「お見合い999組、成功率100%の私にかかれば絶対大丈夫ビノフ!」
CV:真殿光昭
概要
ボーゾック一の縁結び名人。本作に登場した最後の一般怪人でもある。
のし袋のような姿にキューピッドの矢を持ち、これまでに999組のお見合いを100%成立させてきたスペシャリスト。語尾に「~ビノフ」とつけてしゃべる。
キューピッドの矢「惚れ惚れアロー」を受けると誰でもなんでも大好きになってしまう。ほかにもくるくる水引、きらきら紙吹雪、敵を洗脳する二人羽織攻撃といった必殺技に加え、ケーキ入刀ナイフという武器を持つ。
活躍
総長ガイナモがゾンネットと結婚すればやる気を出してくれるのではないかと考えた副長ゼルモダによって呼び出され、陣内恭介がレッドレーサーの正体を明かすためにゾンネットを呼び出した場所を襲撃すると、ゾンネットに惚れ惚れアローを打ち込もうとしたが、アローは近くにあったベンチに命中。あろうことかベンチがガイナモに惚れてしまい、ガイナモはベンチから離れられなくなってしまった。
そこでレッドレーサーと交戦し、くるくる水引やきらきら紙吹雪で攻撃するがゾンネットとともに逃げられてしまい、駆け付けた残りのカーレンジャーのオートバニッシャーを受けバリバリアンに退散。ゼルモダにレッドレーサーの正体が人間であると進言するも、あの姿が本来の姿と信じて疑わないゼルモダは取り合わず。
その後、ゾンネットをとらえると救出にやってきた恭介と生身で交戦。当初は圧倒するも徐々に押されていき、惚れ惚れアローを壊されとっておきの「二人羽織攻撃」でゾンネットを洗脳。恭介を倒そうとしたが恭介がゾンネットを抱きしめた際に開放してしまい「俺は俺のままでゾンネットを守りたい」と言う生身の恭介にやられ、武器のケーキ入刀ナイフを奪われ、それで刺されて大ダメージを負った。
VRVロボと交戦するも、ラジエッタの乗る巨大ラジエッカーロボも登場しレッド以外のVRVファイターが発射したビクトリーツイスターを受け爆死した。
余談
モチーフはのし袋。
声を演じる真殿氏は今作がスーパー戦隊シリーズ及び特撮初出演となった。次の戦隊への出演は6年後の『忍風戦隊ハリケンジャー』における復活忍者バンパ・イヤーン役である。
関連項目
恋煩い忍者チューピッド:同じくキューピット繋がりの戦隊怪人。
本編最後の一般怪人