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オナライダーの編集履歴

2021/01/31 20:35:28 版

編集内容:ネタバレ追記

オナライダー

おならいだー

オナライダーとは、でんぢゃらすじーさん邪大長編『無敵のヒーローオナライダー』のゲストキャラクターである。

♬オイラはヒーロー オナライダ〜〜♬

♬無敵のヒーロー オナライダ〜〜♬

♬どんな敵でも ゆるさない〜〜♬

オナライダーパンチ!!

オナライダーキック!!

そうさオイラは 無敵のヒーロー

♬無敵のヒーロー オナライダ〜〜♬

じーさん(なんかヘンなの来たーーッッ!!!)

概要

おやつ焼き芋を奪った校長を追いかけていたじーさんと孫の前に突如現れた、自称『無敵のヒーロー』。

その正体は、科学者ドクター・ヘーデルによって作られたヒーローロボットと呼ばれるロボットである。

人物

一人称は『オイラ』。

見た目に違わず正義感が強く、困っている者がいれば助けようとし悪人は成敗するという、王道のヒーローらしい性格だが、悪人を必要以上に叩きのめすというヒーローとしてはやりすぎな一面もある。

また明るい一面もあり、初対面のじーさんともすぐに打ち解けた。

自分を生み出してくれたヘーデルを自身のヒーローとして尊敬している。

容姿

赤いヘルメット、赤と黒と黄色のスーツ、黄色のマフラーといった如何にもヒーローらしい見た目をしている。その一方でスーツのズボンの部分からが丸出しというヒーローらしからぬ面もある(後述の技を出すために、敢えてこのような状態で制作されたのかもしれないが…)。

また腹部には『お』の文字が書いてある。

戦闘能力

パンチキックなど格闘術に優れているが、最大の特徴はオナラを使った技が得意という事。

作中では『オナラバズーカ』『オナラボンバー』といったオナラ技やを使用している他、バイクの様に高速移動をする事も可能。

なお、このオナラ技は臭い風圧で敵を倒す物なので、鼻を塞げば威力は半減する。

活躍

上述の通り、じーさんと孫の前に突如現れ、焼き芋泥棒の校長をボコボコにした後、『また悪さをしない様にアジトへ連れて帰ろう』と公衆トイレへと連行し、周囲を確認すると便器に飛び込んだ。

そしてアジトに戻るとヘーデルにその事を報告し、牢屋に入れておくように指示を受けるが、ヘーデルの指摘でじーさんと孫の尾行に気づき、二人を捕らえる。

ヘーデルに自身の失態を謝罪し、二人をロボット工場で働かせるというが、ヘーデルからは「働かせるのはガキだけでいい、…ジジイはめざわりだ… 殺せ!!と命令される。

オナライダーはその命令に戸惑うが、ヘーデルに圧力をかけられつつ、もう一度じーさんを殺すよう命令され、罪悪感を抱きつつもじーさんをパンチとオナラ技で殺害する。

ヘーデルからは「オマエこそ真のヒーロー、無敵のヒーローだ!と賞賛されるがオナライダーは複雑そうな様子だった…。

…しかし、じーさんは死んではいなかった。

オナライダーが上述のオナラ技の弱点を踏まえた方法(じーさんの顔面にパンチをした時、鼻栓をつけておいた)でじーさんを助けていたのだ(因みに孫も無事)。

そして、ヘーデルの正体と目的を二人に説明すると、ここから逃げるように諭す。

じーさんはオナライダーが自分を助けた事から、彼がヘーデルのやっている事が正しいとは思っていないと理解し、『無敵のヒーロー』らしく戦うように説得するが、オナライダーにとってヘーデルは自身を生み出してくれた『自身を生み出してくれたヒーロー』だったので裏切る事が出来なかった。

それを聞いたじーさんは孫と一緒に逃げ出そうとするが、その直前オナライダーに「 オマエ、ぜんぜんヒーローっぽくないぞ!!」と告げる。

その言葉に少しショックを受けつつも、このアジトにいる他のヒーローロボットに見つからないように願いながら二人を見送る。

が、二人は2秒で見つかってしまった。

流れで二人と共にヒーローロボット達から逃げるが、先程のヘーデルの命令やじーさんの言葉で、疑問を感じるようになっていたオナライダーは、じーさんを捕まえようとしていたヒーローロボットの一人を倒した事で本格的にヘーデルに反逆するようになる。

じーさんと(あんまり役に立たなかったが)お友だち軍団と共にヒーローロボット達を一掃したオナライダーはヘーデルと話をするべく、彼の部屋に向かう(因みに、ヘーデルは一ヶ月ほど前から病気で寝込んでいたため、入る直前にくれぐれも乱暴な事をしないようにとじーさんに釘を刺している)。

ヘーデルに謁見したオナライダーは彼に自身を生み出してくれた事への感謝の思いと、現在行っている事がヒーローとは程遠い事を告げ、ヒーローという存在をどのように思っているのかと問いかけるが、それに対する答えに愕然とする。

ヘーデルは、ヒーローを誰が敵かなんて関係なく、目の前の敵を倒すだけの存在としか見ていなかったのだ。

そして目の前に現れた、自身の家族の様な存在であるヒーローロボット、スカンクマン、ブーブー仮面、ぷりぷりマスクと戦う事になってしまう。

罪悪感を感じつつも、ヘーデルの命令には逆らえないヒーローロボット達はオナライダーに攻撃を仕掛けるが、彼は三人が家族であったために反撃する事が出来なかった。

その時、じーさんはオナライダーにヘーデルが先程言っていた誰が敵かなんて関係ないという言葉は意外とその通りなのかもしれないと語りかけた。

直後に飛び蹴りを仕掛けてきたスカンクマンに、無敵のヒーローなら自分達を倒してみろと言われるが、

知ってるか…?

「無敵」って…、 "敵"が"ない"って意味なんだぜ…!!

敵なんて…どこにも無いっ…!!

…オイラの目の前にいるのは…、家族と…、だちと…、オイラを作ってくれた…、ヒーローだけだっ…!!

…、だから…、…だから………、……ッ!!!

そう言いながら立ち上がり、

敵なんてないっ!!!!!!

敵なんてないから…、

だれも倒さない! だれも殺さない!

それこそが…、オイラのめざす…、

無敵のヒーローだーーーーッ!!!!!!

と叫んだ。

その直後、前述の言葉で役立たずと見なされ実は既に病死していて魂だけの存在となり、ある人物に憑依していたヘーデルに胸を貫かれてしまうが、ロボットであったため平気だった。

しかし、その人物からヘーデルの気配が消えたため、ヘーデルが本当に死んだと悟ったオナライダーは「せめて最後に顔を見せてほしい」と彼の仮面を取る。

そしてヘーデルの素顔を見て、彼の正体を知り落ち込むじーさんを励まし、思い出は忘れることが無いと悟った(当のじーさんはある二人の人物の事を完全に忘れていたが♨️)。

余談

関連タグ

でんぢゃらすじーさん邪 でんぢゃらすじーさん大長編

以下、ネタバレ

…オナライダーよ…、オマエは無敵のヒーローになるのだ。

かつて、ヘーデルに生み出された直後のオナライダーは自身が無敵のヒーローになれるかどうか不安だったが、ヘーデルはきっとなれると励ました。

オナライダーがどうしてそう言えるのかと問うと、ヘーデルは「昔の記憶を無くした自分が言うのも変だが、オマエの素顔は自分の子供の頃の記憶にボンヤリと残っている、自分にとってのヒーローそっくりだから」と答えた。

青空の下、ヘルメットを取ったオナライダー。

その素顔は紛れもなく、ヘーデルの幼い頃のヒーローの顔そのものだった…。

オナライダーの編集履歴

2021/01/31 20:35:28 版

編集内容:ネタバレ追記