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概要

 バビル2世に仕える三体のしもべ。5000年前に地球にやって来たバビル1世遺産であり、バビル2世の事をサポートする有能な部下。どんなに離れていようともバビル2世の持つテレパシーに従い、常に最善の行動をとる。ジャイアントロボ鉄人28号など横山作品手下キャラに共通して言える「主人の命令を常に深読みし、その真意を悟り忠実に任務を執行する」頼れるしもべたちである。

 しかし、バビル1世の血を引くヨミもまた、ただの1点を除きバビル2世と同等の能力を有しているため、三つのしもべに命令を下す事が可能である。そのため、ヨミの命令に従わされてしまうこともある(特にロプロスとポセイドン)。

メンバー

ロプロス

 通称怪鳥ロプロス」ともプテラノドンともつかない姿をしているが、実はロボット

 ミサイル高射砲の直撃を受けてもビクともしない程頑丈な体を有し、口からはロケット弾超音波を放ちたちどころに敵を薙ぎ払う。ロケット弾は雪山に撃ち込めば雪崩を起こすほどの威力を有する。超音波も、様々な建造物や兵器を粉々に砕いてしまうほど強力。

 また、翼の羽ばたきで起こす猛烈な強風や、両足の爪も強力な武器。これらを用いてビールス人間たちからバビル2世を守った。

 攻撃能力のみならず、データ収集能力も有している。バビル2世はロプロスに様々な現場を記憶させ、バベルの塔のメインコンピューターに分析させている。

 よく乗り物代わりに使われる。

 バビル2世は通常、首の辺りに跨がって飛行するが、口の中に人間を入れて運ぶ事もできる。

 ヨミの兵器「V号」と対戦するまでは、生物に擬態するために外皮に覆われていた。V号の超熱線砲の直撃を受けて全身の外皮を焼失、ロボットである事が露わになった

ポセイドン

 水陸両用巨大ロボット悪魔のような姿をした戦闘ロボットで、類稀な怪力とロプロスをも上回る頑丈な装甲を有し、要塞をも突き崩す。指にはレーザー砲、腹には魚雷が装填されている。魚雷を発射したのは、原作では一シーンのみ。

 ヨミの組織が有するロボットや兵器とも何度か交戦したが、V号以外は一方的に破壊し、歯牙にもかけていなかった。

 ロプロスを圧倒した「サイボーグ7号」に対しても、素早さに翻弄されはしたが、レーザーを直撃させ、掴んで握りつぶしたほど。

 人型ロボット「バラン」の大群に対しても、まったく動じることなく、ヨミの部下に「赤子扱いです」と言わせるほど一方的に破壊してしまった。

 ロプロスを失った際には、海上に自分の背を出して、そこにバビル2世を乗せて移動する様を見せた。

ロデム

 三つのしもべの中では最弱で最小であるが、最も知恵に長けた生命体。また、自身の意思と知性とを持ち、バビル2世と会話も交わす。

 普段は黒豹の姿をしているが、本来は不定形の生命体で、何にでも変形することができる。そのため、身を隠す隠れ蓑などに変身する。

 原作初期では、ヨミの部下の騎馬隊を、地面に擬態しそのまま包み込んで一度に殺害するような事を行った。ただし、直接的な攻撃力は最弱で、岩の怪物・ゴーリキと戦った際には効果的な攻撃が出来なかった。

 他にも、バビル2世を包み込んで身を隠したりする他、ヨミの部下に変身して内部から破壊活動を行うなど、諜報や破壊工作などを行った。

 特に破壊工作に関しては、ヨミの基地内に入り込んでコンピューターをこっそり破壊し自爆を促したり、V号内部に入り込んで内部の機械から破壊したりと、バビル2世に数々の勝利をもたらしている。

 エネルギー衝撃波には弱く、ヨミから受けて無力化したこともある。

 原作では不定形生命体が本性だったが、アニメでは黒豹の姿こそが素体であることになっていた。

オマージュ

ジャイアントロボOVAに登場するBF団総統ビッグ・ファイアの忠実な僕として三つの僕があり

アキレス=ロデム

ガルーダ=ロプロス

ネプチューン=ポセイドン

となる。主人公・草間大作と総統ビッグ・ファイアとは何か因縁があったのではと言われており、一説では冥王計画ゼオライマー秋津マサト&秋津マサキ幽羅帝&総統ネマトーダの様な同一人物だったと考えるファンも居たが、全ての概要が明かされず完結した為、永遠の謎となった。

まほろまてぃっくに登場する3体のサポートメカも三つの僕のオマージュで

スラッシュ=ロデム

VIVANA=ロプロス

TETUJIN=ポセイドン

だったが、物語の尺と展開の都合上、スラッシュ以外は残念ながら一度限りの登場となってしまった。

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