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擬態化の編集履歴

2021-09-29 06:52:32 バージョン

擬態化

ぎたいか

本来の姿とは異なる形状に変化し、他者の目をあざむくこと。

自然界における擬態化

生物が他の大きな生物に捕食されるのを防いだり、逆に捕食対象となる生物を油断させるために体の色や模様、形状を周囲の草や木、岩に似せて目立たなくする動作や能力のこと。代表的なものにはカメレオンの体色変化やカレイが海底の砂に潜伏する習性が挙げられる。


忍者が建造物の壁と同じ模様の風呂敷を広げて追手の目をごまかす隠れ身の術や、軍事における迷彩服も自然界の擬態化に着想を得ている点で人間による擬態化の一種と言える。


フィクションにおける擬態化

この節にはR-18に該当する内容が含まれます。

フィクション作品においては変身能力の一類型として擬態化が描写される場合がある。「変身」では他人への成りすまし変身ヒーローのようなフォームチェンジを包摂するため余りにも意味が広くなり過ぎることや、自然界における生物の擬態化と同じように自発的な意思での変身である(石化などの状態変化のように、意に反したものではない)ことを明確化すること、さらに人間態(亜人種を含む)とは全く形状が異なる生物や無機物に対する「擬人化」の対義語としての位置付けにより「擬態化」と表現することが適当と言えるが、シチュそのものは古くから存在したのに対してジャンルの名称は長く定まらなかった経緯がある。


また、この節で説明するシチュにおける擬態の目的は自然界のそれと同じように「他人から正体を認識されなくする」ことにあるため、例えば平時は人間態で戦闘時に武器へ形状を変化させるようなタイプの変身はこの種の「擬態化」とは言い難い。


フィクションで擬態化が描かれる場合、肉体を変身能力者の着衣も含めて形状変化させるパターンと既存の物体に憑依して自在に動かすパターンがあるが、この2通りの系統は作中で混同されることも珍しくなく、明確に使い分けられることは余り無い。


擬態化の目的

他人のプライベートな空間に気付かれず潜入する能力のため、諜報活動に利用される。古くは『ふしぎなメルモ』や『ひみつのアッコちゃん』をはじめ、特殊な能力やアイテムを持った主人公(特に魔法少女)が他人に警戒されないように接近する手段として動物に変身するシチュエーションが描かれることが多かった。


しかし、近年のフィクション作品において擬態化が描写されるのはほとんどがお色気、ないし直球のエロが絡む描写となっており、能力やアイテムを使用するキャラクターの多くが下心丸出しで行動する男性として設定されている。特に、擬態化能力で女の子下着に変身するシチュは定番中の定番と言えるだろう。


このシチュではunaware、つまり相手が自分の存在を(特定個人かどうかに関わらず、1人の人間として)認識していない状態であんなことやこんなことをする所にポイントがあり、透明人間認識阻害(『ドラえもん』に登場するひみつ道具石ころぼうし」は『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』にて、この仕組みで相手から認識されなくなると説明されたことがある。ただし原作版の作中では、この道具の原理が説明されたことはない)ないし縮小化シュリンカー)が近接するものに挙げられる。


擬態化した状態でも五感はフルに機能している場合がほとんどで、作品によっては変身した物体の一部分を性器に変化させて至近距離から視姦したり愛撫で性感を刺激するシチュが多く、R-18作品ではレイプに及ぶケースもある。


擬態化によるプレイ

実も蓋もない言い方をすれば「なんでもあり」で、非常に多くのバリエーションが存在するため以下に挙げるシチュはごく一部に過ぎない。

特に『へんし~ん!』シリーズが代表的だが、一面識だに無い相手を犯すモブ姦との親和性が非常に高いのが特徴と言える。


また、特定のヒロインに焦点を絞った場合は変身した主人公が昼夜を通して性感開発に勤しむ描写も見られる。


擬態化を題材にしたフィクション

このシチュをメジャーにしたのはMay-BeSoftの『へんし~ん!』シリーズ、特に第3作『へんし~ん!!!~パンツになってクンクンペロペロ~』が挙げられるが、ブランドの活動停止により後継作品も無い状態になっている。なお同シリーズで原画家を務めたあかざは、その後も擬態化シチュを採り入れた同人誌を出したことがある。


漫画では『MONOクロ』や『ニボシ君の変態』が代表的だが『ToLOVEる』でもこの種のエピソードが描かれるなど、部分的なものを含めると非常に多くの事例が挙げられる。


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