概要
『スーパーマリオワールド』で初登場し、その後の作品でもクッパの愛用品として度々登場する。
クラウンとは王冠【crown】ではなく、道化師【clown】という意味。
茶碗型で、下方に小さなプロペラが1つだけ付いているという非常にシンプルな構造をしている。
小さなプロペラで十分な浮力を生んでいる。いったいどういう仕組みなんだろう。
また、名前の通りピエロの様な顔が描かれており、表情が変化することもある。
クッパだけでなく、コクッパ7人が乗っても大丈夫らしい。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』からはクッパJr.専用機も登場した他、ステージによっては一騎打ちのためにマリオが使う機体も用意されている。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、アドベンチャーモード「亜空の使者」のとあるムービーで、クッパがクッパクラウンに搭乗する描写がある。
『スマブラ3DS/WiiU』では、クッパJr.とコクッパがこのクッパクラウンに搭乗し、機体に仕込まれた様々な兵器類やギミックを使って敵と戦う。日本語版の通り名はこのクッパクラウンを指して「万能のチャリオット」(このため通り名は8人共通。ただし海外版はキャラそのものを指したものになっているため各キャラごとに異なる)。
「スーパーマリオメーカー」でもクッパクラウンのパーツが設置でき、クッパ親子はもちろん様々な敵やアイテムをのせられる。もちろんマリオ自身が乗ることも可能。さらにこれの派生型として「ファイアクラウン」も登場する。(後述)
その他、マリオカート7やマリオカート8のネオクッパシティには気流を出すタイプのものや上記の7でカートのフレームの一つとしてクッパクラウンが登場したり、マリオパーティ9やNewスーパーマリオブラザーズUでは腕がついたタイプのものなど、様々なタイプのクラウンが登場している。
マリオストーリーではクッパクラウン型のクッパ城が登場しており、ピーチ城を持ち上げて空の上へと昇ってしまった。城というよりは空中要塞に近い。これがラストダンジョンであり、マリオたちはクッパ城から上に登る形で攻略していく（ピーチ城にてクッパと対峙する）。
スーパーマリオくん4巻巻末漫画では、クッパとの最終決戦に敗れたマリオ、ルイージ、ヨッシーを閉じ込めるという役割を果たした。しかしヨッシーにかじられてしまったため脱出され、「ふえ～ん」と泣いていた（自我を持っている設定があるようである）。
ファイアクラウン
スーパーマリオメーカーで登場した火焔弾を撃てるクラウン。どのマリオが乗っても攻撃できる他に別のものを乗せると攻撃する障害物としても使える。
火焔弾はチャージすると大型になる他に通常では壊せないブロックが破壊できる(地形ブロック等を除く)。
ちなみにファイアマリオだと火焔弾が3WAYに変わる為、攻撃範囲が広がる。
ステージに強制スクロールを設定し、ファイアクラウンを用意すればちょっとしたSTGも作る事が可能。
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関連・類似した乗り物
エッグモービル：『ソニックシリーズ』の悪役『Dr.エッグマン』が乗る空飛ぶ乗り物。『半円型でスポーツカーのように上半分が露出している』と形状が似ているが、こちらは戦闘ロボットに操縦席として合体できるとより高性能である。
バイキンUFO：『それいけ!アンパンマン』の悪役『ばいきんまん』が搭乗する空飛ぶ乗り物。ただし、こちらはエッグモービルやクッパクラウンと異なり上半分がガラスで覆われている。
