「Dr.ヒネラー、この鎌で人間共の世界をズタズタに切り裂いて御覧に入れます」
CV:岸野一彦
概要
緑色のカマキリ型ロボットを思わせる姿で、目が黄色い複眼になっており、
捩じれた刃の付いた巨大なデスサイズを持つ。
戦闘では大鎌から岩を切り裂く緑色の刃やカマキリの鎌に似たブーメラン、
複数の相手の動きを同時に見る複眼を持っている為、攻守共に隙が無い。
活躍
街で破壊活動を行っていると、メガレンジャーが駆け付けた為に交戦。
持ち前の能力で圧倒し、参戦したシルバーを相手取る中、彼の致命的な弱点を見つけてその場は撤退。
デスネジロに帰還後、シルバーの過去の戦いのデータから彼の変身時間に2分30秒と言う制限がある事を突き止める。
改めてメガレンジャーと戦い、駆け付けた裕作がシルバーに変身したのを見計らい、
予め時限爆弾を仕掛けた2丁の鎌のスイッチを入れて投げ付ける。
投げ付けた鎌で動きを封じられたシルバーは、空中で2分30秒と言うタイムリミットを迎え、鎌の爆発に巻き込まれてしまう。クネクネに妨害されて助太刀出来ず、
怒りに震えながらも彼の弔い合戦に向かう5人をカマキリネジラーは鎌の斬撃で返り討ちにする。
止めを刺そうとするカマキリネジラーだったが、
其処へオートスライダーに乗ったシルバーが空中から体当たりを喰らわせて来た。
殺した筈の相手が生きている事に驚きを隠せないでいると、シルバーは種明かしをする。
何と、シルバーは既にスーツ着用の時間制限の解除に成功しており、
前回の戦いで精細を欠いていたのも、 調整の為にスーツのパワーを押さえていた為だったのだ。
折角掴んだ弱点を克服されてしまったが、それでも片手からの光線で応戦するカマキリネジラー。だが、レッドのドリルセイバーとピンクのメガキャプチャーに畳み掛けられ、怯んだ所へシルバーのブレイザーインパクトを受け敗北してしまう。
直後にビビデビから巨大化ウイルスを注入されて巨大化すると、巨大戦ではメガボイジャーをブーメランで攻撃するも、逆に自分に投げ返されてダメージを受けた所へ、止めのボイジャースパルタンを叩き込まれて爆散した。
余談
カマキリモチーフの怪人は『ファイブマン』のカマキラーギン以来、7年振りである。
デザインを担当した阿部統氏は『百化繚乱[下之巻]』で、「巨大な複眼はカマキリの卵をイメージした」とコメントしている。
声を演じる岸野氏は『カクレンジャー』のテング以来、3年振りのスーパー戦隊シリーズ出演となった。2年後の『ゴーゴーファイブ』ではハレルヤンの声を演じる事となる。
関連タグ
カマキリ メガレンジャー ネジレジア サイコネジラー 戦隊怪人
カマキラーギン:『ファイブマン』に登場した、平成最初のカマキリ怪人。
カジヤオルグ:『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場する、中の人&第35話繋がりの戦隊怪人。