ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

蜥蜴の尻尾切りの編集履歴

2022-04-20 06:27:07 バージョン

蜥蜴の尻尾切り

とかげのしっぽきり

『蜥蜴の尻尾切り』とは責任転嫁の一種であり、『蜥蜴のしっぽ切り』や『トカゲのシッポ切り』等、漢字・カタカナ・ひらがな等で色々な別表記が存在する。

概要

蜥蜴(トカゲ)が窮地に陥った時に自分の尻尾を切り捨てて犠牲にして逃げる事(「自切」と言う)から転じて以下のどちらかの意味で用いられる。

  1. 不祥事など自分達にとって都合の悪いことが知れ渡る等の窮地(ピンチ)に陥った時に自分より階級や地位等が下の者に責任や罪を擦り付けて、自分が犯した悪事(悪行)によって受ける罰や罪、報いなどから逃れること』を指す。
  2. バトル要素のある作品において、強敵と敵対している時に自分より立場の弱い味方・仲間を犠牲にして逃げること。

創作作品を例に挙げるなら

1の場合、悪役(悪徳御曹司、いじめグループのリーダー格等)が、自分が主人公やヒロインに逆恨みな理由で危害を加えたことが知れ渡って責められた際に言う「私は悪くない! あいつら(自分に仕える護衛や部下等)が勝手にやったことだ!」と責任逃れをすることがまさにそれである。


2の場合、追放もの(復讐もの)で『勇者(冒険者)パーティーがダンジョンでとても倒せない程の手強いモンスターに遭遇した時に、味方を本人の意思に関係なく無理やり殿や捨て石にして逃げる事』が該当する。


余談

当然、『ドラゴン娘等の爬虫類要素のあるキャラクターの尻尾を斬ること』という意味ではない。(画像はイメージです。)

妄想中


そもそも、あえて切れやすく再生しやすい部位を尻尾に作っていることによる芸当なので

ぽんこつ系まぞく劇場2

無理矢理千切った場合は再生しないらしい。


関連人物・キャラクター

※:他にもご存知の方は加筆をお願いします。

  • スカー(ライオンキング)
    • 主人公『シンバ』の父親『ムファサ』の弟(シンバからは叔父に当たる)で、自ら王になる野心のために、ライオンの敵であるシェンジハイエナと手を汲み王位継承権が上であるシンバ、ムファサ親子の殺害を画策して実行し、ムファサを崖から突き落として殺害し、シンバにも無実の罪責任を擦り付け、プライド・ランドから逃げるように追いやった。しかし数年後、大人に成長してプライド・ランドに帰還したシンバと激戦を繰り広げるも、追い詰められると「真の敵はハイエナだ」と責任を擦り付ける蜥蜴の尻尾切りそのもの命乞いを行った。当然それが通じるはずもなく、崖から突き落とされた際にシェンジ達に助けを求めるも、この命乞いが災いしてシェンジ達ハイエナの怒りを買い、群れで食い殺されるという因果応報な末路を辿った。

  • 夜刀(名探偵マーニー)
    • 主人公マーニーの宿敵で、「メカニック」と名乗る犯罪者。元々は義賊組織のボスである鴻上の影武者であったが、意見の対立からテロを起こして鴻上に罪を背負わせてボスの座を奪った。終盤でマーニーと鴻上の逆襲に遭って組織に綻びが生じ始め、疑心暗鬼で不要な部下を切り捨てるようになるが、蜥蜴の尻尾切りと言える手段が部下達の離反を招いてしまい、マーニーからは「尻尾どころか死の直前まで身を削らなければならなくなった(意訳)」と評された。そして、最終的に組織力を失った隙をつかれてマーニーに敗北する末路を辿った。

  • ウルノーガ(ドラゴンクエスト11)
    • デルカダール王に憑依して主人公悪魔の子の汚名を着せて自らに魂を売ったホメロスやその相棒に当たるグレイグ達を差し向ける。一度はホメロスが主人公達を倒した事で魔王となりホメロスが魔王ウルノーガの右腕となるも、過ちに気づいたグレイグと合流した主人公達にホメロス共々倒される。その後、主人公が時のオーブを破壊し、過ぎ去りし時を求めた後は、ホメロスが敗れたうえ、グレイグがホメロスの邪悪な力目の当たりにしたため、ホメロスに主人公に悪魔の子の汚名を着せた罪を擦り付けるという蜥蜴の尻尾切りそのものな口封じを行った。その後、隙を付いて勇者の剣を奪おうとしたが、黒い精霊に阻まれたことでバレてしまい、倒される末路を迎えた。


関連タグ

責任転嫁 卑劣(卑怯) 命乞い 捨て駒

卑劣漢悪女:自らの悪事が露見して責められたり、追い詰められた際に用いるのが定番である。

鉄砲玉:『攻撃の為の捨て駒』に相当する言葉で、そういう意味では蜥蜴の尻尾切りの対義語に当たる。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました