ノルウェー

のるうぇー

北ヨーロッパに位置する立憲君主制王国。

※ヘタリアのキャラクターについてはノル君の項を参照。

概要

北欧地方に位置する国家。

人口は約530万人。

北欧諸国の中で唯一EUに加盟しておらず、独自のスタンスを貫いている。

ノーベル平和賞の授与をおこなっていることでも有名。

国土の北のほうが北極圏に位置するほどの北国にもかかわらず（オスロは北緯60度である）、北大西洋海流の運んでくる暖かな海水のおかげで気候はそれほど寒冷ではない。

なんと世界最北のサンゴ礁がある。

漁業と石油産業が盛んな、資源豊富な国。アイスランド、日本と並ぶ捕鯨国でもある。

豊富な石油・漁業資源を背景に、世界に冠たる福祉国家となっており、海運業や林業も盛ん。

世界で最も物価の高い国の１つであり所得税率も高いが、それに耐えうるだけの高所得社会を実現している。

日本と同じ立憲君主制の国である。

現国王は、グリュックスブルク家のハーラル5世(位:1991年1月17日～)である。

国王の権限は、儀礼的な行為のみ行う。

立法府は、ストーティングの一院制。169名の議員からなり、議員は比例代表制で選出される。また、ノーベル平和賞の受賞者を決定するノルウェー・ノーベル委員会の委員はストーティングにより選出される。

行政府は、首相を中心とした内閣にあり議院内閣制である。

司法府は、裁判所である。

EC・EU加盟を問う国民投票が過去2回行われたがいずれも反対派が勝利し、現在もEUに属していない。これは資源が豊富で経済的に困っていないうえ、捕鯨をめぐってEU諸国と対立しており、EU加盟により福祉水準の低下や、手厚い農業保護政策の撤廃が強いられることが懸念されたためである。

また、犯罪者の更生率が高い国でもあり、再犯率も低い。