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タガメの編集履歴2022/02/05 08:28:26 版
編集者:けんたろう
編集内容:狂将タガメ

概要

タガメ(田亀)はカメムシの一種で水生昆虫。漢字で描くと「田鼈」「水爬虫」。

状の前足と鋭い口吻が特徴。怪力で獲物を抑え込み、口吻を伸ばして相手の体に突き刺して麻痺毒と体組織を溶かす消化液を流し込み、相手の肉を溶かしてから食べる

体長は約5~6cm。ほぼ日本全土に分布し、東南アジア・ロシア極東南部にも生息している。

成虫は冬になると陸に上がって落ち葉の下などで越冬する。寿命は2年とも3年とも。

泳ぎが得意だが、時たまお尻から突き出した呼吸用ので酸素を取り込まないと窒息死する。カメムシの一種なのでを飛べる。

また、メスは全く子育てせず、水辺のに産みつけた(60~120個ほど)はオスが守るのだが、別のメスがその卵を壊しオスをナンパして子孫を残そうとする事もあるらしい。

近年では環境破壊により激減し、日本では絶滅危惧種にも指定されている。

水中のみならず陸上でも獲物に向かっていく。かの虫皇帝ではクワガタの様な甲虫には負けたが、ムカデサソリといった柔らかい体の虫には完勝や引き分けに持ち込んだ。

ただし虫皇帝が密閉空間で行われている事には留意されたし。 しかしながら、マムシを襲った事例もあるので、かなり好戦的で獰猛な事には違いない。

さらに、人間に対しても口吻は効果があり、最悪壊死しかねない。 その為、ザリガニみたいなノリでタガメに指や鼻を掴ませると洒落にならない事になる可能性もあるので、絶対に辞めるように。

人との関わり

大型昆虫なのでペットとしても人気がある。また東南アジアでは食べる。

特にメジャーな食べ方として蒸したものをソース付けで食べたり、茹でて潰したものが料理の風味付けに使われる。

日本では、そのグロテスクなフォルムや食材として触れる機会があまりない事などから、所謂ゲテモノとして扱われる事が多い。特にバラエティ番組では青汁くさやシュールストレミングセンブリ茶と並ぶ罰ゲーム用の食材として重宝され、『バカ殿様』などで『タガメの粉末入りそうめん(のつゆ)』『タガメ・くさや・ブルーチーズ・青汁入りミックスジュース』が作られ、上島竜兵がそれを飲食させられる度に悶絶するのはお約束。

禁書目録』で小萌先生が屋台のおっちゃんにメンダーって注文すると「あいよ」って出てくるが、彼女以外の登場人物からは普通にドン引かれる一幕がある。

一方で、最近では昆虫食が少しずつメジャーになってきた事もあって、以前よりは一般人の間でも食用のタガメが手に入る機会が増え、実際に食した者からは「見た目や、テレビでのリアクションほどに悪いものでもない」「海老みたいな味で意外と美味しい」と好意的な意見も少なくなく、特に雄のタガメが持つ洋ナシの様な香りは香料として利用され、メスよりも高値で取引されるらしい。さらには匂いが良い為サイダーとしての需要もあるらしい。カメムシの仲間なのに・・・。

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