概要
1933年6月6日、東京府東京市京橋区(現・東京都中央区銀座)に生まれる。
1948年にアテネ・フランセでフランス語を学び、1957年に学習院大学文学部フランス語学科を卒業。1959年に東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程修士課程を修了後、フランス政府給費留学生試験に合格し、1961年までパリに留学する。
帰国後の1962年より母校学習院大学の非常勤講師を務め、翌年には明治大学法学部の専任講師となり、1966年に助教授、1971年に教授に就任する。
1973年より学習院大学フランス文学科教授に就任し、2004年3月付で定年退職となった。
退職後の2008年頃から呂律が回らなくなり2009年に検査入院した病院で筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断される。同年4月に気道切開手術を受け、以降は夜間介護が必要となった。2015年には症状が悪化し、自ら意思表示をすることが難しい状態となっていたが、問いかけると表情を変えることはあったという。
2017年10月26日、肺炎のため東京大学医学部附属病院で死去。享年85(満84歳没)。
関連タグ
山中伸弥:ALSの治療で親交があった。