ミミンガー
みみんがー
「アフリカジャングルの使者」を自称する悪霊怪人
概要
大首領に捧げるための千の耳を求めて、人々を襲っては耳を奪っていた怪人で、人々からは耳食いお化けと恐れられていた。すでに九百九十九組の耳を集め、千組目の耳に筑波洋の耳を捧げようとする。鼻で相手の耳を吸着し奪い取る。この鼻には仕込み刀があり、洋の耳を奪い取ろうとした際にだけ見せた。
アフリカのジャングルの奥地で会得した悪霊寄せの術でアリコマンドに平家の霊(女官×2、僧侶×2、武者1人)を降霊させ、自身も耳を奪ったタカシ少年に変身し耳なし芳一の霊を自称。念力で洋達を苦しめ、がんがんじいが介入してこなかったら洋は危うく耳を取られるところだった。
ミミンガーが呼び寄せた平家の悪霊と戦った洋は悪寒を覚え、かつて耳なし芳一がそうした如く、谷源次郎の紹介で知り合いの住職(ひょっとして赤心寺の関係者?)の元、護符をつけて瞑想、護符と住職の力でミミンガーを追い返した。タカシ少年を人質に再度耳を奪おうとしたが、洋が耳なし芳一の話に倣って耳を含めた全身に梵の字を施されたため術が効かず、刀を武器に直に戦うことになった。
身に纏っている落ち武者風の鎧(術の一環も兼ねていると思われる)のため防御力もあるが、保護されていないわき腹が弱点で、そこをチョップで突かれて99の技の一つ風神地獄落としで倒された。
ミミンガーが倒されたことでタカシの耳も元に戻った。(他の犠牲者には触れられていないが同じく元に戻ったと思われる)