概要
女性の美しい容姿・立ち振る舞いを形容することわざ、または都々逸(どどいつ)。
……なのだが、ネット上ではこの言葉をもじったパロディが多く見られ、それらは大体残念な美人を揶揄する言葉として機能している。
例:
立てば芍薬座れば牡丹口を開けば夜戦馬鹿→川内(艦隊これくしょん)
立てば二頭身座ればまん丸歩く姿はちんちくりん→土間うまる
立てば食欲座ればふとん歩く姿はブリの腹→食堂のおばちゃん(言った本人はボコられた)
黙れば美人、喋ると奇人、走る姿は不沈艦→ゴールドシップ(ウマ娘)
番外:
打てば三振守ればエラー走る姿はボケの花、アホ、アホ、アホの加藤→加藤英司
(現・加藤秀司。第一次・第二次阪急ブレーブス黄金時代の中軸を担った選手であり、昭和50年のシーズンオフに阪急の代表として当時毎日放送で放映されていたクイズ番組「アップダウンクイズ」に出演。
しかし加藤氏は正解はおろか不正解すらさえ、一問も答える事が無く番組終了まで黙りこくるという事態になり《現在ではスポーツ選手の評判を考慮して予め出演者に答え易くする質問を作り、それを出演者にも教えて解答が出来る場面を作る事はあるが、当時の「アップダウンクイズ」はそれすらもしない真剣勝負であったという》、それが為に当時阪急と同じ在阪球団であり、常に競り合っていた南海ホークスの応援団から本項の諺に加え、当時流行した坂田利夫のテーマソングである「アホの坂田のテーマ」の替え歌としてよく野次られていたという。
尚、加藤氏は現役後半は広島→近鉄→巨人→南海と渡り歩き、特に近鉄と南海にも籍を置いていた為、近鉄の応援団はおろか、今まで応援してくれていた筈の阪急の応援団からもこの替え歌の野次を受ける羽目になった。)
さらに、一部では「婆になれば萎れ花」などと付け加えて皮肉めいた意味にしてしまう輩もいたそうな。
元々は生薬の使い方を例えた言葉でもあり、以下のような意味があったと言われている。
立てば芍薬→気が立つ。イライラする
座れば牡丹→お血(けつ)。腹部に血液が滞った状態
歩く姿は百合の花→百合のようにふらついた歩き方。精神的に不安定な状態