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アローバースの編集履歴

2021-08-29 19:24:56 バージョン

アローバース

あろーばーす

アローバース(ArrowVerse)は、ドラマ『ARROW/アロー』から始まったDCコミック原作のドラマを同一世界観で扱うユニバース。DC映画とも繋がりがあるため定義が曖昧だが、主にTVシリーズで活躍するTheCW製作ドラマを差す。

→ 登場人物については「アローバースの登場人物」を参照。

ドラマ作品

シンボル:アローARROW/アロー(原題:ARROW)                 DCヒーロー「グリーンアロー」の単独ドラマ。2012年から始まって以降、正統派ヒーロー物である『フラッシュ』が始まるまでの二年間、「能力者がいないリアル調の世界観」でアローバースの土台を築いてきた。MCUにおけるアイアンマン的な存在。2019年のシーズン8をもって完結。


シンボル:ザ・フラッシュTHE FLASH/フラッシュ(原題:THE FLASH)            DCヒーロー「フラッシュ」の単独ドラマ。『アロー』シーズン2でフラッシュになる前のバリー・アレンがカメオ出演し、翌年の2014年から主演ドラマがスタート。タイムトラベルや時空移動を扱う。シーズン2から別アースの存在が明らかになり、平行世界という世界観を掘り下げてアローバースを形成した。シリーズ人気No1の作品でもあり、アローバースの屋台骨を支えている。


シンボル:スーパーガールSUPERGIRL/スーパーガール(原題:SUPERGIRL)          DCヒーロー「スーパーガール」の単独ドラマ。2015年から放映開始。CBS製作だったがシーズン2から放送局をTheCWに移籍。S1×18でフラッシュと共演し、翌年の大型クロスオーバー「インベーション」から『フラッシュ』以外の作品とも共演するようになった。


シンボル:レジェンド・オブ・トゥモローレジェンド・オブ・トゥモロー(原:DC's LEGENDS OF TOMORROW)                  DCヒーローとヴィランが活躍する単独ドラマ。『アロー』と『フラッシュ』2回目のクロスオーバー直後である2015年(新年)から放映が開始。  チームものであるため主人公はいないが、シーズン6までレギュラーキャストを張り続けたホワイトキャナリー/サラ・ランスが作品の顔として扱われ、TheCW版ジャスティスリーグの創設メンバーとなった。


シンボル:ブラックライトニングブラックライトニング(原題:BLACK LIGHTNING)         DCヒーロー「ブラックライトニング」の単独ドラマ。2017年から放映開始。『アロー』と同じTheCWで放送されているものの、アローバースには属さない作品だったが、大型クロスオーバー第4弾「クライシス・オン・インフィニット・アース」にてアローバースとの合流を果たした。


シンボル:バットウーマンBATWOMAN/バットウーマン(原題:BATWOMAN)               DCヒーロー「バットウーマン」の単独ドラマ。大型クロスオーバー第3弾である「エルスワールド」で異例の初登場を果たし、2019年から放映開始。しかし、ケイト・ケイン役ルビー・ローズのSNS発言等によって著しく作品評価を落としてしまい、シーズン1で彼女の降板が決定。新たにライアン・ワイルダー役ジャヴィシア・レスリーがバットウーマンを引き継いでシーズン2を迎える。シーズン1のラストでブルース・ウェインの姿が明らかになった。


スターガール(原題:STARGRIL)                  DCヒーロー「スターガール」の単独ドラマ。「クライシス・オン・インフィニット・アース」でカメオ出演し、2020年から本編がスタートした。DCユニバース制作の作品だったが、シーズン2以降はTheCWが製作となる。既にクロスオーバーの計画が始動している。


スーパーマン&ロイス(原題:SUPERMAN&LOIS)          DCヒーロー「スーパーマン」の単独ドラマ。2021年2月から放映開始。当初は二人の子供は一人だったのだが、「クライシス・オン・インフィニット・アース」の世界改変を経て子供が二人になった。妻ロイス・レインと子育てに奮闘するスーパーマンが描かれる。第1話がIMDbでアローバースシリーズ最高評価を獲得。シーズン2の製作が決定した。


クロスオーバー作品

2014年:フラッシュVSアロー(原題:Flash vs. Arrow)

最初のクロスオーバー。『フラッシュS1×08』『アローS3×08』全2話。アローとフラッシュが共闘。独立したヒーロードラマ同士での初共演。「容赦ない人間グリーンアロー」と「優しい超人フラッシュ」というバットマンとスーパーマンの構図に近い対比が為されている。


2015年:ヒーローズ・ジョイン・フォース(原題:Heroes Join Forces)

二回目のクロスオーバー。『フラッシュS2×08』『アローS4×08』全2話。ホークマンとホークガールが初登場。直後である新年から『レジェンド・オブ・トゥモロー』が放送開始。

ヴァンダルサベッジとの戦い。


2016年:インベージョン!(原題:Invasion)

大型クロスオーバー第1弾。『スーパーガールS2×08(ラスト5分)』『フラッシュS3×08』『アローS5×08』『レジェンドS2×07』全3話。それらを収録した日本語版DVDが発売中。地球に襲来したエイリアンとの戦い。


2017年:クライシス・オン・アースX(原題:Crisis on Earth-X)

大型クロスオーバー第2弾。『スーパーガールS3×08』『フラッシュS4×08』『アローS6×08』『フラッシュS4×08』『レジェンドS3×08』全4話。それらを収録した日本語版DVDが発売中。アース1に侵攻してきたアースX(53)ヒーローとの戦い。


2018年:エルスワールド(原題:Elseworlds)

大型クロスオーバー第3弾。『フラッシュS5×09』『アローS7×09』『スーパーガールS4×09』全3話。それらを収録した日本語版DVD/BDが発売中。

下記のクライシス前哨戦。ドラマ開始を前にバットウーマンが初登場。


2019年:クライシス・オン・インフィニット・アース(原題:Crisis on Infinite Earths)

大型クロスオーバー第4弾。『スーパーガールS5×09』『バットウーマンS1×09』『フラッシュS6×09』『アローS8×08』『レジェンドS5×01』全5話。それらを収録した日本語版BD/DVDが発売中。未来のバリーが行方不明となった大事件。あくまで外伝的だった他のクロスオーバーとは異なり、それぞれの単独作の設定に多大な影響を与える物語となっている。DCコミックの超大作「クライシス・オン・インフィニット・アース」を原作とする。

過去のDCコミック映像化作品から多数のゲストが出演。以下、出演した登場人物。

・超音速ヒーロー ザ・フラッシュ「ザ・フラッシュ」   ジョン・ウェズリーシップ

・スーパーマン リターンズ   「スーパーマン」    ブランドン・ラウス

・ヤングスーパーマン      「クラーク・ケント」  トム・ウェリング

・怪鳥人間バットマン      「ロビン」       バート・ウォード

・バットマン:アニメイテッド  「バットマン声優」   ケヴィン・コンロイ

・ゴッサム・シティ・エンジェル 「ハントレス」     アシュレイ・スコット

・ブラックライトニング     「ブラックライトニング」クレス・ウィリアムズ

・ジャスティスリーグ      「ザ・フラッシュ」   エズラ・ミラー

この他にも多数のゲストが出演する。


2020年:特に無し

『スーパーマン&ロイス』と『バットウーマン』のクロスオーバーが予定されていたが、コロナ渦の影響もあり行われなかった。代わりに『アロー』のジョン・デイグルが各作品に一話ずつカメオ出演した。グリーンランタンをやる布石だと思われる。


2021年:アルマゲドン(原題:ARMAGEDDON)

※アニメ『ヤングジャスティス』S2に登場したデスペロ ↑

2021年に行われると発表された大型クロスオーバー第5弾。『フラッシュ』S8×1~S8×5の全5話。リバースフラッシュ、バットウーマン、ブラックライトニング、アトムが登場するとアナウンスされた。地球に襲来してきた宇宙人デスペロと戦う。


マルチバース(平行世界)

※2019年の「クライシス・オン・インフィニット・アース」を経て各アースに変化が生じた。ただし、そのままのアースもある。クライシス前まで存在していたアースをプレ・クライシス(Pr)、クライシス後に誕生したアースをポスト・クライシス(Po)とする。

  • アース1(Pr)

『アロー』『フラッシュ』『レジェンド』『バットウーマン』の舞台。大型クロスオーバー三作の主戦場であり、アローバースの根幹。


  • アース2(Pr)

『フラッシュ』で最初の別アースとして存在が明らかになった。メタヒューマンではないバリーのドッペルゲンガーがいる。ゴリラシティがあり、DCヒーロー「アクアマン」で有名な海底都市アトランティスもあるとされる。


  • アース3

 バリーの父ヘンリー・アレンに瓜二つのフラッシュ「ジェイ・ギャリック」がいる。『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ』『フラッシュ』でトリックスターを演じたマーク・ハミルがこのアースのトリックスターとしても登場。


  • アース9

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『タイタンズ』の世界。


  • アース15

『フラッシュ』S6×02でジェイギャリックの平行世界分析ボードに名前が記されていた。添え書きによると1985年に滅亡したらしい。これは原作「クライシス・オン・インフィニット・アース(1985年発刊)」にて誕生したスーパーボーイ・プライムがアース15を滅亡させたエピソードを示している。


  • アース19(Pr)

 別アースからの攻撃を受けて壊滅しかけた歴史を持ち、次元移動は重罪。たびたびアース19のフラッシュであるアクセレイテッドマンがカメオ出演する。


  • アース38(Pr)

『スーパーガール』の舞台。スーパーマンも活躍している。宇宙人の風当たりが厳しい。


  • アースX

「クライシス・オン・アースX」の舞台。ナチスに支配された世界。アース1(Pr)のリバースフラッシュとスーパーガール、グリーンアローのドッペルゲンガーが軍隊を率いてアース1(Pr)に侵攻した。


  • アース66

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『怪鳥人間バットマン』の世界。


  • アース89

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『バットマン(映画)』の世界。


  • アース90

「エルスワールド」で登場。

『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ』の世界。ジョン・ウェズリーシップ演じるフラッシュが危機を知らせにアース1(Pr)へ時空を超えてやって来た。彼曰く、アース90のジョン・ディグルがグリーンランタンであるらしい。この世界のジャスティスリーグと思われるヒーロー達がモニターのテストに破れて敗北、滅亡した。


  • アース96

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『スーパーマン リターンズ(映画)』の世界。


  • アース99

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

 長年バットマンの声優を務めてきたケヴィン・コンロイが演じるブルース・ウェインがいる。


  • アース167

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『ヤングスーパーマン』の世界。


  • アース203

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『ゴッサム・シティ・エンジェル』の世界。


  • アース666

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『ルシファー』の世界。


  • アース?(Pr)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『ブラックライトニング』の世界。


  • アース?

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『DCエクステンデットユニバース』の世界。


  • アースプライム(Po)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『アロー』『ザ・フラッシュ』『スーパーガール』『レジェンド』『ブラックライトニング』『バットウーマン』の世界。クライシスを経てアース1、アース38、ブラックライトニングのアース――3つのアースが融合して誕生した。

 融合時の歴史改変によって元々フラッシュやスーパーガール等が一緒に活躍していたことになっており、世間にも知れわたっている。グリーンアローの意思を受け継いだヒーロー7人によってジャスティスリーグが創設された。

 名称がアース1にならなかったのは、そこに映画群(DCEU)を据えるためだと思われる。また、原作DCコミックでのアースプライムはスーパーボーイ・プライムが誕生した不吉なアースである。


  • アース2(Po)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『スターガール』の世界。ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカが存在する。


  • アース12(Po)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

 映画『グリーンランタン(2011)』の世界。


  • アース19(Po)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『スワンプシング』の世界。


  • アース21(Po)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。

『ドゥームパトロール』の世界。


  • アポコリプス

 DCユニバース最強の悪「ダークサイド」がいる世界。

 アローバースの劇中には登場していないが、『ジャスティスリーグ スナイダーカット』で登場。「別世界」の存在を示唆する台詞があった。原作DCコミックにおいてアポコリプスという次元が単一で存在しており、それに伴ってダークサイドもマルチバースに1人しかない設定であるため特筆。『ヤングスーパーマン』にも一瞬ダークサイドが登場しているが、同一人物であるかは不明。


「DC映画・ドラマ」解説図簡単な見取り図                  (イラスト上部がクライシス前、下部がクライシス後)


ヒーローチーム

ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ

 DCコミックにおける過去のヒーローチーム

 アメリカンコミックにおける最初のヒーローチームでもある。DCコミックにおいて最も有名なヒーローチーム「ジャスティスリーグ」の前身。2020年開始のドラマ『スターガール』ではストーリーの主題として扱われる。


リージョン・オブ・スーパーヒーローズ

 DCコミックにおける未来のヒーローチーム

 現代のヒーローたち(ジャスティスリーグ)の子孫や次世代が活躍するチーム。

『スーパーガール』においてブレイニャック5がレギュラーキャストとして活躍している。


ジャスティスリーグ

 DCコミックにおける現代のヒーローチームであり、最も有名なヒーローチーム。

 はっきりとした名称は出ていないが、以下のようにドラマ内で存在が仄めかされていた。

・『フラッシュ』S1×20タイムボルトで「バリーが創設メンバーである」とギデオンが発言。

・『フラッシュ』S5×03未来からやってきたノーラが「リーグ」というヒーローチームの存在を発言(日本語吹き替え版では「ジャスティスリーグ」と先走った翻訳をされている)。

 2019年のクロスオーバー「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて結成された。

 創設メンバーはザ・フラッシュ、スーパーガール、ホワイトキャナリー、バットウーマン、ブラックライトニング、スーパーマン、マーシャン・マンハンターの7人。


関連作品

コンスタンティン(原題:CONSTANTINE)

 NBC制作のDCドラマ。シーズン1で打ち切りとなったが、同じ役柄でマット・ライアンが『アロー』S4にゲスト出演。その後、『レジェンド』の主要キャストとなった。 マット・ライアンはアニメーションでもコンスタンティンを演じている。

「クライシス・オン・インフィニット・アース」ではオカルト面を一身に担当しており、ラザラスピットの発見や、ルシファーとの邂逅、スペクターとの面識など、ユニバース作品として重要な役割をいくつも果たした。


超音速ヒーロー ザ・フラッシュ(原題:THE FLASH)

「エルスワールド」にて俳優ジョン・ウェズリーシップが『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ』のスーツでアース90のフラッシュ/バリー・アレンを再演。唯一、前回のクロスオーバーから「クライシス・オン・インフィニット・アース」と続けざまに登場した。

 ジョン・ウェズリーシップは他にも『フラッシュ』でヘンリー・アレン(バリーの父)、ジェイ・ギャリック(アース2のフラッシュ)の計3役を演じている。

『スターガール』シーズン2でアース2のフラッシュ/ジェイ・ギャリックとして再登場する。


ヤングスーパーマン(原題:SMALLVILLE)

 単なる別作品ではなく『アロー』の前にTheCWで製作されたDCドラマであり、アローバースの前身ともいえる作品。主人公である若きスーパーマンだけでなく、グリーンアローやフラッシュなど多数のヒーローが登場し、単独ドラマながらユニバース的な作品だった。

「エルスワールド」にてドラマ内のグリーンアローの姿をしたヒーローがカメオ出演し、更に劇中でテーマ曲「SAVE ME」が流れるなど、下記のクライシス直前に特別な演出が散りばめられる。

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にスーパーマン役トム・ウェリングとロイス・レイン役エリカ・デュランスが再演。デュランスは『スーパーガール』でカーラの実母も演じている。クライシスではドラマ終了後に発刊されたコミック版「SEASON11」の設定を踏襲している。


スーパーマン リターンズ(原題:SUPERMAN RETURNS)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて俳優ブランドン・ラウスが再びスーパーマン/クラーク・ケントを再演。ブランドン・ラウスは現在『レジェンド』でアトムを演じている。DCコミックの傑作「キングダム・カム」スーパーマンのスーツを身に纏う。

元々、『スーパーマン(1978年)』及び『スーパーマンII/冒険篇(1980年)』の続編として製作されており、それらの設定も劇中で踏襲された。


怪鳥人間バットマン(原題:Batman)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にロビン役バート・ウォードがカメオ出演した。


バットマン(原題:Batman)

バットマン リターンズ(原題:BATMAN RETURNS)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にアレクサンダー・ノックス役ロバート・ウールがカメオ出演した。


ゴッサム・シティ・エンジェル(原題:Birds of Prey)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて俳優アシュレイ・スコットが再びハントレスとしてカメオ出演した。


グリーンランタン(原題: Green Lantern)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて同作のカメオ演出があった。

 アローバース製作の指揮の一人であるマーク・グッゲンハイムが脚本・監督を務めていた映画。ゆくゆくは映画「ジャスティスリーグ」まで続く予定だったが、興行の不振から続編の製作が頓挫。主人公ハル・ジョーダンを演じていたのはライアン・レイノルズ。現在、彼の演じるMARVELの赤い奴に弄られており、不遇な扱いが多い。


TITANS/タイタンズ(原題:TITANS)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にロビン(ジェイソン・トッド)とホークがカメオ出演した。ホーク役アラン・リッチソンは昔『ヤングスーパーマン』にてアクアマン/アーサー・カリーを演じており、この辺りも踏まえたクライシスでのカメオ演出と思われる。

 ストリーミングサービス「DCユニバース」製作のドラマ。


ドゥームパトロール(原題:DOOM PATROL)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にネガティヴマン、サイボーグ、ロボットマン、エラスティガール、クレイジージェーンがカメオ出演した。

 ストリーミングサービス「DCユニバース」製作のドラマ。


スワンプシング(原題:Swamp Thing)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にスワンプシングがカメオ出演した。

 ストリーミングサービス「DCユニバース」製作のドラマだったが、製作側で予算での食い違いがあったためにシーズン1で打ち切り。しかし、その後TheCWが放映権を買い取ったため、『スターガール』のように同局で続編が製作される可能性がある。スワンプシングはDCコミック原作においてコンスタンティンが初登場した作品であり、同キャラと共演することも多い。


LUCIFER/ルシファー

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にルシファー・モーニングスター役トム・エリスが出演。原作「サンドマン」で繋がりをもつコンスタンテインとの邂逅を果たす。トム・エリスはクライシス放映前「出演しない」と嘘をついていた(悪魔は嘘つき)。

 余談であるが、ルシファー(トム・エリス)はマーカス・ピアース役であるトム・ウェリング(『ヤングスーパーマン』のスーパーマン)と劇中でキスを交わしたことがある。


バットマン(アニメイテッド、ゲーム)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にアニメ・ゲームで長年バットマンの声優を演じるケヴィン・コンロイがDCコミックの傑作「キングダム・カム」のブルース・ウェインとして出演。


DCエクステンディッド・ユニバース(DCEU)

「クライシス・オン・インフィニット・アース」にフラッシュ役エズラ・ミラーが出演した。

 現行のDCコミックの映画ユニバースであり、DCキャラクターの実写化もドラマより常にこちらが優先されている。デスストロークなどは映画の影響でドラマでの出番が減ったキャラクターである。これらの理由からドラマとのクロスオーバーは望み薄という認識であったがザ・フラッシュ/エズラ・ミュラーが「クライシス」に出演し、視聴者を驚かせた。


グリーンランタン(仮)

 HBOmaxで新たに製作されるDCヒーロー「グリーンランタン」の単独作。

 アローバースの製作指揮の一人であったマーク・グッゲンハイムが脚本に携わる。『アロー』最終回でジョン・デイグルがグリーンランタンとなった描写があり、今後アローバースとのクロスオーバーが期待される。


アニメ作品

・VIXEN/ビクセン(原題:VIXEN)

『レジェンド』に登場するビクセンが主人公のアニメーション作品。

・FREEDOM FIGHTERS: The RAY

「クライシス・オン・アースX」に登場したレイを主人公にしたアニメーション作品。


その他

・原作『クライシス・オン・インフィニット・アース』の作者マーヴ・ウルフマンが「クライシス・オン・インフィニット・アース」にカメオ出演した。また、2020年よりマーク・グッゲンハイムと共同で原作『クライシス・オン・インフィニット・アース』のスピンオフを製作・刊行する事が決定。アローバースに登場するヒーローがドラマのデザイン準拠でコミックに登場する。


放送局「TheCW」について

『ヤングスーパーマン』でノウハウを積み、DCコミックスの実写ユニバース「アローバース」を作り上げた。元々はCBS制作だった『スーパーガール』や、ストリーミングサービスDCユニバース製作の『スターガール』を取り込むなど、ユニバースの拡大に積極的。


 他会社のアメコミドラマに比べて話数が多く、絵作りが若干チープになりがち。その一方で大型クロスオーバーとは別に単独作の中でミニクロスオーバーを行うなど製作のフットワークが軽く、TheCW制作のDCドラマは長寿な傾向にある。


 放送局の方針か、登場人物に女性ヒーロー・同性愛者がやや多い傾向がある。DCコミック原作やメディアミックス含め、女性がワンダーウーマンだけの作品も多い中、2019年に結成されたTheCW版ジャスティスリーグには女性が3人もおり、局の制作方針を窺える。


 また差別問題に厳しく、6年前に人種・女性差別ツイートをした『フラッシュ』のエロンゲイデッドマン役ハートリー・ソーヤーはドラマのレギュラーメンバーであるにも関わらず解雇された。そのためシーズン7以降には登場しない。


オススメ視聴方法

 NETFLIXで『アロー』『フラッシュ』『ブラックライトニング』が、

  Hulu で『フラッシュ』『ス-パーガール』『レジェンド』が、

  Amazon で『アロー』『フラッシュ』『スーパーガール』『レジェンド』が視聴できる。


 どのストリーミングサービスも無料体験期間があってお得だが、各作品がバラけているので大型クロスオーバーを通して視聴するには、これらのサイトを行き来しなければならない。また「Huluの『フラッシュ』のみ他よりも配信が1年早い」「Amazonは無料視聴の入れ替わりが特に激しい」など細かな違いがあるため事前の調査が推奨される。

 また、どの作品から見るか迷っている方はアローバース随一の人気作である『フラッシュ』からの視聴をお勧めする。


関連タグ

アメコミ / DCコミック

ジャスティスリーグ / DCEU / DCユニバース


外部リンク

アローバース - Wikipedia


インベーション              - ワーナーブラザーズ公式サイト

クライシス・オン・アースX         - ワーナーブラザーズ公式サイト

エルスワールド              - ワーナーブラザーズ公式サイト

クライシス・オン・インフィニット・アース - ワーナーブラザーズ公式サイト

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