データ
身長 | 53m |
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体重 | 4万6千t |
別名 | 吸血魔獣 |
出身地 | 南米 |
概要
第33話「吸血都市」に登場。
南米からやって来た吸血鬼一族の神と呼ばれる、人間を吸血鬼に変える「吸血鬼細菌」というウイルスを持つ魔獣。コウモリそのまんまの外見。『ティガ』本編より5年前に南米の村で奇病を流行させた元凶である。
武器は翼による突風、鋭い牙による噛み付きと吸血、目から放つ「催眠怪音波」。噛み付かれたものはこの音波で操られてしまう。
また、美しき夜の種族のリーダー格とキュラノスが潜んでいる棺桶内の空間では闇が充満しており、その中ではティガへの変身が封じられた。リーダー格曰く、この闇は「人の心を閉ざす闇」との事。
弱点は光だと思われ、劇中では突風でタイマーフラッシュ発動を妨害した他、特殊紫外線レーザー銃でダメージを負っている。
夜な夜な部下である「美しき夜の種族」を徘徊させて人間を襲っていた。
GUTSが特殊紫外線レーザーを携えてアジトへ乗り込んで来た上に、吸血鬼となった筈のハズキ・ユキナが正気を取り戻し、捨身で[アジトに光を解放した為に、空を闇に覆って姿を現し、ティガと戦闘になる。
ティガのエネルギーを吸い取り、怪音波で苦しめるが、ユキナの先輩であるオノダ・タケヒコとムナカタ副隊長に紫外線レーザーで両目を潰され、逃げようとした所をウルトラフィックスで止められ、ゼぺリオン光線を受けて青い炎を放って炎上。同時に空を覆っていた闇も消えた。
吸血鬼一族の神と呼ばれているが、その正体は全くの不明。
劇中ではハヅキ・ユキナから採取された毛が南米の吸血蝙蝠(チスイコウモリの事だろう)のものだと分析されており、我々の知るコウモリと何らかの関係があると思われるが…。
また、ガタノゾーアを筆頭とする闇の勢力との関連も謎に包まれている。
おそらくオビコなどに代表される広義的な「闇」側の存在なのだと思われるが…。
派生作品での活躍
ウルトラマンフェスティバル1999
第1部にヌアザ星人イシリスの配下としてドラキュラスと共に登場。
ラセスタ星人を助けに現れたウルトラマンティガと戦い、ティガフリーザーで凍らされ、トドメにティガ・スカイキックで粉砕された。
NEW GENERATTIN THELIVE ウルトラマントリガー編
STAGE2に登場。ゲーム世界のNPCとして魔王の召喚獣として勇者一行と闘う。闇の三巨人の一人ヒュドラムとともにZ・ガンマフューチャーとイーヴィルティガと闘う。催眠音波で二人を眠らせるが観客たちの足踏みで目を覚ましてしまい最後はガンマイリュージョンによって召喚された三人のティガの幻影の攻撃を受け、最後は必殺技を一斉に受け倒された。
余談
脚本では「オルロッグ」という名称だった。
モデルはおそらくマヤ神話のコウモリの邪神カマソッソ。
恐らくではあるが名前の由来はドラキュラとノスフェラトゥからと思われる。