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世界まるごとHOWマッチの編集履歴

2021-10-05 11:23:06 バージョン

世界まるごとHOWマッチ

せかいまるごとはうまっち

世界まるごとHOWマッチは、TBS系列で放送されていたクイズ番組。

概要

毎日放送とイースト(現:イースト・エンタテインメント)の共同制作番組で、TBS系列局などで1983年4月から1990年4月5日まで放送された。司会は大橋巨泉

放送時間は当初木曜22:00-22:54に放送されたが、1984年10月4日から木曜20:00-20:54に変更された。


レギュラー解答者は石坂浩二ビートたけしケント・ギルバート(ネギルバート)、チャック・ウィルソン(ケチャック、けち・やくお)ら。

クイズそのものは「世界各国の珍商売、珍しい物の値段を現地通貨でいくらか当てる」という至ってシンプルな内容であったが、日本では想像もつかないような商売(実行すれば食品衛生法違反や霊感商法で逮捕されるようなものも含む)や当時知られていなかった珍品が問題になるためなかなか分からず、飽きがこない内容となっていた。


問題に採用された商品、サービスには以下のようなものがある。


クイズ概要

問題に対して解答者はフリップに解答の金額を書きこみ提示する。

見事的中させるとホールインワン賞となり世界一周旅行がプレゼントされる。ホールインワンではないものの近い金額だった場合、ニアピン賞となり十本で世界一周旅行がプレゼントされた。ニアピン賞となるかどうか微妙な解答の場合、仮のニアピン賞となり次に近い答えを出した時にニアピン賞が与えられた。

正解からあまりに遠い金額(原則2ケタ以上外れた金額)だった場合ロストボールとなりニアピンを一本没収される。番組中期からは没収されるニアピンがない状態でロストボール相当の大外しをやらかした場合、デビル人形が回答席の前に置かれる。

これらの成績は毎回リセットされるのではなく司会者席の背後にキープされ、次の出演回に引き継がれる。

デビルが誕生したのはビートたけしがニアピンを一本も持たない状態で難問が出された際、取られるニアピンがないのをいいことにいい加減な回答を乱発したことが原因である(デビルの顔はたけしに似せて作られていたため、特にたけしに対しては効果抜群だった)。


その他

  • 第10回『アメリカ横断ウルトラクイズ』の第7チェックポイントであるロサンゼルスにおいて、福留功男が出題時の巨泉のコールをパロディにしたことがある。実は該当特別番組は、初期を除いてはこの番組の真裏に当たる番組であった。
  • 巨泉はレギュラー解答者など親しい間柄の解答者には気さくに接していた。アメリカの豪邸の値段を当てる問題で「7000兆ドル」(放映された1987年当時のレートで約98)と言うアメリカの国家予算の数千倍の金額を書いた井森美幸のようなおバカキャラのタレントに対してはざっくばらん、ぞんざいな扱いをすることも多かった。
  • ナレーターの小倉智昭は巨泉をネタにすることも多かった。また、お色気ネタでは妙にテンションを上げまくっては巨泉の怒りを買ったり、糞真面目なナレーションをした時は巨泉から心配されたりしている(ただし巨泉の「ネタ」要素もある)。
  • 1986年4月3日放送の特番『春のスペシャル決定版・テレビまるごと大集合』では巨泉が同じく司会を務めていた『クイズダービー』のレギュラー解答者(当時産休中だった竹下景子を除く篠沢秀夫、山崎浩子、はらたいらの3人)によるクイズダービーチームが、石坂・たけしに番組の常連ゲストだった里中満智子を加えたHOWマッチチームと「HOWマッチ」で対抗戦を行った事があった。

関連タグ

クイズ番組 毎日放送 大橋巨泉 石坂浩二 ビートたけし 小倉智昭

クイズダービー - 同時期に放送されていた巨泉司会のクイズ番組。

風雲!たけし城 - この番組で紹介された「PHOTON」と言うゲームが番組誕生のきっかけの一つになった。

たけしの戦国風雲児 - 巨泉に似た刀鍛冶屋がゲーム中に登場。「はうまっち」と言うセリフも使用している。

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