データ
概要
JR東海道貨物線の横浜羽沢駅貨物ターミナルに隣接する地下に設けられている鉄道駅で、駅東側で相鉄新横浜線と東海道貨物線(横浜羽沢支線)を接続する短絡線があり、相鉄とJRの接続駅となっている。
駅としては立地上、貨物駅である横浜羽沢駅の旅客駅の部分にあたり、また特定都市制度の横浜市内の駅に含まれる。駅舎は相鉄の管轄。
駅名の通り横浜国立大学常盤台キャンパスの最寄り駅となっている。
しかし大学までの最短ルートは閑静な住宅街になっている為大学側から通学路が指定されており、そちらを通るとかなり遠回りになってしまう。また、他の最寄り駅と同じく坂を経由するのは避けられないため、大学までの道のりは楽ではない。
尚、当駅が開業した2019年11月30日の利用者数は直通人員を含めて88,536人(乗車人員は43,719人。降車人員は44,817人。)である。(横浜市統計書より)
開業日は好調だったが、定期利用率が現時点では低いなどの課題がある。
また、この駅を利用する上でJR・東急共に重要になる東急新横浜線も未開業のため現在は本数自体も少ない。東急新横浜線が開業してからこそが本領発揮となるだろう。
尚、当駅~JR武蔵小杉駅間は非常に駅間が長い他、分岐区間もいくつかあるので立ち客は特に揺れに注意する必要がある。
駅構造
駅は地下ホーム・地上駅舎の掘割式で、ホームは相対式2面2線。
早朝・深夜には西谷~羽沢横浜国大間、海老名~羽沢横浜国大間の区間運転の列車も設定されており、当該列車は2番のりばで折り返している。
利用状況
近況
相模鉄道
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は24,655人である(横浜市統計書より)。相鉄の駅では2020年(令和2年)度時点では4位。
JR東日本
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は12,681人である。
利用状況比較表
事業者名 | 相模鉄道 | JR東日本 | ||
---|---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 順位 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2019年(令和元年)度 | 37,652人 | 8位 | 12,681人 | 25,362人 |
2020年(令和2年)度 | 21,316人 | 4位 | ||
2021年(令和3年)度 | 24,655人 |
隣の駅
余談
横浜とつく鉄道駅は、市内では当駅のほかに横浜駅、西横浜駅、新横浜駅があり、現状では新横浜駅のみは相鉄に駅がないが、相鉄新横浜線全通の折には、4駅すべて相鉄が乗り入れる駅となる(特に西横浜駅は相鉄単独の駅)。
関連タグ
相模鉄道 相鉄新横浜線(相鉄・JR直通線) 駅 神奈川県内の駅一覧
綾瀬駅:本駅同様、JR以外の鉄道事業者が管轄する特定都市制度の駅で、東京都足立区にある(ちなみに神奈川県綾瀬市には鉄道駅自体がない)。