概要
作中では世良真純の登場を機に赤井の家族関係が徐々に明らかになっていき、『さざ波の魔法使い』において初めて(回想の形ではあるが)一家が揃って描かれた。
特徴
江戸川コナン(工藤新一)たちとの関係
前述の『さざ波の魔法使い』にて、父・務武を除く赤井家全員が新一・蘭・有希子の3人と出会っていたことが判明(ただし、有希子は元・世界的女優として有名人なため、帽子と眼鏡で半ば変装したような雰囲気で名前も名乗っていない)。
その10年後、別々にではあるが、奇しくも当時のままの姿の新一(コナン)と何らかの形で関わっている。
黒の組織との関係
務武が黒の組織と思われる組織に狙われ、消息不明になったのを機に、赤井家全員が黒の組織と何らかの形で関わり、あるいは狙われるようになってしまっている。
このことから、血縁者を纏めて「赤井家」と称しているが、身分を隠すために母方の旧姓や他家への養子入りなど、父親と長男以外は別性を名乗っている。
宮野家との関係
メアリー・世良と宮野エレーナが姉妹関係にあることがベルモットの発言から確定。その子供たちである秀一・秀吉・真純の3人と、宮野明美・志保姉妹も従兄妹関係にある(尚、秀一と明美が従兄妹同士である事は以前から原作者によって明らかになっていた)。
関連人物
赤井家
父親。『さざ波の魔法使い』にて初めて顔と名前がはっきりと描かれる。
自身が狙われるようになったのを機に妻や子供たちをイギリスから日本へ送った後、消息不明となっており、遺体も発見されていない。
母親。日本に渡る直前のイギリス滞在時にベルモットにAPTX4869を飲まされて中学生くらいの身体となってしまった。現在は高級ホテルの一室に身を潜めつつ、真純に指示を与えている。
長男。消息不明となった父の真実を追って、FBIの捜査官となった。一時死亡したかに思われたが、現在は沖矢昴として雌伏の身である。
母が幼児化していることは知らなかったが、後にコナンとのやり取りでその可能性が高いことを認識している。
次男。将棋棋士。日本への移住後に羽田家の養子となり、天才的な記憶力で七冠王を目指す。
妹の真純との交流は続いており、電話を通して何度か助言をしている。
同時に家族内で唯一兄・秀一の存命を知っている人物。
長女で末っ子。女子高生探偵。
現在は帝丹高校に在学しつつ、コナンと関わったり、長兄・秀一の死の真偽について調べたりしている模様。
秀吉と連絡は取りあっているが、彼の職業は家族で唯一知らない様子。
その他
秀吉の義理の兄。秀吉が最も尊敬する天才棋士だったが、17年前にアメリカである事件に巻き込まれ死亡。務武がこの事件に関わっていたらしい。
余談
上述する経緯もあり、赤井家の相互認識には不透明な部分がいくつか存在している。
関連イラスト
関連項目
宮本由美:次男秀吉の交際相手。彼女のイメージ映像ではキャラ崩壊寸前の秀一とメアリーの顔が確認できる。