概要
「パンチはLove! 愛アーイ! モンキーパンチだよー!」
「Are you Ikemen!?」
ヒューマンバグ大学の「京極組の人情派・久我虎徹」に登場する京極組の武闘派構成員。組の御法度に触れた構成員の制裁及び処刑と、敵対者の始末を担当している。
主人公・久我虎徹の兄貴分の1人であり、久我と同じく現在の京極組では少数派になってしまった良識派。同組最強クラスの戦闘員でもある。
普段は至極まともな常識人だが、戦闘モードに入ると一変。言葉も会話も通じない狂人と化し、敵対者をメリケンサックを嵌めた拳でのパンチで粉砕する為、「メリケンサックの近藤」の異名で組内外から恐れられている。
人物
容姿
金色と薄緑の二色の坊主頭、黄緑色の瞳の小さめの目、身長はかなり高く、筋骨隆々の肉体も相まってまさに大男。波模様が入った灰緑のTシャツと消し炭色のスラックスを身につけ、両手には得物であるナックルダスターを嵌めている。因みに彼の坊主頭は蛇をモティーフにしたもの。これは彼が蛇愛好家である為。
性格
普段は非常にまともな常識人で、京極組の良識派の中でも屈指の好人物。所属する組への忠誠心を持っており、腐敗した京極組の再建に奔走する久我に対しては力を貸している。一方で戦闘モードに入ると、実質意味が同じ2択を投げかける等の意味不明な言葉を一方的に喚き散らす狂人と化し、京極組の敵対者や不始末をやらかした構成員を問答無用で殴り倒す(上記の戦闘モードの入るタイミングは、その人物が組に不利益を被る行為を働いたと判断した場合だと考えられる)。ルー語の使い手でもある。
京極組の若手の中で、彼が普段は真っ当な良識派であることを知る者は少ないと思われ、実際良識派筆頭の1人であり、若手のエースである久我虎徹も(不始末により鉄拳制裁を受けたこともあってか)、最初は彼を「会話不可能の狂人」と見做して極力避けていた。また、イケメンは嫌いな模様。
能力
武術を習得しているかは不明だが、優れた格闘センスの持ち主で、素早い動きから強烈な一撃を叩き込む。ナックルダスターを嵌めた拳から放つパンチの一撃は強烈で、睾丸を一撃で破壊する威力を持つ。また、分厚い鉄板を絶え間ない連続メリケンパンチで容易くひしゃげさせるなど、規格外の攻撃力と京極組一の怪力を持つ。犬飼曰く「己のステータスをパワーに全振りした男」。また、かつて毒蛇を飼っていたことから、神経毒と出血毒には常人よりも耐性が高い。
活躍
初登場。組内部では組の御法度に触れた構成員を始末する処刑人の様な立ち位置で知られており、久我自身もかつてミスを犯した為、彼から顔を「殺す気のフルスイング」でぶん殴られる制裁を受けている(持ち前の反射神経で上手く顔の芯は外したので大事には至らなかった)。
ある時、京極組の構成員が出会い系で知り合った女性を性的に搾取しているという噂が流れ、それが本当か否か確かめる為、若頭の五十嵐と共に若手を尋問していた(因みにその中には鉄刀兄弟がおり、近藤の意味不明な質問に震え上がっていた)。結局、構成員は誰も関与しておらず、久我独自の捜査で犯人は京極組を騙った半グレの小堺洋平とその仲間であると判明した。囮捜査で京極組が所有する倉庫に連れ込まれた小堺達の睾丸をぶん殴って破壊、粛清した(因みに人間の陰茎や睾丸には動脈が通っており、破壊された場合に止血をせずに放置すると、当然ながら失血死する)。その後、久我に京極組の現状を憂いている心情を吐露し、「何かあったら頼ってこい」と協力を約束した。
「Are you Japanese!?」
(ヘマやらかした構成員「イエス、アイムジャ…ぎゃあああああっ!?」)
「無能な脳みそデストロ〜イ!」
「アナタ達は死にますか? それともDeath?」
「君たちはどっちを選ぶ? Death or Death?」
「Destroy! Golden Baaaaaaaall!」
「お前は京極組再建を目指して動いていると聞く。何かあったら頼って来い」
- 2月14日付の動画(紅林二郎)
京極組のシマである黒焉街を荒らした「魔改造の稲賀」の粛清をしに紅林が買い物に来ていたスーパーに来ていたらしい(客として来ている描写がなかった為、推測に留まるが)。稲賀が改造ブルドーザーでスーパーを破壊し、そのまま次の場所に行こうとしたところ、紅林と同じく飛び乗っていたらしく、紅林の目の前にひょっこりと現れた。そしてそのまま改造ブルドーザーの装甲を連続メリケンパンチで破壊。運転席の稲賀を片手で歩道へ放り投げ、改造ブルドーザーを停止させた。その直後、稲賀から改造テーザーをまともに喰らってしまい、昏倒してしまう(なお、稲賀の手で改造されたテーザーの威力は10倍まで引き上げられており、人を殺せるレベルとなっている)。紅林が稲賀を顔面陥没K.O.した直後、すでに復活しており、稲賀を米俵めいて肩に担ぎ上げると、紅林に「久我虎徹が闘りあいたいと言っている」と言う伝言を伝え、その場を後にした。
「俺はスーパーを守るSuperman! 痛車をScrapにするMan!」
「メリケンサックでDestroy! 仁義破りをオシャカにするMan!」
「Get out! そしてゲス顔を破壊殺!!」
「Death or Death?」
「稲賀……仁義外れに派手なDeathを送ろう……」
「コイツは京極組が責任を持って消す。紅林君、心から感謝する。……久我が言っていたよ。君と、闘りたいとね」
- 4月6日付の動画(総集編)
京極組の新人コンビによって京極組随一のパワーファイターであると紹介された他、天羽組との戦争において、天羽組のシマである貴凜町で天羽組の下っ端達相手に無双していたところ、貴凜町の平和を守るメロンパンマンに見咎められ、交戦したことが語られた。どうやらそのメロンパンマンは、京極組有数の戦闘員である近藤ですら「殺らなければ殺られる」と恐怖を抱く程の凄まじい手練れらしい。
(メロンパンマン「おいマリモ。貴凛町で暴れるなら殺す」)
「テメェは一体、何者だァァァ!?」
貴凛町で天羽組の下っ端に負けた京極組の下っ端が銃を出したところに割って入ろうとするが突然メロンパン屋こと瓜生龍臣が乱入、銃を構えた京極組下っ端の腕をへし折り発砲を阻止し、その場にいたヤクザ全員を抹殺しようとする。そこに天羽組構成員も含め逃がすために立ち塞がるもパンチ、アッパー、チョップその他諸々でフルボッコにされるという事態に発展。戦闘不能レベルの大怪我で入院することとなった。余談だがこの動画が投稿された日は緑の日であり、この2人はどっちもイメージカラーは緑である。
「はい、ちょっと危険な傾向です。その内、市民を巻き込んだり大事になる」
「馬鹿どもが! ウチの奴も天羽組もまとめてDestroyだ!」
「待てえええい! You達! 逃げろおお! 天羽組のお前らも逃げろおお!」
「Shut up! いいから真っ直ぐ走って逃げろォォォ!」
「Hey, you! Destroy!」
「緑の髪だ……緑の髪をした野郎だ……」
- 5月28日付の動画(瓜生龍臣)
瓜生龍臣シリーズの序盤で瓜生との戦闘シーンが少しだけ登場している。その後、貴凛町を荒らすなと釘を刺された後、体にムチを売って南の黒焉街の事務所に帰ったことが窺える。
(メロンパンマン「愛と勇気のメロンキック!」)
「ゴオオオオオ!!(何という威力!)」
(メロンパンマン「ねぇ…極道とかの抗争でこの街を荒らさないでくれる?」)
「ぐ……はぁ……」
- 6月1日付の動画(状況整理)
メロンパンマンとの戦闘で戦闘不能になり、約1か月後に復帰したが、復帰早々黒焉街に大量発生した毒蛇に噛まれまくるという事態になった。
「ムウウウ!? なんだこのSnakes! 俺をBiteするんじゃない! Go away!!」
- 6月21日の動画(久我虎徹)
予告通り復活早々に毒蛇(ラッセルクサリヘビ)に噛まれて再び入院することになる。野島翔が直ぐにラッセルクサリヘビを斬首したことと体重があったこと、更に昔毒蛇を飼っていて耐性があることから病室でも至って元気だった。
「虎徹ゥ、Full回復だァ! Destroy衝動が止まらねぇよぉ!」
「Russel Snake! 久しぶりに見たァ!」
(ラッセルヴァイパーに腕を噛まれ)「あ……まさに致命的Miss!」
「ゴオオオ……Hard Poison……」