概要
アスカ・シンがウルトラマンダイナに変身するときに使用する変身アイテム。
ネオダランビア戦後に変身解除した際、アスカの足元に落ちていた。
本体下部分にダイナの顔が刻まれている小さな人面岩のような無骨な見た目で、通常時はベーターカプセルより一回りほど大きな片手に収まる程度のサイズ。
本体右側にあるスイッチを押す事で折り畳まれているクリスタル部分が180度展開、発光する事でダイナに変身する。
変身以外にもクリスタルから発する光で攻撃する事も可能であり、『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』の第4話ではこれを利用して無数のベゼルブを撃破していた。
『ウルトラマンサーガ』では、ハイパーゼットン(コクーン)によって石化されてしまったダイナを復活させる為の重要な鍵となった。
変身プロセス
変身ポーズは大きく分けて2種類あり、リーフラッシャーを斜めにした状態で手前に突き出すタイプと、右腕を反時計回りに回転させた後に頭上へ掲げるタイプがある(本編では前者の方が多いが、客演時では逆に後者の方が多用される傾向にある)。
主に右手でリーフラッシャーを持つが、稀に左手で持つ場合もある。
これらのポーズの後に展開したリーフラッシャーのクリスタル部分から放たれた光がアスカを包み込むことでウルトラマンダイナへと変身する。
恒例の登場シーンにも2種類があり、第10話までの初期に使われた半透明のダイナが巨大化しながら色が付くCGのタイプと、第11話以降や客演時に用いられる最初から色がついている所謂ぐんぐんカットで登場するタイプがある。
主にフラッシュタイプの姿で登場するが、『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』では直接ストロングタイプに変身し、第48話では変身直後にストロングタイプにタイプチェンジしてキックしながら登場した。
基本的にこのアイテムが無ければアスカは変身できないが、第3話、第4話、第17話では使用せずに変身している(変身アイテムを使用せずに変身するのは前作のティガにも見られたので、単に省略しているだけだと思われる)。
また、第49話では内部の光がテラノイドに奪われてほぼ空になっていた状態にもかかわらず変身できていた(流石に無理が祟って戦闘では苦戦を強いられていたが)。
本編では無言で変身する事が多いが、第21話、第32話、第49話、『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』、近年の客演作品である『大決戦!超ウルトラ8兄弟』、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』、『ウルトラマンサーガ』、『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』では「ダイナー!」と叫んで変身している。
余談
後の作品でアスカがダイナに変身する際に使用する展開ギミックがあるリーフラッシャーのプロップは、本編最終回後につるの氏が貰って大切に金庫に保管していた撮影当時の物を使用している。
使用する度に美術スタッフに手入れしてもらって撮影前より綺麗になって戻ってくるとの事。
初期に用いられたプロップはスイッチで展開する構造ではなく(そもそも閉じた状態で固定できない)、よく見ると変身シーンでは指で直接展開部を押さえている。
関連項目
ピカリブラッシャー、ギンガスパーク、ビクトリーランサー:リーフラッシャーと同じく、ウルトラマンの顔が付いている変身アイテム。