概要
週刊少年マガジンで2009年33号から2014年26号まで連載された漫画。作者は名島啓二。
連載化する前に、短期集中連載として2009年8号~2009年12号に掲載されていた。
アニメ化され、2013年春に放送(詳細後述)。
連載終了から6年後の2020年12月17日に新作『地元版』が発売された。
ストーリー
ある日突然、むろみさんが釣れた!!
なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪
用語解説
異生物
人魚、カッパ、ハーピーなど、高い知能を有している種が多く、基本的に数億年レベルの寿命を有している他、ある一定の水準まで成長すると不老となる。
人魚
上記のとおり水中に生息する異生物。最低でも古生代(両生類誕生以前=4億年以上前)から生き続けている。
本来の魚類や海生哺乳類とは異なるため、尾びれ部分で下半身を折りたたみ、そのまま蓑虫競争のように飛び跳ねて進むことで陸上を歩くことが出来る。海水でも淡水でも無制限に活動可能。
また、人魚にはメスしか存在せず、体外受精するため今のところ生殖に成功した者はおらず、物語中では第1世代しか存在していない。
主な登場キャラクター
むろみさん(CV:田村ゆかり)・・・博多弁でしゃべる「人魚」。明るく豪快。
向島拓朗(たっくん)(CV:水島大宙)・・・人間。もう一人の主人公。
リヴァイアさん(CV:中原麻衣)・・・むろみさんの地元の先輩。小倉弁で話す。普段は人魚の姿をしているが……?
イエティ(いえちー)(CV:斎藤千和)・・・俗にいう雪男。でも性別不明。
ハーピー(CV:酒井香奈子)・・・俗にいう「ハーピー」。半人半鳥。
ひいちゃん(CV:野中藍)・・・むろみさんの妹分で幼馴染の人魚。ほとんどの海洋生物と友達。
乙姫(CV:藤田咲)・・・元・竜宮城の主。現在はなぜか陸に在住していて……。
リュウグウノツカイ(CV:阪口大助)・・・元・竜宮城の従業員。乙姫の下で働いていた。竜宮城の破綻後はむろみさんが面倒を見るも定職に就けず、目下失業中。要領がよくないからか、乙姫からは「グズ」呼ばわりされている。
川端くん(CV:浜田賢二)・・・博識で学者気質な「河童」。人間嫌い。
宝満さん(CV:いのくちゆか)・・・大和撫子な「ツチノコ」。
ごんぞうさん・・・漁師。
ヤス・・・若手漁師。
ワイズマン(CV:大塚芳忠)・・・宇宙人。既に肉体を複数のロボット端末に移しているサイボーグ。
クラーケン・・・いわゆる「海の怪物」。多分巨大なイカ。本作における触手要員?
淡路さん・・・アマゾネスっぽい人魚。鳴門さん、明石さんと共に「瀬戸内三連星」なるグループを組んでいる。
鳴門さん・・・淡路さんの舎弟(?)で人魚。
明石さん・・・淡路さんの舎弟(?)で人魚。
アニメ
2013年4月から6月まで放送された。
「よんでますよ、アザゼルさん。Z」との併設放送、と言う形を取ったため放送時間は15分であり、さらにスポンサーは「アザゼルさん。Z」と共用となっている。
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