概要
『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーゾルダの使用する大砲。
シュートベントで召喚され、マグナギガの両腕を模している(前半分が右腕の「ギガバレル」、後ろ半分が左手の「ギガハンド」に相当)。ゾルダの身の丈よりも大きく、射程は10kmを誇り、建物の陰に隠れたミラーモンスターを一撃で建物ごと吹き飛ばすほどの威力と命中精度を有する。反動は非常に大きく、発射する際にしっかり腰を落として撃ってもズズズと後ろに引き下がるほど。その反動を抑える為、アンカーが付いた「ギガアーマー」で固定することもあった。
本編中では「ゾルダの死を偽装する」というシーンで実行している。
放送当時に販売されていた玩具では、ギガアーマーに乗せた射撃ポーズを安定させる為、このギガランチャー後端にディスプレイスタンドを付けられるようになっていた。
なお、ここまで大袈裟な武器にもかかわらず、AP(アタックポイント=攻撃力)はたったの2000であり、ゾルダのもう1つのシュートベントである「ギガキャノン」のほうが威力も取り回しも上。なのに、ゾルダはギガランチャーをファイナルベント「エンドオブワールド」に並ぶ決め手としてよく使っていたことから、低確率で敵を即死させる武器なのかもしれない。
こっちの方が撮影ラクそうだし
ゾルダはシュートベントの武器を2つ(ギガランチャー/ギガキャノン)持っているが、『仮面ライダードラゴンナイト』でゾルダに相当する仮面ライダートルクは、背中に背負う武器・ギガキャノンの方を「ランチベント」のカードで召喚する。
昼食(LUNCH)ではない。ランチャーのランチ(LAUNCH)で、「発射する」という意味である。
関連項目
デネビックバスター:プロデューサーと脚本家が同じ作品の牛モチーフのライダーが使用する大砲型武器。こちらも敵怪人を一撃で吹き飛ばすほどの威力と命中精度を有するが、発射する際にしっかり腰を落として撃ってもズズズと後ろに引き下がるほどの強烈な反動が生じる。