公式紹介文
玩具会社「加賀美インダストリアル」の若き社長。
自社玩具のPRのため、自らライバーとしてデビューすることを決めた。
VTuberの説明についてはこちら
概要
ANYCOLOR株式会社の運営するバーチャルライバーグループ「にじさんじプロジェクト」所属のVTuber/バーチャルライバー。
加賀美インダストリアル代表取締役との兼業であり、それにちなんでリスナーやライバーからの愛称は「社長」。
2019年7月、葉加瀬冬雪・夜見れなと3人のユニットを組み、SMC組(すめしぐみ)としてデビューした。
茶目っ気も覗かせつつ、地位ある人間にふさわしく、言葉遣いも態度も丁寧なライバー。
声質・発声ともに、アナウンサーを思わせる聞き取りやすさと爽やかさを持つ。
その一方で、ひとたびマイクを握れば、喉から飛び出すのは高音圧のロックというギャップの持ち主である。
デスボイスやスクリームもお手の物であり、歌う相手や曲によっては男性歌唱の想定されていない原曲キーでの高音なども披露している。
色々出来そうなヒトだが、蝶結びは「めっっっっっちゃ下手(自己申告)」。どうしても自己流な結び方になってしまう。通称「加賀美結び」。
お母様は冬臣先生。
明るい茶髪の毛先を遊ばせて、左側を耳にかけている。目は黄色寄りの茶色。上瞼にブラウン系のアイシャドウを塗っている。
両耳には複数個のピアス。初めて開けたのは高校生の頃。
デフォルトはスーツ姿。詳しい設定画はこちらで公開されている。
配信形態
主にYouTubeにて行っている。平常時は週4~5回、22~23時ごろに開始。
主な配信内容はゲーム。アーカイブは2~4時間程度のものが多いが、例外として、フロムソフトウェアのソフトをプレイする際は配信時間が伸びる傾向にある。(最長9時間36分・『Bloodborne』)
ライブなどのイベント後は1時間程度の振り返り雑談を行うことが多い。
テンポの良い話題展開と、リアクションの良さが持ち味。
見どころの意識や暴言や下ネタをほぼ出さないなど、リスナーにストレスを感じさせない配慮に長けている。
チャット欄もおおむね穏やかなので、初心者に勧めやすいバーチャルライバーの一人と言える。
ただし、サムネイルだけは有料実写素材を用いた、「サムネでどんな内容の配信なのかわかりにくい(もしくは想像できない)シュールな何か」に仕上がることが度々発生する。
実際に有志によってサムネクイズが制作されたところ、平均正解が20%台と中々に低く、一見しただけでは本当に内容が読み取れない代物となっている。中にはゲームタイトルを付け加えたせいで脳がバグるようなサムネイルも存在する。(なのでゲームタイトルがないと本当になんの配信なのか判らないこともザラにある)
ゲーム
インディーズから有名作まで、幅広くRBG・ACT系を多くプレイしている。逆にFPSやTPS系の単独実況プレイはほとんどない。
また、定期的にマイナーゲームを発掘して、単発プレイを行なっている。その際は配信開始時の挨拶などに、ゲームにちなんだ肩書きが追加される傾向がある。
(例:マグマ香りソムリエ・駆け出しパンジャン技術者・滅殺4・塊高校理事長・カニ)
珍しい部類としては、『塊魂』シリーズを複数回に渡って配信している。
豊富な語彙から繰り出されるパワーワードは見どころの一つ。
その端麗な容姿と丁寧な言葉遣いとは裏腹に、ゲームでのプレイスタイルはゴリ押し上等の脳筋蛮族。
ともかくどんなゲームでも暴力で片付ける。
しっかりビルドを構築しても、理性的に攻略や回避を行っていても、彼の目標はよりデカい火力を出すことにある。戦闘がメインコンテンツのゲームのみならず、それがホラーゲームだろうが、スローライフシミュレーションだろうが、変わらぬテンションで火力の確保と襲撃の対策をとる男。
本人の恐怖耐性の高さもあいまって、ホラーゲームをプレイしていてもあまり怖くないとの声も。
…と言うか、度々童心に帰り無邪気な姿を見せている(特にロボットやドラゴンを前にすると顕著)。責任のある立場としての口調とのギャップが凄い。
2022年のエイプリルフールには10歳位に若返り(肩書きもきちんと「次期加賀美インダストリアル代表取締役候補」になっている)、ショタコンを誘き寄せた。
脳筋の影響は戦闘のみならず、探索においても遺憾なく発揮される。
素の理解力の高さに、某ゲームで鍛えたキャラコンの上手さが合わさったおかげで、色んな意味でリスナーが驚くようなルート取りや、縛りプレイを天然でかますなど、時々とんでもない攻略法を編み出すことがある。(リンク先4:03頃〜)
特に、自由度が高いオープンワールドとは、異常なまでの親和性を誇る。
また、遊戯王やMTGなど種類を問わないTCGプレイヤーであり、紙・データを問わないパック剥き・オンライン対戦を含めた定期的な配信のほか、公式配信のゲストに招かれることもある。
なんだったら3Dお披露目の際にボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの3Dモデルがタカラトミーの公式コラボとしてやって来た事がある。超大型ゲスト。
兄の影響でカードゲームを始めた来栖夏芽との初対面でEDH(MTGの変則ルール戦)をした時には、「カードゲームを始めたきっかけって何ですか?」と言う質問をして彼女の回答に無自覚で無邪気に彼女のカードゲームに対する「男の影響で始めた=彼氏の影響と言う邪推をされた」と言う嫌な思い出を「お家でいつでもカードゲームできるって事ですか!?」と喜色満面で同調し払拭した事がある。これは質問をした社長本人はまだ与り知らない。
歌
一企業の社長らしからぬ、にじさんじでも有数の高い歌唱力を誇る。
好んで歌うのはロック(ラウドロック)。
初配信でオリジナルソング(ボーカル&作詞を担当)を披露している。
個人としては、オリジナル曲3曲(「WITHIN」・「トレモロムーン」・「PIERCE」)を公開。
また、緑仙・夢追翔とのユニット、le jouetや、剣持刀也・不破湊・甲斐田晴とのユニットROF-MAOなどでも歌を公開している。
これらでは、単独での歌唱とは雰囲気の違った彼の歌声を聞くことができる。
そして、加賀美ハヤトの歌のもう一つの魅力はライブ配信でのパフォーマンスで発揮される。
他ライバーとコラボしての歌リレーなど、初期から音響や生演奏にこだわってきたことが結実し、3Dでのお披露目配信では、黒子姿で3D化したバンドメンバー5名によるリアルタイム演奏で歌声を披露。
YouTube急上昇1位・最大同時接続人数13万人越え、にじさんじでの個人配信としては初の100万再生超という2020年当時としては驚異の記録を打ち立てた。
ゲーム配信でも垣間見える音圧による渾身の歌声と、合間に挟まれるMCはライブならでは。
配信・会場を問わず数々のライブイベントに参加しており、スーツ姿でリスナーを沸かせるその姿は一見の価値あり。
また、3D化した事で長い手足によるアクションも加わって一層迫力が増した。
割と足グセが悪い・・・?
現在公開されている中で最新の3Dライブ動画(共演者:戌亥とこ・不破湊)
※もっと彼について詳しく知りたい場合は、こちらがおすすめ。
プロフィール
彼が社長を務める「加賀美インダストリアル」は、その社名通り元々は重機などを手掛ける工業系の企業なのだが、二代目社長である彼はホビー事業の部門を担当することになった。
ホビーを担当するだけあって玩具やアナログゲーム(TCGなど)が趣味で、子どもっぽい遊びにテンションを上げる一面を配信でよく見ることができる。少年心を忘れない大人。
特にフロムゲーにおいてそれは顕著になる。
本人曰く「お金には困っていない」という理由でスパチャをもらうと困ったような反応をする。コレによりSっ気に目覚めたリスナーは高額スパチャを投下して「お客様!!困ります!あーっ!!」状態にしては愉悦に浸るスパチャDVを愉しんでいる。
ある配信では触れなければいいのに配信中のスパチャ額が後少しで100万円になりそうな額であることを公表した途端、一気にスパチャが加速、中には5万円を無言で投下する猛者までおり、「(100万円に)イった!イったから!!」とセンシティブな声を上げながら狼狽していた。
コラボ
本人の中で「自分の外見や雰囲気に威圧感があるのではないか」と危惧があるらしく頻度は少なめ、かつ1対1のコラボはほとんどない。
逆に大人数のコラボには積極的に参加しており、直近では、にじさんじ甲子園(2021年)に監督の一人として、にじさんじスプラ杯(2021年)にエクス・アルビオと共に主催も務めている。
本人の人柄もあってか、自然と胃痛役……もといまとめ役を任されることが多い。
気心の知れた相手とのコラボでは、一緒にはしゃぐ一面もある。
SMC組(すめし組)
ユニット名の由来はそれぞれの役職「Scientist・Magician・CEO」の頭文字を取ったもので、加賀美ハヤトは「CEO」を担当。
ちなみに黛灰、アルス・アルマル、相羽ういはの3名も日付違いの2019年7月の同月デビュー。
ROF-MAO(ろふまお)
2021年10月に公開の、上記4人による無人島サバイバル動画(実写)の最後に結成が発表された。
加賀美ハヤトはグループ内最年長であり、司会進行役を主に務めている。
媒体によっては「リーダー」とされることも。
現在、3Dモデルによる毎週木曜日22時開始のバラエティ番組『木10!ろふまお塾』を配信中。
ダブルスリーブ
初のサシコラボの相手でもある社築とのコンビ。
会社員・同年代オタク、カードゲーマー仲間と何かと共通点が多い。コンビ名の由来も二人がMTGの熱心なプレイヤーであることから、カード保護に使う「スリーブ」が元ネタ。
デッキの組み方に直線的な指摘と指示をする社築と異なり、彼の場合口調は柔らか(でも内容はガチ)。
近頃の加賀美ハヤト初凸待ちで、2人で放っておくと延々と喋っていることが証明されてしまった。
アラサーランク隊
上記の社築とその同期で仲の良い花畑チャイカ、加賀美ハヤトとle jouetでユニットを組む夢追翔の4人組ユニット。
飲酒雑談時に使用されたことで広まり、その後のARKプレイ時の初期メンバーでもある。
なお、当の加賀美社長は、30歳の誕生日配信中に日付が変わって歳をとった瞬間物凄く悶絶しダメージを受けていた。
アーリオオーリオ(クロウ)
葛葉とのコラボ。公式名はないが、数少ないサシコラボ相手の一人である。
ゲーム配信の他に、加賀美の手を借りながら葛葉作詞のオリジナル曲を作ろうという企画をしており、紆余曲折ありながら、歌:葛葉・加賀美ハヤトによる『クロウ』として公開された。
リスナーによるコラボ名の由来は曲名と、配信中に誕生した仮歌詞から。なお、葛葉の公開した歌唱曲のほとんどに【】【】が付くようになった元凶は加賀美ハヤトである。
昔馴染み
黛灰との関係名。公式名ではないことに注意。
お互いにとって唯一、ライバーになる以前から交流がある、と明言されている相手である。
ほぼ同時のデビューということもあり、初期から顔を合わせる機会は断続的にあったが、終始距離を測りかねている節があり、たびたび猫パンチじみたちょっかいをかけあう様子がみられる。
黛にとって、加賀美ハヤトは勝ちたい相手であり、勝てない相手でもあるようだ。
2022年7月28日をもっての黛灰活動終了に際して、はじめてのサシコラボが行われた。
加賀美ハヤト側が数日後にライブを控えていたため、実質送別会となった配信は、高圧洗浄機シュミレーションゲームによる『禊』と題されたもので、3年間のライバーとしての関係の総決算とも言えるものだった。
自分の物語を閉じるため、あるものを欲しがった黛に、加賀美は快諾した上で「行ってらっしゃい」と餞の言葉を送った。