曖昧さ回避
- ペーパーマリオRPGに登場するキャラクター。
- 1の由来にもなったとされる実在したスペインのコンキスタドール。→「エルナン・コルテス」
- 2を指すと思われる、SoundHorizonの楽曲に登場する名前。→海を渡った征服者達
このページでは、1について記述する。
「ペーパーマリオRPG」のコルテス船長様だからな!
うおぉ~ん・・・概要だぁ・・・
1000年前にトロピコアイランド一帯で暴れていた大海賊の亡霊。海賊王におれはなる!!!!などと言ったりはしない。英名は日本名同様「Cortez」である。
島のアジトに隠した不死身の海賊船「ブラックスカル号」に生前集めた膨大な量の財宝を積んでおり、部下の幽霊であるエルモス達に島に近づいた船を手当り次第沈めていた。
彼の財宝に5つ目のスターストーン「サファイアスター」が混ざっていた為、マリオ達はトロピコアイランドへ向かう事となった。
そして島の深奥でいざ現れた姿は、人間とは程遠い4本腕を持つ骨の怪物そのものであるが、幽霊である以上、最初からこの姿だったとは考えにくく生前の姿は不明なまま。
今の彼はスターストーンの影響で異形な姿で蘇った亡霊なのだろうか。
…とはいえ、彼が全身(メイン画像)を見せるのはバトル画面くらいであり、普段は頭部しか見せないため、そこまで異系でもないが。
普段の姿(右の骸骨キャラ) |
事実財宝に対する執着は並々ならぬもので、戦闘中も何度も復活してくるほど。
しかし、その執着から亡霊として復活したはいいものの、それっぽく演技するのは苦手な様子。おかげで、
「なんちゃってーっ!へへへへ まだ倒れてませーん」
「なにしに来たん・・・?」
「いい度胸じゃねぇかぁぁぁ!!」
「いてこましたれっ!!」
と、とにかく豪快でハイテンション、しかもどこかいいかげんな性格という亡霊とは思えないキャラクターとなっている。たまに関西弁らしき訛りが混じるのもご愛嬌。そして根っからの悪人でもない。
ちなみに財宝の番にもそろそろ飽きてきている模様。何をしたいんだアンタは。
なお、スターストーンはコレクションとしてあまり気に入っておらず、執着の対象に入っていなかった。故にマリオの目当てがそれ一つだと知った際には、
「オマエが欲しいのはこれ?この石っころだけ?本気(マジ)? ……あっそ……じゃ、あげるよ、それ」
とあっさり渡し、逆に呆気に取られていた。
そして、一旦消滅し、マリオ達を船から強制的に追い出す。
その後、メガバッテン襲撃(メガネすいふ裏切り)の際に、マルコが船の動力であるドクロジュエルの返却と引き換えに協力を求めて応じた(このことから、亡霊ではあるが船を動かす呪術などは持っていない模様)。
なお、この時の交渉でマリオがまたコルテスと再戦するという案が上げられたため、またコルテスと戦わされるのかと一瞬絶望したプレイヤーもいたとか。
マルコの命懸けの交渉の結果、コルテス自身もメガバッテンを不快に思っていたという理由もあり、完全に利害が一致。
そしてマリオ達全員もブラックスカル号に乗せ、大勢のエルモス達を引き連れ、
コルテス「オレさまの ゆるしも なく… ここで ドンパチやろうなんて… いい どきょうじゃねぇかぁ〜!!」
マリオ達と共闘して敵の戦艦を撃退するという、かつての敵が味方になるというジャンプ漫画のような熱い展開を見せた。
その後も彼らのことを気に入ったようで協力者となり、以降は島に船が近づいてきても沈めることもなくなり、彼らをゴロツキタウンに送った。
ステージ5終了後はトロピコアイランドへの渡し船(運賃は無料)として自身の船ともどもゴロツキタウンに居座っている(マリオがトロピコアイランドにいる時は、トロピコアイランドに居座っている)。
意外と優しく、選択肢に「乗らない」があるほか、それを選んでも「ま、それもいいかもな」と普通に返答するほか、土管などの他の手段を選んでも別に怒ったりせず律儀にマリオを船で迎えに行く。
ちなみにコルテスの船の動力であるドクロジュエルは、彼の死後マルコの先祖が盗み家宝にしていたものらしい。
EDによると、その後マルコと共に商売を始めたとか。また、バレルも船に乗せている模様。
ステータス
本体:HP20、攻撃力4、防御力1
コルテスソード:HP4、攻撃力4(2+2)、防御力0※
コルテスサーベル:HP4、攻撃力3、防御力0※
コルテスクロウ:HP4、攻撃力2、防御力0※
コルテスレイピア:HP4、攻撃力2、防御力0※
※ソード、サーベル、クロウ、レイピアは第三形態のみ出現。
HPは低めだが、怨念ゆえか前述の通り2回復活し、それに合わせて攻撃パターンも変わる。
第1形態と第2形態には根元に「ほねづか」があり、地上の敵を攻撃する技はいずれもこちらを攻撃する。トゲがあるため、ジャンプ系の攻撃は無効。HPはコルテス本体と共有している。ただし、ほねづかを攻撃すると、攻撃力を4上げるチャージをされるというリスクはあるため、リスクを避けたい人は頑張ってここに攻撃しないように気をつけたほうが無難。
何度か復活したり回復イベントが起きたりする関係上、実質的なHPは80である。
最初の形態では4つ腕にそれぞれ武器を持っており、振り下ろして攻撃をする。ほねづか部分を攻撃すると攻撃力を4上げるチャージをされ、攻撃力8の骨を投げてくるため、なるべくハンマーを使わずジャンプだけで攻撃したほうが無難。
第2形態は腕無しとなり、攻撃力を4上げるチャージをしてから攻撃力8の強力な攻撃を行う。ほねづかを攻撃した場合も同じく4チャージされ、骨を投げてくる。ビビアンのカゲがくれを使ってやり過ごそう。
最終形態は頭部だけとなって4つの武器が浮遊しており、それぞれの武器だけでなく本体も噛みつき攻撃をしてくる。
ソードは2回攻撃、サーベルは単発攻撃、クロウは「毒」状態付与、レイピアは全体&防御貫通攻撃とそれぞれに特徴があり、合計5種類の一斉攻撃はかなりキツい(本体の噛みつき攻撃と合わせ、全て棒立ちで食らった場合の総ダメージ量は15にもなる)。
武器は個別攻撃して倒しても1ターンしかもたず、倒した次のターンでもう復活してしまうが、クラウダで吹き飛ばすと戻ってこなくなるため、それに気づくかで難易度がかなり変わってくる。
ある程度HPを減らすと観客の魂を吸収してHPを回復して来る(観客の量によるが、50回復する場合もある。ただしコルテス自身の最大HPは20から全く変わってないため、回復量はハッタリに過ぎなかったりするわけだが)。
なお、回復させる前に倒した場合はこの回復イベントは発生しない。
余談
ゲームの仕様上これでコルテスは倒した扱いになるものの、彼は亡霊であるためそもそも復活回数に制限がなく、普通に戦闘続行出来る状態だったりする(このことから、観客を食べるイベントも単に追い込まれた演技をしただけの可能性が高い)。
…まあ、その後は前述した通り、マリオ達と利害一致などで和解したため、戦うことはなくなったものの、和解していなかった場合はマリオ達が敗北していた可能性が極めて高い。カゲの女王に次ぐ強キャラと言えるのかもしれない。
スーパーマリオくんにおけるコルテス様だぜ!
上記の設定に加えて、本当は寂しがり屋だったという設定が追加されている。また、最初は喋ることができずウオオーンというような鳴き声しか出さない。
マリオ達と戦って(本人的には遊んでいるつもり)いくうちにマリオ達に心を開き、満足した後本心と過去を明かし成仏した。
………と思いきや成仏せずに現世にとどまり、性格が丸くなったうえ、普通に喋れるようになった。
その後、トロピコアイランドにやって来たクッパがマリオを狙っていると知り、居場所を教えないために戦う。バトルはコルテスがやや押していたがクッパも粘り続け、殆ど互角の攻防を繰り広げる。
クッパがぶっ飛んだ際、クッパが落とした写真(マリオとクッパが喧嘩しているところ)を見て彼はクッパもマリオと遊んでいる(友達)と勘違いし矛を収め、マリオの居場所(ピカリーヒルズ)を教えた。
戦いが遊びと思っている点は同作に登場するドガボンやポルタなどの原作でのイメージが怖かったり強敵だったりするキャラに共通する設定変更である。
関連イラスト
pixivにおいては、擬人化されているものも多い。
関連タグ
同作品中で戦闘する他のボス達
ゴンババ・バッテンダーロボ・マッチョガンス・ランペル・モアモア・バッテンダー・マーク2・カゲの女王
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