『これも、これも、これも!美しくないんだなぁ、アナザーアースの物は…… フフフ、教えてやらなきゃねぇ……最高の「芸術作品」というものを』
CV.緒方文興
概要
エヴォリアンの幹部で、名前の由来は世界的に有名な芸術家ミケランジェロから来ている。「~なんだなあ」が口癖。
フルネームはミケラ・ヒェン・エンガキン・メッツァクーツァ・デーモスゴーウィン。
巨大な絵筆を使い、三色の絵の具から動物、植物、器物を一つずつ描き、生命の実で命を吹き込んで怪人『トリノイド』を生み出す。
ただ相棒であるヴォッファ共々おとぼけであり、トリノイドにもその性格が顕著に現れている。ただし、これはアナザーアースで戦いが進む中で生じていった変化であり、最初の地球侵略の際、密かに送り込んでいたドラゴンドラン、ヒルリンドウ、テンサイキックの三体は至ってシリアス。またここぞという時の作戦はえげつないものが多い。
芸術家故に戦闘は苦手だが、両手からエネルギー弾を発射し、ターゲットを絵に変えて図鑑に収納する事ができるなど、戦闘能力はそれなりにある。
リジェの誕生日を祝おうとしたり、ジャンヌと彼女の恋人だった者の境遇を憐れんだりと身内の情もいくらか持ち合わせている様な言動も見られる。
たまに地球へ出張し、様々な物を発見しては図鑑に収納してコレクションしているようだ。
最期はデズモゾーリャによってヴォッファと融合した(というか本来の姿に戻った)デズモヴォーラとなってアバレンジャーと戦闘。しかし最終的には敗北し、「やめて~!?」と叫びながら爆散した。
トリノイドの中ではヤツデンワニだけが唯一生き残った。
余談
声を演じる緒方氏は、昨年の忍風戦隊ハリケンジャーにて、恋煩い忍者チューピッドの声を担当していた。
次の出演は、4年後の轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊の、時の魔神クロノス役である。
関連タグ
プリプリカン:恐竜スーパー戦隊第1作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』における怪人作り担当の先輩。
クランチュラ:同じく地球の物を芸術的などと言ってコレクションしたりする芸術系の幹部。怪人作り担当しているのも共通