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アーロン・ウェイの編集履歴

2021-11-13 11:12:54 バージョン

アーロン・ウェイ

あーろんうぇい

「アーロン・ウェイ」とはゲーム『英雄伝説 黎の軌跡』に登場するメインキャラクターの一人である。

プロフィール

年齢19歳~20歳※
身長175cm
CV内田雄馬

黎の軌跡の劇中で誕生日を迎えている


概要

本作のメインキャラクターの一人。


カルバード共和国の第2の都市・《煌都》ラングポートの大東方人街で浮名を流す遊び人だが、表の最大の顔としては東方華劇女形役者で、その演技の優雅さは男女問わず魅了する程である。


出自

カルバード共和国・《煌都》ラングポート生まれ。父は不明だが、母の女手一つで育てられる。また、母とともに地元の組織『黒月』有力者一族のルウ家とは家族ぐるみの付き合いがあり、当代であるギエン・ルウ老やその子息ファン、孫令嬢であるアシェン・ルウとは長い親交があり、とりわけアシェンとは幼馴染の関係である。数年前に母は他界したが、今も母を尊敬している為か、年上の女性が好みのタイプである。アシェンも「マザコン気味」と言うほど。


黎の軌跡

煌都の幼馴染

本編では、ツァオの依頼でラングポートに出張で出向いたヴァン率いるアークライド解決事務所が東方人街の青年たちと半グレ一同との対立でヴァンが仲裁・制圧するところで出会うことになる。


ところが、そんなさなかにラングポートに原因不明の霧が発生、霧が立ち込める中で東方人街の青年一同が半グレ一同に惨殺される事件が起きる。これに逆上したアーロンは半グレ一同の拠点とされる港の倉庫に殴り込むが、ここで半グレ一同は後ろ盾にいた新興マフィア《アルマータ》の幹部・ヴィオーラアレクサンドルに口封じで惨殺され、さらにアーロンもヴィオーラ・アレクサンドルの前になすすべもなく敗れてしまう。


東方人街の療法医ロンカイの手当てを受けたあと、アーロンは殺された仲間たちの敵討ちとこのラングポートの危機をヴァンに依頼する。


この後危機は回避され(後述)、亡くなった仲間の弔いを見届けた後に後片付けをギエン老、ファン、アシェン、そしてジャック・ハルに託して、アーロン自身はアルマータや【ゲネシス】のことで因縁が生まれたことから、首都イーディスに向かい、押しかけながらアークライド解決事務所のメンバーとしてヴァンに採用を認めさせた。また、寝泊まりする部屋もイーディス到着とともに、しっかり事務所上の居住スペースの1室の契約も行っている。



人物

血気盛んな青年たちをまとめるリーダー的存在で、《麒麟児》《羅州の小覇王》の異名を持つ。

メンバー達からはよく慕われ、アーロン自身も仲間達の事を何より大切に思っており、危害を加える者に対しては誰であろうと問答無用で殴り込みに向かう向こう見ずさを持ち合わせている。とりわけ前述にもあるように、仲間を半グレ一団に仲間を惨殺されたときは大きく逆上し、幹部に対しても斬りかかるほどだった。


軽薄そうな性格に見えるが、義理人情に厚く根が真っ直ぐなためか老若男女を引きつけるカリスマ性の持ち主。街で起きるトラブルなどにも積極的に関わるためか、歩くだけで様々な人が声をかけてくるほど。勘が鋭く特に隠し事をよく見抜く。アニエスが事務所のメンバー達に隠し事をしている事に気付いたり、怪盗グリムキャッツの正体を初見で見抜いたりしている。


地元・ラングポートのマフィア組織『黒月』では彼を幹部に取り立てようという動きがあるが本人は幹部の地位に特に興味を抱いてない模様。

またアシェンとは婚約を促す動きもあるようだが当人達は兄妹のよう育ったので互いに恋愛感情はなく、異性の好みも違うのでその可能性は無いようである。


前述の通りツァオ・リーの依頼で煌都に訪れたヴァン率いる《アークライド解決事務所》の面々と遭遇し、半グレ一同との諍いのあと、ヴァンと一対一の戦いとなるがエレインによって中断させられてしまい、決着が付かなかった。(後日改めて決着をつける事になるが敗北する)


口が悪く誰に対しても挑発的な態度を取り、たとえば事務所のメンバーを

ヴァン←「オッサン」

アニエス←「小娘」

フェリ←「チビ」


とぞんざいに当初呼ぶほどだが、そのせいで痛い目に遭う事も少なくない。



首都イーディスにて事務所メンバーに加わってからは、さっそく大家が経営するレストラン『モンマルト』の看板娘であるポーレットに度々声をかけるも、全く相手にされていない。


またよく下ネタや際どい言葉を口にするため、アーロンが下ネタを言い、それにフェリやポーレットの一人娘ユメが理解できず意味を聞き返す、そこにアニエスがツッコミを入れるという流れがよく登場する。


なお、前作「創の軌跡」では登場こそしていないが、特典のイラストの中に、本編とは全く関係ないカルバードの東方人街と思しきイラストがあり、その中心に描かれていたのが彼である。


バトルスタイル

アーロン

得物は双星剣(ツインフェンサー)。現実でいえば柳葉刀かつその名の通り双剣で、前述で出演する東方華劇では“女形”を演じる際の剣舞として披露しており、また文句のない腕前である。これに加えて東方三大拳法の一つである《月華流》の拳法も修めており、現在は中伝まで体得している。


アーロンの戦闘はこの双星剣での剣術と拳法による体術を組み合わせたもので、クラフトも斬撃を生かした『百華斬』と双剣を魔力として放つ『双星煌斬』、体術を生かした『鷹爪脚』、『百華斬』の強化版とも言えるSクラフトの『奥義・鳳皇嵐舞』とあり、歴代軌跡シリーズ登場キャラクターでも、初めて剣と体術を併用するキャラクターでもある。


ただし、一撃のパワーよりも手数によるスピードタイプで、本編でも事務所メンバーであるフェリや共闘するフィーと同じスタイルとも言える。





以下ネタバレ







過去の災厄・大君(ネタバレ)

アーロンは老若男女問わずに多くの人々に慕われるカリスマ性を秘めており、それは幼少期より母とも世話になり、近所感覚で付き合っていたアシェンの祖父ギエンも例外では無かった。が、数年前からギエンとは疎遠気味になる。


かつて、ラングポートには大君と呼ばれる男がいた。その男は多くの人々を引きつけ、『黒月』や《銀》でさえも彼に従うほどであった。


しかし、40年前に大君は暴走し、ラングポートの人々を支配するようになる。さしもの『黒月』と当代の《銀》もこれには強い危機感を抱き、大君と対峙する道を選んだ。大君は東方人街から離れた沖合の鉱山街、『黒龍城塞』に封じられ、そこで一人息絶えた。


だが、大君は数十年に1度誕生すると言われる希代の王であり、アーロンはその生まれ変わり、当代の大君であった


ギエンがアーロンと距離を置くようになったのは、アーロンが大君である事に気づいてからであった。


その事をアルマータに利用され、【ゲネシス】(幽閉された大君の元にあった。)の力により大君の力を覚醒しヴァン達に襲いかかる。表ではヴァンがグレンデルに変身してこれを退け、かつアーロンに己を取り戻せと呼びかける。そして内面ではアーロンは自身の中にある大君(の亡霊と呼ぶべきか)と対峙し、これを退ける事に成功、己に打ち克った。


この直後にギエンと再会するも、ヴァンが「アルマータと取引していたな」と告げ、今回の一件の目的はアーロンを再び大君として祀り上げて、このラングポートを守るためだったことをギエンは認めたのだった。


しかし、大君の暴走は40年前に彼自身の暴走とは別に原因があったことが示唆されている。



対人関係

ヴァン・アークライド--依頼で訪れた際に出会う裏解決屋。「オッサン」呼ばわりしながらも尊敬しており、同時にその危うさを最も早く指摘している。


アシェン・ルウ--幼馴染み。長老会はアーロンと結婚させることも考えているが当人同士にその気はない模様。


ツァオ・リー--顔馴染み。互いに能力を認め合っているが、アーロンはやや敬遠気味。


ギエン・ルウ--アシェンの祖父で、『黒月』の長老の一人。幼少時は近所の気の良い老人として懐いていたが、数年前から疎遠になる。それは上述どおり、アーロンが大君である事に気づいたからである。事件解決後は半グレたちに殺されたアーロンの仲間たちや、同じくヴィオーラやアレクサンドルに始末された半グレたちを弔うなどで後始末に動いた。


シン・ルウ--アシェンの弟。アーロンにとっても顔馴染みで、レミフェリアに留学していることも知っている。


関連タグ

黎の軌跡 カルバード共和国 アークライド解決事務所


アガット・クロスナーワジ・ヘミスフィアアッシュ・カーバイド…これまでのシリーズのレギュラーキャラで不良或いは血気盛んな若者グループのリーダーだった共通点を持つ。また、口の悪さはアッシュに通じるものもある。


ヨシュア・ブライトクルト・ヴァンダール…歴代キャラクターで双剣使い。また、女子顔つながりもある。


ギリアス・オズボーン…同じくある人物の生まれ変わり。


シズナ・レム・ミスルギ…中の人が実姉



アッシュ・リンクス…中の人、血気盛んな青年たちのリーダー各と共通点の多いキャラクター。

早乙女アルト…同じく女形を演じるキャラクター。

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