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ドラヤキ星人の編集履歴

2021-09-05 01:44:08 バージョン

ドラヤキ星人

どらやきせいじん

テレビアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクター。

概要

2021年9月4日のドラえもん誕生日スペシャル『どら焼きが消えた日』に登場。

どら焼き触手状の器官が生えたような姿をした宇宙人。なお、「ドラヤキ星人」は正式な名称ではない(詳細は後述)。

地球侵略を目論み日本時間の9月3日(ドラえもんの誕生日)に先遣隊2名を送り込んだが、これが思わぬ事態を引き起こす。


構成員

頭頂部にいちご大福らしきものを載せている。


出来事

誕生日当日、どら焼きのフルコースで祝福されることを楽しみにしていたドラえもんだったが、起床するとなぜか1日経過した9月4日になっていた。「誕生日は昨日祝った」と断言する野比家の面々を訝しみながらのび太の部屋に戻ったドラえもんの前に「ドラヤキ星人」を名乗る2人組が現れ「同胞をたくさん食べたお前への報復として、誕生日を食ってやった」と発言し、驚いたドラえもんは部屋を飛び出して行ってしまう。


実は、この2人組は「変身ドリンク」を飲んで姿を変えたスネ夫ジャイアンで、ドラえもんを驚かせるサプライズパーティーの前段階だった。

主導していたのはのび太・しずか・スネ夫・ジャイアン・そしてドラミで、野比夫妻も協力してドラえもんを騙し、家じゅうの時計やカレンダーを9月4日に直すほどの念の入れようだった。


一方、疑心暗鬼になったドラえもんは空き地にて偶然「ドラヤキ星人」そっくりの異星人と遭遇し、「空気砲」で先制攻撃を仕掛けるが、頭が少し凹んだだけですぐに復帰し、逆に超音波攻撃を受けてドラえもんは気を失う。

この2人こそ地球侵略のために来た「本物の」ドラヤキ星人であり、ドラえもんの直近の記憶をスキャンして初めて「どら焼き」の存在を知り、それが自分たちにとって大きなエネルギー源になることを知って侵略計画を実行に移す。


結果、パーティー会場の設営を進めていた裏山にて星人vsドラえもん・のび太・スネ夫・ジャイアンの戦闘が発生。スネ夫は違和感を覚えて戸惑うが、のび太とジャイアンは「ドラミちゃんの仕込みだ」と勘違いし、本気でどら焼き防衛のため奮戦するドラえもんに合わせ恐れず戦う。

ドラえもん達は当初、空気砲、「ひらりマント」、「瞬間接着銃」、「ころばし屋」、「おもちゃの兵隊」、「ムードもりあげ楽団」で応戦していたが、追い込まれた星人は通信士が持ってきたどら焼きを食べ、司令官を中心に合体しハエトリソウのような巨大怪獣と化す。


ひらりマントを溶かす(ただし原作版ではひらりマントが破損してしまう〈攻撃を跳ね返せなかった〉描写は一切存在せず大長編版恐竜』及び『宇宙開拓史』、「ぼく、桃太郎のなんなのさ2008」における描写を見れば分かる通り、原作版及び水田わさび版アニメにおけるひらりマントは、本来なら攻撃がマントに命中していない状態でも問題なく跳ね返せるのだが)ほどの熱線を放ちドラえもんを窮地に追い込むが、実は彼らの身体にとってどら焼きは過剰なエネルギーであり、体調を崩して合体を解除、撤退を余儀なくされた。

直後、戦場となった会場に戻ってきたドラミの発言から、戦っていた相手が本物の侵略者だったことを知ったのび太たち3人はショックで卒倒。

芝居の筈が、本物のドラヤキ型宇宙人の侵略が起きるというとんでもない偶然にパニックになる5人だが、一方で全部サプライズの仕込みだったと安心したドラえもんは、何も知らずに大喜びでドラ焼きタワーにかぶりつくのだった。


ちなみに、この後「メロンパン星人」なる別種の異星人も侵略を目論んでいたが、ドラヤキ星人たちが撤退する様子を見て計画を見直し撤退していった。


備考

構成員を演じた前野智昭氏と小松未可子氏は、夫婦揃っての共演となった。


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