基礎データ
進化
ガラルポニータ→ガラルギャロップ(Lv40)
概要
正式名称はギャロップ(ガラルのすがた)。ガラルポニータが進化したポケモン。
シールド版限定で、ソード版は代わりにガラルヒヒダルマ系統が出現する。
通常種のギャロップからしてユニコーンがモチーフに入っていたが、こちらはよりユニコーンとしての要素を色濃く反映した外見になっている。
体は純白で、鬣は青緑と薄紫色のパステルカラーに変わり、毛先がカールしたボリューミーなロングヘアとなった。足から生えた毛はさながら雲を纏っているかのようである。角は螺旋状になり、通常種よりも長くなっている。
そのファンタジックな外見に反し、性質は伝承上のユニコーンさながらに気高く勇猛果敢。目つきも元のギャロップに比べて鋭くなり、より攻撃的な印象を受ける。
螺旋状の角にサイコパワーを集めて放つ「サイコカッター」は、分厚い鉄板に穴を開ける程の破壊力を持つと言われている。
ちなみに通常種はやたらと時速240キロで駆けることに言及されていたが、こちらの正確なスピードは今のところ不明である。ゲーム上のステータスは同じなのでやはり同速なのだろうか?
ゲーム上の性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
65 | 100 | 70 | 80 | 80 | 105 |
エスパー化に伴いステータスも特殊型になるのではという予想もあったが、蓋を開けてみれば通常種と全く同じであった。
そのため性能も通常のギャロップ同様、凡庸な高速物理アタッカーといったところ。しかし結果としてサーナイトら同タイプの中では唯一の物理寄りとなっており、差別化に一役買っている。
技範囲が狭くなりがちな傾向にある四足獣系ポケモンとしては割と器用な方。特に角を活かした技が豊富で、「メガホーン」や「じごくづき」「つのドリル」まで取り揃える。
フェアリーとしては希少なじめん技「10まんばりき」も覚えるため、こちらの弱点を突いてくるどく・はがねタイプに一矢報いることも可能。これ以外にも色々な技を覚えるため、補助技には苦労しない。
なお、図鑑説明では強力とされる「サイコカッター」だが、実際にはより威力が高い「しねんのずつき」を覚える上、広めの技範囲を活かすためあえてエスパー技自体を切ることすら選択肢に入る始末である。もちろん命中率の関係で採用する余地は十分あるが。
第1世代の頃に、児童誌のポケモンスタンプ企画で「ネコにこばんを覚えたギャロップ」が配布されたことがあり、恐らくそれを踏まえたネタだろう。
アニメ
第55話に登場。仲間か親子かは不明だがガラルポニータの相方として登場する。足に、ポニータの「いやしのはどう」の効果が薄いほどの大怪我を負っていた所をコハルたちに救ってもらい、返礼としてコハルを背中に乗せ(ちなみにポニータはイーブイを乗せた)はぐれたサトシたちの元へ送り届けた。本来ガラルのギャロップとポニータは警戒心が強いとのことで、彼らと心を通わせたコハルにポプラは感心していた。
余談
当初はポケモンライブカメラで登場したガラルポニータが空を見上げた後に画面が暗転、ギャロップの鳴き声がしたので、
こんな感じに当初は未だポケモンのモチーフに採用された事のないペガサスまたはアリコーンの姿になるのではないかと予想されていたが、別にそんな事はなかった。
しかし、図鑑説明によれば雲状の足毛にサイコパワーを集める事で軽やかに森を駆け抜けるという。おそらくライブカメラに鳴き声だけ登場したギャロップは、この能力を使って宙を駆けていたのだろう。
関連タグ
カプ・テテフ:同複合タイプ