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概要

ウルトラマン』第14話『真珠貝防衛指令』に登場。その名の通りガマガエルクジラを合成したような姿である。

海に生息する真珠を食べる怪獣で、20〜50mまで伸びる長い管状の舌で真珠を吸収する。

一日の真珠の摂取量はなんと30万個に達する。これは養殖真珠でも賄いきれないほどの量であり、高騰化の原因となった為にフジ隊員の恨みを買った。大量に食べる分、消化には時間がかかるようで、夜の間は消化のためにじっとしている。

敵の攻撃を受けると体質が強化されてしまう性質を持ち、さらに頭からは鯨のような高熱の潮吹きを行うことで上空や背中の敵を迎え撃つ。この潮はなんと1000mにも達する飛距離を誇る。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)

水中をマッハ5で移動する。これはグビラと並ぶ水中最速記録である。詳しくはグビラの記事を参照。

世界中の真珠の産地を襲い真珠の高騰を招き、日本でも三重県鳥羽市の真珠養殖場を襲った。

対策に出た科特隊の真珠爆弾によってダメージを受けるが、それも上記の体質で克服し、胃袋と歯が強化された。航空攻撃に切り替えた科特隊に潮吹きによる反撃を仕掛け苦戦させるも、ロケットブースターユニットを尻尾に突き刺されたことでガマクジラは上空に飛ばされ、その後ウルトラマンの体当たりを受けて爆発四散した。

データ

別名汐吹き(潮吹き)怪獣
身長35m
体重1万t
攻撃鯨のように潮吹きする
特徴掃除機のような舌を使って真珠を食べる

他作品での登場

『ウルトラマンM78劇場Love&Peace』

原作で真珠貝を食べていた為か、二枚貝のベッドで眠っていた。

現時点では動くガマクジラが見られた最後の作品である。なお、カラーリングは原作とほぼ同じ。

ウルトラマンメビウス』第21話ではゼットンペギラなどと共に怪獣墓場で漂っているチョイ役として登場していた。

ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ』ではガマちゃんと言うマスコットとして登場しており、可愛くない外見だがハマる人はとことんハマってしまう独特の魅力を持っている。

ウルトラマンオーブ』第7話にてガイが読んでいた雑誌「HOW DAY」の表紙に写っており、この事からオーブの世界にもガマクジラが現れていた可能性がある(ちなみに裏の広告には何故かユリアンが写っていた)。

『ウルトラマンオーブ 完全超全集』に収録されていたウルトラマンオーブクロニクルのエピソード2-2の「深淵より出づる者たち」にも登場している。水の惑星ヌオックにてペスタータッコングと共に水の魔神として封印されていたが、ヌオックを二分する勢力であるギブリ族とシロッコ族の戦争を回避させるべくシロッコ族族長の娘サラムニの手によって他の2匹と共に復活してしまう。共同戦線を張った二大軍勢と激突し、遂にはサラムニの手に負えなくなって暴走し、破壊の限りを尽くすがウルトラマンオーブと交戦、撃破される。その後、死体の中から発見された大量の真珠の一つがオーブカリバーの水のエレメントとなった。

ウルトラマンZ』第22話に登場したナカシマ・ヨウコの履歴書に名前のみ登場。

ヨウコの乗ったセブンガーの活躍で捕獲されたと記載されている。

余談

登場回を監督したのは実相寺昭雄。お茶の間で物議を醸す、生理的嫌悪感をもよおすようなデザインを希望し、成田亨のデザイン画も気に入っていたが、高山良策によって着ぐるみになった愛嬌のある姿をゴム長を履いた[オバQ]]と評し、がっかりした(それでも他の怪獣と比べると気持ち悪く演出され、後に造形についてもこれで良かったと評価している)。

着ぐるみの皮膚のブツブツは高山夫人が見つけてきた大粒のビーズが使用されている。

成田亨は実相寺の指定が嫌だったらしく、自著でヌメヌメさせる演出は当時高価だった有機ガラス(ローションの元となった高分子化合物)でも使わないと難しいと否定的だった。

食べているシーンに使われた真珠は、分かりやすくするため実際より縮尺はかなり大きい。

別な用法

手塚治虫氏の妖怪漫画『どろろ』に登場する、オオサンショウウオのような妖怪がそのように呼ばれる(資料によってガマナメクジ)。

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