『はたしてハッピーエンドで終わるでしょうか』
概要
ヒロインたるもの!の登場人物の一人。
紫髪とメガネが特徴の美少女でもある。
概要
性格は大人しく真面目に見える…のだが、実は好きなものとなれば早口になる、かなりのオタク気質な一面を持っている女の子である。
特にアニメ版第7話ではそれが顕著に表れており、ひよりが幼馴染みから告白されどうすればいいか二人に相談した際には、
「幼馴染みからの告白!OKすべき!絶対に!!」
ひより「なんで…?」
「イケメンの幼馴染みがいる!それは女子なら誰でも憧れる設定!その幼馴染みに、ずっとお前が好きだったって告白される!多くの少女漫画やアニメで描かれてきた憧れのそのシチュエーションで断るなんて、あり得ないから!!」
ひより「そ、そう…?」
「そうよ!!かっこいい幼馴染みに告白される、白馬の王子さまが迎えに来る、そんなのヒロインみたいじゃない!!」
樹里「ちょっとベタすぎな~い?」
「ベタの何が悪い!!ベタはいい、むしろベタがいい!!涼海さんは贅沢すぎる!!そんなことで悩むなんて…!!ずるい…!!」
ひより「あ~…」
…と、自らの(かなり生々しい)意見を答えており、視聴者に「ん!?(見るアニメ)まちがったかな…お前は何を言っているんだなどのツッコミ感想を抱かせ(てしまっ)た。
とまあこんな風にオタク気質が強くツッコミどころがありすぎるキャラではあるが、ひよりがスキャンダル騒動で大ピンチに陥ってしまった時には、樹里と共にひよりを守りきるなど(自らは他の女子生徒からひよりを守るように抱き締めている)、実は常識人であり優しさと強さを兼ね備えた女の子でもある。
オタク気質に目を瞑れば、後は文句無しとも言えるだろう。
関連タグ
ウルトラマンタイタス:ウルトラマンタイガに登場するキャラクター。彼もまた筋トレを好むという異質な一面があるが、それ以外は真面目な気質の性格という共通点がある。
カメレゴン:スーパーペーパーマリオに登場するキャラクター。その壮絶すぎるオタク気質な一面が千鶴のものと非常に酷似している。
※ネタバレ注意
ひより「ちづちゃんが…なんで…?」
「なんで?あんたのことが大っ嫌いだからだよ!!」
ひより「だ、大っ嫌い!?」
まさかの正体
最終回を控えた11話「嫌われヒロインの戦い」にて、その
その正体は、あのアイドルグループLIP×LIPのファン「ジュリエッタ」の一人であり、アニメ版第9話で発生したスキャンダル事件(どころかヒロインたるもの!という物語の)の全ての元凶でもあった。
つまり上記の樹里とともにひよりを守ったのも、単なる芝居でしかなかったというわけである。
実は彼女は真面目そうな性格とは裏腹に、とあるメイドカフェで自らを「ちゅーたん」と名乗り、やってきた客の相手をしながら推し活をしていたのである。
しかしそんな中、LIPxLIPの二人と距離が近いようにしか見えないひよりを見ていた彼女の中には、次第にひよりに対する怒りが芽生えていた。そこで、彼女は三人のやりとりを盗撮し、スキャンダル騒動に発展させたのである。
つまり、LIPxLIPの謝罪会見でのとある作戦や樹里の友達思いといったイレギュラーはあれど、ヒロインたるもの!におけるスキャンダル騒動はほとんどが彼の策略によるものだったのだ。
また、本性を現してからは、言動もそれまでの紳士的なものから一転して、(「アイドルに特別扱いされていい気になってんじゃねぇ!!」「このクソモブ女ー!!」などからも分かる通り)ひよりを徹底的に潰そうとすることに固執する傲慢で狂気じみたものに変貌している。
おまけに「私は悪くない!!」と、自らの行為を開き直って全く悪びれる様子を見せなかった(同等或いはそれ以上とも言える行動をした存在ならば前例が無いわけでは無いが、やむを得ない状況の中でやらかした彼らとは違い、千鶴は明確な悪意と敵意を持った上での行動であり、厄介さは遙かに上。ちなみに、盗撮は立派な犯罪行為である)為、ひよりの逆鱗に触れ(事実彼女からも「この卑怯物!!」と罵られている)、殴り合いの喧嘩に発展することになってしまう。
が、最終的にはひよりをクロスカウンターパンチでKOさせてしまい…
真の余談
実は、予告の段階で視聴者からは既に「スキャンダル騒動と何か関係があるのではないか」と怪しまれていた(小説などで展開を読めていたファンからは「何を今更」との声が相次いだが)。
そして予想通りスキャンダル騒動の犯人だった訳だが、主人公サイドでありながら実は『ヒロインたるもの!』の物語の黒幕かつ実質的なラスボスという、まさかの実態に驚かされたファンも少なくない。
千鶴を演じた速見沙織氏は、以前やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。で雪ノ下雪乃を、鬼滅の刃で胡蝶しのぶを演じたことで有名である。
真の関連タグ
ガタノゾーア、ゾグ、ギガバーサーク、エンペラ星人、ビクトルギエル、グリーザ、マガタノオロチ、アトロシアスルーゴサイト、ウーラー、デストルドス:千鶴と同じく最終回の一つ前の話で登場し、一度は主人公相手に勝利をおさめたという共通点がある。
高見沢アリサ:千鶴の先輩にあたる人物。こちらもとある人物のファンであるが、彼女の場合は盗撮などといった犯罪行為には手を染めていないという相違点がある。ちなみにアリサ役の東山奈央氏は速見氏と共演したことがある。
メフィラス星人:本来は冷静沈着な性格だが、予想外の出来事のせいで激昂するという共通点がある。
檀黎斗:こちらも主人公に対してとんでもないカミングアウトをした。