概要
『スーパーマリオブラザーズ』から初登場している火の玉型のキャラクター。大抵はお城コースに登場し、溶岩から飛び出して溶岩に戻っていく。
障害物のような扱いであるが故に、基本的な攻撃手段で倒すことは不可能。ただし、だいたいのシリーズでは、甲羅をぶつけるか無敵状態で体当たりすることで倒すことができる。また、それ以外にも『スーパーマリオブラザーズ3』ではハンマーマリオによるハンマー攻撃やたぬきマリオの地蔵による攻撃で、『NewスーパーマリオブラザーズWii』では、アイスマリオやペンギンマリオのアイスボールによる攻撃など、一部の作品では倒す手段が増えている。『スーパーマリオワールド』からは、目がついたバブルも登場するようになった。
「スーパーマリオブラザーズ」をモチーフにしたバトルロワイヤル作品『スーパーマリオブラザーズ35』でも勿論登場。倒す手段の少なさから相手に送り込めれば意表を突きやすく、単体では被弾を狙うよりも足止め&コインを消耗させることに向いている。主な出現場所の足場の悪さから狙って倒すのは難しいが、4-4・5-4・6-4・7-4ならクッパのすぐ手前に配置されているので斧さえタッチできれば倒してしまえる。クッパと同時に送れれば尚よし。似た挙動のプクプク(地上)とよく比較されるが、あちらは一度しか飛び出してこない。一方こちらは出現場所から先へ進まない限り何度でも飛び出してくる。
もちろん、ステータス画面の倒した敵にカウントされる他、レベルアップの際にアイコンとして入手できることも。
バブルの派生種
バブルの仲間
逆さバブル
『スーパーマリオブラザーズ3』、ワールド5の二つ目の砦にのみ登場。上にある溶岩から飛び出してくるバブル。無音で飛び出すため飛び出す位置が通常のより分かりにくいので慎重に進もう。
フレアバブル
『ヨッシーストーリー』に登場。不気味な声をあげながら弧を描いて溶岩から飛び出してくる大型のバブル。倒すことができない。
ブブル
『スーパーマリオRPG』に登場。ブッキータワーの地雷フロアに登場し、踏むと突然飛び出して2体で襲ってくる。身体の色は青色。
素早いので先制をとられやすく、火属性の単体攻撃魔法「ライトサーベル」を使用してくる。到着時点では結構な威力になるので注意。
ボブル
こちらも『スーパーマリオRPG』に登場。バーレル火山に登場するバブル系統の最上位種。外見はバブルと変わらない。魔法攻撃力が全体でもトップクラスに高く、火属性の単体攻撃魔法「フレイムストーン」を使用してくる。
64時代の『マリオパーティ』ではバブルではなく、こちらが登場しており、青い外見をした個体もいた。近年ではバブルとの差は無くなっている。
エルモス
ペーパーマリオシリーズに登場。バブルや上位種共々目つきが怖くなっている。
『マリオストーリー』に登場した際には、バブルの強化版として登場したが、『ペーパーマリオRPG』では「体力が高く、攻撃力の低いキャラ」という設定でバブルと同じステージで登場している。外見はブブルと同じ青い外見をしている。
また、ボスであるコルテスの配下の海賊でもあるため火の玉と言うよりは人魂という方が適切になっている。
ファントム
『ペーパーマリオRPG』に登場。バブルやエルモスの強化版。身体の色は緑色。
どくぬまバブル
『スーパーマリオラン』で初登場した毒沼から飛び出すバブル。「ワールド★-8」に出没する。身体の色が紫である以外は普通のバブルと同じ。
余談であるが、後に発売された「スーパーマリオメーカー2」で毒沼にバブルを配置することができるが、これに変化したりはしない。
ボウッ
『スーパーマリオランド3ワリオランド』に登場する。
基本的な動きはバブルと一緒。
その他の炎系の敵
ファイアスネーク
『スーパーマリオブラザーズ3』が初出の敵キャラ。
炎がいくつも連なった蛇のような姿をしており、常にマリオを追尾する。また、ブロックや土管をすり抜けることもある。踏みつけやファイアボールは効かないが、しっぽアタックや甲羅をぶつける等の攻撃で倒すことが可能。
その後約17年のときを経てマリオカートDSに再登場を果たし、その後はNewスーパーマリオブラザーズにも登場、晴れて2Dアクションシリーズの常連となる。
NewスーパーマリオブラザーズUでは「くらやみファイアスネーク」というステージが登場し、終始真っ暗なこのステージを照らす要因としても登場している。また、一瞬だけ頭が大きくなることもある。
ウォーク
『スーパーマリオブラザーズ3』に登場。蝋燭の炎に擬態し、背を向けると歩いてマリオに近づいてくる。行動パターンはテレサに似ている。
バウンドファイア
『スーパーマリオワールド』に登場。本作最難関クラスのコース、「チャンピョンシップのコース1」にのみ出現。地面に小さな炎を残しながら小さく跳ねる炎。マントアタックやヨッシーで食べることにより倒せる。小さな炎はしばらくの間残っている。
スーパーマリオブラザーズ百科では仕掛け扱いである。