「己の欠点を省みることができる人間は、いずれ強くなる」
プロフィール
年齢 | 18歳 |
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誕生日 | 1991年12月14日(いて座) |
身長 | 177cm |
体重 | 59kg |
血液型 | A型 |
趣味 | 未来ガジェットの開発、受信状態にないケータイによる極秘通話の自作自演 |
一人称 | 俺 |
ラボメンナンバー | 001 |
口癖 |
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あだ名 | オカリン、凶真、岡部 |
好きなもの | ドクターペッパー、おでん缶の牛すじ、白衣、陰謀論 |
嫌いなもの | 機関からの刺客(妄想) |
CV | 宮野真守 |
人物
ゲームにおける性格・ポジション
『Steins;Gate』の主人公。普段は東京電機大学の1回生、しかしてその実体は……
ケータイから受信する運命石の扉(シュタインズゲート)の導きに従い世界の支配構造を変革し混沌を巻き起こす秋葉原の大檜山ビル2Fにある未来ガジェット研究所の創設者であり狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真その人であるフゥーハハハハハハハ!!!!
…という設定。つまるところ中二病。
主な活動として世界を影で操る「機関」(架空)についてドクターペッパーを飲みながら日夜オカルト板を監視しつつ秋葉原でジャンク品を買ってきては世界を混沌に陥れる未来ガジェット(FG)の発明に心血を注いでいる。マッドサイエンティストとして、どんなに暑くても白衣をはためかせる事は忘れない。ちなみに劇中では夏季休暇なので単位などの心配はない。牧瀬紅莉栖や橋田至など頭脳派二大巨頭の前に埋もれがちだが、(無駄に)分析的な思考と革新的(すぎる)発想で新しいFGのアイディアを生み出している。劇中では、紅莉栖に論破されたりはしているものの、紅莉栖の話す物理学に難なくついていけること、いざ冷静になれば機転を利かせたり、時には紅莉栖さえも思いつかないような発想さえしてのけるなど、上記の二人とはまた違った方向の才能を持つ。
未来ガジェット008である電話レンジ(仮)を開発した矢先、視界にいたはずの大量の人々が一瞬で消失するという不可解な事件に遭遇する。紆余曲折を経て世界線の変化を観測出来る「リーディング・シュタイナー」という能力が備わっていることに気づき、電話レンジ(仮)を用いて未来を改変するために奔走するようになる。
基本的に厨二病特有の傲岸な態度・自己完結的な思考で相手に接するため、慣れない人からは反感を買うか呆れられる。慣れている人からも発言が飛んでいるために要領を得ないことがしばしばである。やや小心者の一面もあり、相手から思わぬ反論を食らったり叱られたりするとすぐに折れたり、不測の事態に対して素直に怯えたりすることも。また理系文化系青年であるため、運動能力や体力は御世辞にも高いとは言えない。
厨二病が板についた残念な大学生であるが、根は仲間思いでお人好しの善人であり、ラボメンたちがトラブルに巻き込まれた時はその身を呈してでも助けようとするという男気を見せる。特に幼馴染の椎名まゆりには保護者のように接している。
幼い頃は気の弱い子供であったが、そんな彼が何故ここまで徹底した厨二病になったのかは劇中で明かされる。
余談だが、説明書などに記載されている19歳という年齢では辻褄が合わなくなるため、本来なら下記の通り18歳である(そのため後の資料では18歳に修正されている)。
ちなみに、まゆり曰く中学時代の彼(鳳凰院凶真となる前)はイケメンだったためモテたらしい。
……もしもし、俺だ。……なにぃ、厨二病で始めたからには厨二病で締めろ、だと?よもや貴様ッ、機関の圧力に屈したのではないだろうな?……っく、仕方が無い、それが運命石の選択であるなら従おう。以上で交信を終わる、エル・プサイ・コングルゥ。
アニメ版における変更点
全体的に理論よりも人間ドラマを重視している傾向があり、ラボメンとの絆を強調するシーンがよく見られる。
第5話
ゲーム内ではほとんど触れていなかった雷ネットアクセスバトラーズを、紅莉栖と一緒に興じるシーンがある。帰国子女でまったくの初心者の紅莉栖とプレイ経験のある岡部の対決だったが、あっさり敗北し、戦略の欠点まで指摘される始末。
第7話
世界線の変化によって違和感・孤独感を感じ、実験を中止するも、夕方にるか・ダル・まゆりからメールや電話が届く。彼ら3人は実は同じ場所にいて…様子がおかしかった岡部を彼らなりに励まそうとしたと思われる。
リーディング・シュタイナー
作品の重要な要素ともなっている岡部の特殊能力「リーディング・シュタイナー」。命名は厨二病全開時の岡部本人だが、能力そのものは本物である。
このリーディング・シュタイナーには大きくわけて2つの能力がある。
- 世界線変動そのものを観測する能力
- 世界線変動以前の記憶を保持し続ける能力
このうち、前者の持ち主は(少なくとも作中では)岡部だけである。
後者については、割と誰にでも備わっている能力であり、デジャヴや白昼夢、幻肢痛といったかたちで処理されがちである。無印『Steins;Gate』ではフェイリスや漆原るか、牧瀬紅莉栖が、それぞれこうしたかたちで別の世界線の記憶を一部保持している(ギガロマニアックスの人々もその高い妄想力によって記憶を維持している場合もある様子)。
『Steins;Gate 0』ではかなりの広範囲の人間がこれを発動させてしまっているが、岡部のように“世界線の変動そのものを観測する能力”がないため、“記憶異常を伴う新型脳炎”と誤解されてしまっている。
岡部は前者の能力を保有し、加えて後者の能力も強すぎるため、その代償として変動後の世界線の変動した時点までの記憶を持つことができない(つまり、他人から見ると記憶障害者に見えてしまう)。本来記憶が上書きされるはずが、上書きされないのが岡部のリーディングシュタイナーと言える。
#cps;gate
NHN×ドワンゴにより共同開発されたTPS(三人称視点シューティング)リアルタイムオンライン対戦ゲームの「#コンパス」にコラボ参戦。
岡部倫太郎のユニットはガンナー。ステータスはほぼ13†サーティーン†寄りになっている。
得意カードは【近】。近づいて攻撃してくる敵の迎撃用にガード破壊の『反導砲 カノーネ・ファイエル』、カウンターの『ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争』が良いだろう。
ヒーロースキル「シュタインズゲートの選択」は前方にある敵拠点の最大サイズを半分に縮小する効果。乱戦中にCポータルを奪いやすくしたり、敵陣のBやDポータルに使用して裏取りしやすくする事ができる。
アビリティ「リーディングシュタイナー」は残り時間が少ないほど防御が上がる。120秒(二分)以下で発動し、最大で3.6倍まで上昇。
ヒーローアクション「通常攻撃性能強化」は使用してから8秒間、通常攻撃に多段攻撃が追加されるというもの。元の攻撃力も攻撃速度もそこまで高くないので、これを使ってから攻撃するのが主な立ち回りとなる。
関連イラスト
関連タグ
Steins;Gate 鳳凰院凶真 未来ガジェット研究所 ラボメン ドクターペッパー 中二病
元ネタ:ラ・ヨダソウ・スティアーナ
巽幸太郎:中の人が同じ、名前に太郎が含まれる、デレステでコラボした等の共通点を持つ。
アリス・ギア・アイギス:コラボイベントが決定し、速報PVでナレーションを担当。実際に参戦するかは定かではない。
カップリング
他の言語
ネタバレ注意
『Steins;Gate 0』での岡部倫太郎
『Steins;Gate 0』、及びその前日譚となる再放送版アニメ『Steins;Gate』第23話Cパートでは、紅莉栖の死を受け入れる過程で厨二病を脱し、合コンに参加したりテニスサークルに所属したりなど絵に描いたようなリア充になっている(もっともコミュ力は身内以外ではそこそこであるため合コンもうまくいったとは言えなかったようだが)。
マッドサイエンティストとしての象徴である白衣も脱ぎ、黒系統の洒落た格好をしていることが多い。
その一方で、厨二病時代のようにふんぞり返ることが少なくなり、猫背でいることが多い。
紅莉栖の恩師でもあるレスキネン教授や同じ研究室に所属している比屋定真帆と出会い、やがて紅莉栖が所属していたヴィクトル・コンドリア大学に研究生として留学したいという願望を持つようになり、それに向けて勉学に励んでいく。
…………その実態はいずれ迫る破滅から現実逃避した姿であり、とりわけタイムマシンに関する技術に対し忌避感を抱くようになっている。ラボにも近づかなくなっており、正式な解散はしていないものの、ラボの家賃もダルが支払っている。また岡部が行動しないことに苛立ちを覚えている阿万音鈴羽との仲もギクシャクしている。
最終的に鳳凰院凶真を取り戻すルートもあるが、一度厨二病を卒業したこともあり、無印やSG世界線でのその後の岡部と比べると明らかにぎこちない。
この点、宮野氏の演技力の高さもあり、ボイス込みだとそれがより強調されている。
一方、宮野氏の演技力はアニメ『ゼロ』21話における鳳凰院凶真完全復活と、同最終話での見え切りも一見の価値有り。こっちは「フゥーハハハ」以外はかなりノリノリである。
アニメ版での変更点
第21話:けじめとしてラボメンに自分を殴らせるが、ゲームの鈴羽に対してダルに変更されている(別ルートの物語と組み合わせている都合でその場に鈴羽がいないためでもある)。どっちにしろ橋田家かよ。