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ゼギオンの編集履歴

2022-05-30 14:43:10 バージョン

ゼギオン

ぜぎおん

ゼギオンとは、ライトノベル『転生したらスライムだった件』に登場するキャラクター。

CV:梅原裕一郎

概要

リムル=テンペストの配下。迷宮十傑の一人にして、聖魔十二守護王『幽幻王(ミストロード)』の名を賜っている。


性格

性格はリムルへの忠義と、あくなき強さへの探求心を秘めた武人肌のキャラクター。極端な言い方をしてしまえば、リムルへの忠誠と強さの探求以外になんの興味も持たないストイックな男(雄?)


但し、強さへの探求はリムルに仕える為により相応しい存在となる事を目指してのものであり、最強への憧れから強さを求めている訳ではない。

彼のリムルへの尊敬は相当オーバーフィルターがかかっており、あまり目立たないが敬愛の度合いは、部下の中でも最高レベル


強さへの探求心以外では寡黙で、基本的にはラミリス地下迷宮を守護する『迷宮十傑』の会議でも、発言する事は少ない。

但しリムルの話題が出る時だけは、ごく僅かに興味を示し、ごく僅かに発言する。


経歴

ジュラの森で傷つきながらも、仲間のアピトを護る姿にリムルが感動して助け名付けた。

リムル曰く、「カブトムシとクワガタを足して二で割ったかっちょいい虫」だったらしい。


登場した当初は、何者かに襲われたのか甲殻もボロボロの状態で、蜂型の魔蟲であるアピトを守っており、その姿を見つけたリムルによって名付けられ、またどんな姿にもなれるスライムの身体の一部を使う事で、そのボロボロになった体を治療した。


当人はかっちょいい虫に名前をつけた程度の認識だったが、リムルによる治療を受けた事でかなり希少かつ強力な種族に変貌した。

リムルの体の一部を使っているために、リムルのスキルを一部使う事が出来る。その後は樹妖精の集落の守護をしていた。魔国に住んでないため、出番はほぼなかった。実は部下としてはディアブロより早くなっているためそれなりの古株。後に完全変態を遂げ、蟲型魔人になった。


その後、ラミリスによって作られた地下迷宮の八十階層のボスを任せられる。同様に迷宮の守護を任された『迷宮十傑』の地位を与えられ、十傑筆頭の地位に据えられる。


強さ

魔国連邦でもトップクラスの実力を持っており、場合によっては作中最強(流石に頂点たる竜種よりは劣るが、それでも戦いが成立するレベルかつ勝利する可能性もある)。


作中で、神そのものに匹敵する存在である竜種ヴェルドラに弟子扱いされている事もあり、優れた格闘戦の実力を持ち、格闘戦ならばヴェルドラに匹敵する。しかも彼の種族である魔蟲は、元々精神攻撃に特化した種族であり、本人も格闘戦よりも幻想を要とした精神攻撃の方が得意と、暗に認めている。

その相対した時の圧倒的な妖気と魔素量から、敵からリムル本人に間違われた事もあった(もっとも当人は、「偉大なリムル様を自分ごときと間違えるとは」と激怒していた)。


能力は『幻想世界』という意志の強さを具現化した世界を作り出し、相手を翻弄する幻術タイプ。どんな効果を持つ攻撃も無効化し、相手は何をされたかもわからずに攻撃を食らう事となる

更に魔法を完全に無効化する蟲魔族特有の外骨格主人と同じ一定範囲の空間を操作する絶対防御の権能ヴェルドラから指南された格闘技術と本人の格闘センス、そして鎧の様に硬い外骨格を活かした肉弾戦など、攻防において弱点の存在しないオールラウンダー。なんとweb版の終盤では、剣も使っている。


また魔蟲という種族自体が悪魔に強い為、ディアブロですら勝つのが非常に困難であり、他の原初の七悪魔達も勝てないと明言する程。真なる魔王へと進化して、ベニマルとほぼ互角に渡り合えるカリオンですら瞬殺しており、自他共に認める迷宮十傑の最強。

(かつてリムルは「カリオンはゼギオン相手に3分持たない」と評していたが、実際は1秒くらいで負けた。相手が悪過ぎたと言うべきだろう)


以上の事だけでも凄まじいのだが、リムルの進化に伴いゼギオン自身もより強力な存在へと進化しており、自身のストイックな性格も相まって、非常に洗練された戦闘能力を持つ。

しかし余りにも強すぎる為に、魔国連邦における最重要施設である地下迷宮の守護を任される事が殆ど(迷宮の防衛機構は彼なしでは成り立たない)で、出番が少ない


余談

転スラ日記にちょくちょく出演しているが、まだ変態を遂げる前なので見た目は完全な虫

ミリムに痛めつけられてから、強くなる事を決意して日々修行に励むカブトムシの姿は、シュールな笑いを誘うため必見。


また、イングラシアの仮装祭で魔人化したこいつの仮装をした奴がいた(一体何処でこんな化け物を見たんだろうか…?)。


関連タグ

魔国連邦 地下迷宮 聖魔十二守護王


他作品の類似キャラ

ゴブリンスレイヤーの中の人繋がり。こちらは人間だが、『極めてストイックかつ特定の案件以外に興味を示さない』所が似通っている。

なお、彼にはアピトと中の人が同じ姉がいたのだが、彼女はよりによってゴブリンに襲われて命を落としている。アピトの方は修行と称して何の罪もないゴブリンに襲いかかり、半殺しにした事がある。


同じく『小説家になろう』発の、異世界もののキャラクター。

『蟲をモチーフとしたキャラ』主人公の配下にして、絶対的な忠誠心の持ち主』『武人を絵に描いた様な性格』などが共通している。

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