ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

トップガンの編集履歴

2022-04-10 17:18:32 バージョン

トップガン

とっぷがん

『トップガン』とは、1986年のアメリカ映画。

タイトルの由来はアメリカ海軍の海軍打撃作戦センター(NSWC)傘下の海軍打撃・航空作戦センター(NSAWC)の一部門であるアメリカ海軍戦闘機兵器学校の通称から。

戦闘機アビエイター(パイロット)のトップを育成するアグレッサー(アドバーサリー)部隊のひとつでもある。転じて、精鋭のパイロットを指す通称にもなっている。


概要

アメリカ海軍戦闘機兵器学校の訓練生となった主人公ピート・ミッチェル(本編中ではTACネームの「マーヴェリック」で呼ばれることが多い)が、訓練や実戦、恋愛や友の死を乗り越えて成長する物語。


トム・クルーズの出世作として知られ、公開年度の全米興行収入1位を記録、日本でも大ヒットし、その後も何度かTVで放映されている。撮影にはアメリカ海軍が協力しており、洋上に浮かぶ空母や戦闘機が飛ぶシーンはCGなどを使わず実際に戦闘機を飛ばし(撃墜されるシーンは模型、コックピット内はセットであるが)、人気の高いアクションシーンに仕上がっている。


日本製アニメ『超時空要塞マクロス』(米題・ROBOTECK SAGA EP1)に触発され、影響を受けたと当時のスタッフは公言していた。

劇伴の人気も高い作品であり、サウンドトラック収録曲は現在でも幅広くBGMに使われている。特に、ケニー・ロギンスの歌う主題歌『デンジャー・ゾーン』はよく使われるため、映画を見に行ったことのない人でも耳にしたことがあるのではないだろうか。


スタッフ・データ

監督 - トニー・スコット

脚本 - ジム・キャッシュ / ジャック・エップス・Jr

製作 - ドン・シンプソン / ジェリー・ブラッカイマー

製作総指揮 - ビル・バダラート

音楽 - ハロルド・フォルターメイヤー / ジョルジオ・モロダー

撮影 - ジェフリー・キンボール

編集 - ビリー・ウェバー / クリス・レベンゾン

配給 - パラマウント映画 / UIP

公開 - 1986年5月16日 / 1986年12月6日

上映時間 - 110分

製作国 - アメリカ合衆国

言語 - 英語


キャスト

マーヴェリック(演:トム・クルーズ

主人公。F-14のアビエイター。

腕は立つものの、かつてパイロットだった父の死の謎を引きずり無鉄砲な操縦ばかり行う問題児。

クーガーの退役に伴い、繰り上がりでトップガンに派遣される。


チャーリー(演:ケリー・マクギリス)

トップガンの女性教官。

当初はMiG-28との戦闘経験からマーヴェリックに興味を抱いていたが、次第に男性として彼に惹かれていく。


アイスマン(演:ヴァル・キルマー)

マーヴェリックのライバルで、凄腕のアビエイター。「氷のように冷静な男」と評される。

自己中心的で危険な操縦を行うマーヴェリックを非難する。口下手でジョークも決して達者ではないが、根は好人物。


グース(演:アンソニー・エドワーズ)

マーベリックのRIO(レーダー操作士官)にして親友。身寄りのないマーヴェリックにとってはただひとりの家族といえる存在。ピアノの弾き語りができる。

妻子を愛する陽気で心優しい青年だが、訓練中に悲劇に見舞われる。


ヴァイパー(演:トム・スケリット)

トップガンの教官。マーヴェリックやアイスマンですら敵わないほどの圧倒的な操縦技術を誇る。

マーヴェリックの父の死の真相を知る数少ない人物。


ジェスター(演:マイケル・アイアンサイド)

トップガンの教官。落ち着いた性格でヴァイパーを補佐する。

彼もまた有能なパイロットだが、訓練初日にマーヴェリックとアイスマンに撃墜される(ただし、マーヴェリックは機体の下限高度制限を越えていた)。


クーガー(演:ジョン・ストックウェル)

マーヴェリックの僚機。優秀なアビエイターでトップガン行きが決まっていた。

物語冒頭でインド洋上で国籍不明の敵と戦闘を行い、その際のショックで軍を退役してしまう。


スライダー(演:リック・ロソヴィッチ)

アイスマンのRIO。大柄な体格が特徴。

クールなアイスマンと対照的に激しやすく、ことあるごとにマーヴェリックを挑発する。


マーリン(演:ティム・ロビンス)

クーガーのRIO。クーガーが退役した影響でトップガン行きを逃すが、クライマックスで再登場し相棒を失った者同士でマーヴェリックとコンビを組む。


キャロル(演:メグ・ライアン)

グースの妻。明るくおしゃべりな女性で、グースを心から愛しているほか、マーヴェリックにとっても良き理解者。


吹き替え

フジテレビ版では渡辺裕之が、日本テレビ版では高橋広樹が、テレビ東京版では森川智之がトム・クルーズの吹き替えを担当。

セルソフト版の吹替では有名タレントの塚本高史がトムを吹き替えたがこの吹替版の評判は非常に悪く、某大手オンラインショッピングのカスタマーレビューで酷評や星一つのレビューが相次いでいた


のちにこれを見兼ねたのか、テレビ放送の吹替版が収録されたブルーレイが発売され、セルソフト版の吹替は削除されることとなった。


続編

2019年にはおよそ34年越しの続編となる『トップガン:マーヴェリック』のトレーラーがyoutubeなどで公開。本来は2019年7月12日の公開を予定していたが、諸般の事情により公開は2022年5月27日まで延期されている。監督は2012年にこの世を去った故・トニー・スコットに代わり、『オンリー・ザ・ブレイブ』を手がけたジョセフ・コシンスキーがメガホンを取っている。ストーリーは現役を退きアビエイターを育成する教官となったマーヴェリックを中心としたもので、彼の親友グースの息子のほか、前作からの続投組として海軍大将(アメリカ海軍太平洋艦隊司令)まで出世したアイスマンなどが登場する。


公式トレーラー(2019年7月)


関連動画

オフィシャルトレーラー(2020年5月)


Kenny Loggins - Danger Zone(2011年3月)


関連タグ

映画 / 洋画 / アメリカ映画 / 映画の一覧

超時空要塞マクロス…本作に影響を与えた作品。

トップをねらえ…本作がタイトルの元ネタのひとつ。

F-14…主人公が駆る戦闘機。本作で知名度を上げた。

Ninja…主人公がプライベートで乗っているオートバイ。

マヤノトップガン(ウマ娘)モデルとなった競走馬の名前の由来であり、衣装や家族構成など設定のモチーフに本作にちなんだものが数多く盛り込まれている。そして、マーヴェリックでは公式で宣伝パイロットに就任。まさかの展開である。


外部リンク

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました