が逆噴射し、ロックハートは全ての記憶を失った。

以降、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に搬送され長期療養中。第5巻でハリーたちとたまたま再会したが、記憶はまだ戻っていなかった。まだファンが手紙をくれたりするようである。


好きな色はライラック色で、夢は魔法界とマグル界のハーモニー。その夢の内容からマグルやマグル生まれに対する偏見などは持っていなかった様で、進むべき方向を間違えなければ、ダンブルドアや不死鳥の騎士団の頼れる同志の一人になっていたのではないかという意見もある。


著書一覧

ロックハートを覚えていますか?

  • 『泣き妖怪バンシーとのナウな休日』
  • 『グールお化けとのクールな散策』
  • 『鬼婆とのオツな休暇』
  • 『トロールとのとろい旅』
  • 『バンパイアとバッチリ船旅』
  • 『狼男との大いなる山歩き』
  • 『雪男とゆっくり一年』
  • 『ギルデロイ・ロックハートのガイドブック-一般家庭の害虫』
  • 『私はマジックだ』(自伝)
  • 『私は誰?』(おそらくはこれまでの武勇伝が全て虚構である事を顕にした暴露本と思われる)

過去


姉が魔法力を待たぬ中、唯一魔力を持ち、家庭内でちやほやされて育つ。在学中はレイブンクローの秀才だった。しかし非常に自己顕示欲が強く、「イギリス代表のシーカーになる」「最年少の魔法大臣になる」「賢者の石を作る」といった野望を公言して憚らなかった。また、バレンタインに自分宛に大量のメッセージカードをふくろうに配達させたり、クィディチのスタジアムに巨大な自分のサインを刻むなどホグワーツに混乱を巻き起こす問題児であった。


彼は優秀であったものの、自分よりも上の人間がたくさん存在し、野望が現実に全て叶えられることはないという現実に直面。それからはひたすら忘却術に特化し、卒業後は他人の功績を奪い自己を売り出すという戦略をとるようになった。結果として、それ以外の魔法の腕は見る影もなく錆び付いたのである。


アルバス・ダンブルドアが彼を教授として雇ったのは、ロックハートの詐欺を世間に明るみに出し、生徒たちの反面教師にするためであった。ダンブルドアはハリーという英雄の教師になる機会をロックハートなら逃さないことも読んでいたのである。


余談

  • 本人の発言が本当なら、在学中はクィディッチのレイブンクロー・チームのシーカーを務めていたことになる。実際、映画版では学生時代のロックハート(演:ケネス・ブラナー)がレイブンクローの青いクィディッチ用ローブを着ている写真がある。

  • 原作者いわくロックハートには実在の知り合いのモデルがいるが、絶対に自分がモデルだと気付かないような人間性だからOKらしい(どんな人間性だ…?)。


関連タグ

ハリポタ ファンタビ ウィザーディング・ワールド

DADA教授 レイブンクロー

経歴詐称 詐欺師


クィリナス・クィレル :DADA教授前任者

ショーンK佐村河内守:東洋のリアルロックハート達…

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