概要
『仮面ライダーセイバー』の敵対勢力である、本の魔人達。
かつて、世界を創り上げた「大いなる本」の代わりとなる黒い本=アルターブックを作るためにアルターライドブックから覚醒させた本の魔物「メギド」を送り込んで世界を入れ替え、最終的に異世界・ワンダーワールドを侵食して支配する事を目的に活動している。
また、自らの意思でソードオブロゴスを裏切った仮面ライダーカリバーとは協力関係にある。
その起源は数千年前まで遡り、大いなる本を奪おうとする勢力が元になっていると思われ、世界の均衡を保ってきた組織であるソードオブゴロスとは敵対関係にあり、太古の昔より争ってきた勢力でもあり、現在でもその戦いは未だ続いている。
メギドたちを率いる3人の幹部達が中心となって目的の達成のために活動をしているか、彼らを統率する指導者がいるのか、明確な正体については現時点では不明。
意見の相違でぶつかる事はあったが、お互いを大事には思っていた前作の敵組織と差別化を図る為か、幹部同士の性格も相まってそれぞれが内心、対立している様な様子が見られ、意見の違いで一触即発になる事態も度々起こる。特にストリウスと仮面ライダーカリバーの単独行動について、レジエルとズオスは腹立たしく思っている。
とは言え、足の引っ張り合い等の小競り合いは起こっておらず、有事の際には幹部間しっかりと共同戦線が張れるなど、足並み自体は揃っており、一時期は当時のソードオブロゴスの内情と比較されて「敵の方が息が合ってる」とやや皮肉混じりに揶揄されることもあった。
また、個々人のプライドの問題で怒ることはあれど、基本的に作戦が失敗しても「また本を書けばいい」としてあまり気にしない等、長いスパンを掛けることを苦としていない様子もうかがえる。
現代においては当初は配下のメギドに任せきりだったようだが、デザストの復活やカリバーが本格的な活動を始めた事に伴い幹部自ら前線に出るようになっていく。
彼らの本拠地がどこにあるのかは不明だが、その内部はグロテスクな絵画を始め、様々な物が乱雑に置かれており、無数のアルターブックが納められた本棚が立ち並ぶ書斎の様な部屋に、ワンダーワールドに隔離した現実世界で暴れるメギドの破壊活動に応じてアルターブックの内容を自動執筆する人間の手首に様な形状の不気味な装置が置かれている等、不気味な雰囲気を醸し出している。
幹部の正体
第26章において、3人の幹部達の正体は最初にワンダーワールドに渡った「始まりの5人」の内の3人であることが判明。全知全能の書の力に魅入られた結果、その力の一部を取り込んだことでメギドへと変貌したという。
構成員
幹部級メギド
メギド魔人を生み出す3人の幹部達。全員黒を基調とした衣装を着ているのが特徴。
幻獣のジャンルを司る幹部級メギド。自身のジャンルを高位の存在だと自負するプライドの高い性格で、他の幹部級メギドを見下している。
生物のジャンルを司る幹部級メギド。その見た目に違わない、肉体派の脳筋。
物語のジャンルを司る幹部級メギド。慇懃無礼で皮肉屋。
一般メギド
15年ぶりに封印から解放されたメギド。幻獣・生物・物語の三つの属性を掛け合わせて誕生した経緯を持ち、メギドの中でも特に異彩を放っている。
後に、自身のアルターブックを取り戻したことでメギド自体に反旗を翻し、独自に世界を掌握してやろうと単独行動を開始した。
....しかし、その道中の様子は自由気ままな旅人のようなほのぼのとしたものになっている。
幹部級メギドが生み出す怪人達。ブランクのライドブックで現実世界をワンダーワールドを繋げ、アルターブックを作る為に破壊活動を行う。
メギドに使役される戦闘員。ライドブックが発するエネルギーを本能的に求めて群がる性質を持つ。
協力者
元ソードオブロゴスの「闇の剣士」。かつて、全てを創造したという「大いなる本」の力を奪おうとした。
関連タグ
ソードオブロゴス:敵対組織。
クライシス帝国、ミラーモンスター、インベス、眼魔:過去のライダー作品において、異世界から現れる敵繋がり。
デルザー軍団:こちらは改造"魔人"による敵組織。
バッドエンド王国:ニチアサにおいて、同じく本の力で世界を歪ませる敵組織。
メギド王子:名前繋がり。こちらはスーパー戦隊の敵幹部である。
メギド(メギド72):名前繋がり。異世界から人間界を侵略しようと狙っているのも同様だが、彼らの世界から追放された者たちは主人公の軍団の一員として世界を守る為に戦う。
トジテンド、あとまわしの魔女たち:ニチアサ同期の敵対勢力。
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