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にじさんじ甲子園

にじさんじこうしえん

にじさんじ甲子園とは、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」内において開催された、大型ゲーム企画である。
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2021年開催のは⇒にじさんじ甲子園2021


2022年開催のは⇒にじさんじ甲子園2022


2023年開催のは⇒にじさんじ甲子園2023


2024年開催のは⇒にじさんじ甲子園2024

概要編集


パワプロシリーズの最新作、『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』(通称パワプロ2020)を用いた大型ゲーム企画。

パワプロ2020の「栄冠ナイン」モードにおいて、6人のにじさんじ所属ライバーが高校野球部の監督としてチームを3年間育成し、対戦するというもの。

Vtuber個人勢の天開司によるパワプロ企画が元となっており(18年の「パワクズ」、19年の「Vtuber甲子園」)、今年はにじさんじ所属の舞元啓介が主催として企画を受け継ぎ開催した(天開司はスペシャルアンバサダーとして、配信の司会やプレイの実況などを担当した)。

ちなみに開催にあたっては、全ライバーの名称使用許可、さらにパワプロ2020公式からの協力を得、優勝賞品まで用意された。




そして、翌年2021年7月に二度目となる「にじさんじ甲子園2021」の開催が発表された。

以下は主に2020年大会の詳細について記述する。



配信日時編集

  • ドラフト会議:2020年7月26日(日)20:00~23:00
  • 予選Aリーグ:2020年8月14日(金)15:00~20:00、振り返り放送23:00~
  • 予選Bリーグ:2020年8月15日(土)15:00~20:00、振り返り放送23:00~
  • 決勝リーグ:2020年8月16日(日)19:00~23:00

 (いずれも終了時刻は予定)


企画の初日は、6人の監督ライバーがドラフト会議形式で選手となるライバーを指名していくという配信がなされ、この時点で10万人超が視聴するという盛り上がりを見せた。

ドラフト会議が終了次第、8月9日をチーム作成の〆切として、各監督のチャンネルで栄冠ナインがプレイ実況された。

決勝リーグの視聴者数は最終的に19万に達し、Vtuber配信の視聴者数の記録を塗り替えた。

さらに、8月30日にはエキシビションも開催。こちらも大盛り上がりを見せた。


優勝賞品編集

優勝校およびその監督は以下のものが、2020年11月26日にはパワプロ2020のゲーム内に実装される。

  • 登場モーションの収録・実装

 (主にオリジナルの)選手に設定できる、打席に入る時のモーション。

  • アクションボイスの収録・実装

 (主にオリジナルの)選手に設定できる、打撃時のボイス。

  • ウグイス嬢の音声の追加(監督名、高校名)

 監督名は既に名字や名前が実装済みであっても、フルネームの形で収録。

  • 監督のパワター(似顔絵)の追加

 (主にオリジナルの)選手に設定できる、専用デフォルト似顔絵。(ただし、マイライフなどの一部モードでは使用禁止とする)


参加ライバー編集

監督ライバー編集

スペシャルアンバサダー編集

大会直前インタビューナレーション編集


Twitterタグ編集

  • ツイート用:#にじさんじ甲子園
  • ファンアート用:#にじさんじアルプススタンド
  • 前夜祭企画用:#にじ甲前夜祭


参加チーム一覧編集

企画に参加する監督ライバーたちは、それぞれ架空の高校の野球部を率いている。


VR関西圏立高校編集

監督:樋口楓

センシティブな作品

近畿地区大阪から出場。

チーム育成中は猛将・樋口監督の怒号が飛び交い、高野連も真っ青なパワハラ紛いの光景が繰り広げられた。一方で、チームが勝利すれば狂喜乱舞し敗退すれば労いと共に涙を流す監督の姿には人情も垣間見え、往年のスポ根を思わせるようなドラマに視聴者は心を揺さぶられた。春の甲子園には一度は出場できたものの、3年通じてあと一歩のところで夏の甲子園出場を逃すという悔しい結果となった。が、魔境・大阪で試合経験を積んだおかげで優秀なチームに育ち、大会優勝候補に名乗りを上げた。

チームメンバーはJK組を中心に、その他同期から後輩ライバーまで幅広く選出。

何と言ってもチーム最大の要は、エース投手月ノ美兎。球速157kmは全校投手陣の中で最速。さらにこの剛速球に「重い球」「ジャイロボール」「内角無双」などなど、レアな特殊能力がこれでもかと組み合わさり、文句なしの今大会No.1投手に仕上がっている。

また、ゴリラと形容される強打者御伽原江良を筆頭とした多彩な野手陣も強みである。

弱点は、大エース月ノ以外の投手陣にやや不安が残る点や、パワプロで極めて重要とされる捕手の能力「キャッチャー」のレベルが低い点(勇気ちひろの「キャッチャーD」止まり)。



聖シャープネス学院編集

監督:剣持刀也

東京地区東東京から出場。

育成開始日で大きく出遅れたものの、剣持監督の手堅く緻密な采配が功を奏し、最終的に夏の甲子園出場を果たした。ちなみにゲーム内の評判は6校中唯一の「強豪校」(育成期間〆切段階)。

ドラフトでは監督同期の2期生をほぼ揃えることに成功したが、相棒とも言うべき伏見ガクだけは王立ヘルエスタ高校に取られてしまった。その他、椎名や社を差し置いて獲得した笹木咲やマスコット枠のでびでび・でびるなど、個性豊かな面々が集う。

チームの特徴としては、エース笹木や緊急登板で力を発揮する魔界ノりりむなど、投手の層が厚い点が挙げられる。また、足だけは速い黒井しば、ミート・パワーの高いギルザレンⅢ世、特能「威圧感」持ちの鈴鹿詩子等、尖った性能を有する野手陣も見逃せない。



横須賀流星高校編集

監督:社築

にじさんじ甲子園 横須賀流星まとめ

関東地区神奈川から出場。

オールマイティーにゲームが得意な“オタクくん”こと社監督がチームを統べる。育成中は村田などネタ要素の強いモブ選手に振り回されつつ甲子園を目指し、視聴者を楽しませた。

ドラフトでは、葛葉を除くド葛本社の家族や出身グループのSEEDsなど、交流の深いライバーを多く獲得。異国の人間から人外まで様々な背景を持った選手が集い、国際色豊かなマンモス校の様相を呈している。

出だしは決して悪いものではなかったが、3年目の夏の県大会が2回戦敗退に終わり、一度も甲子園出場を果たせずに育成を終了。その影響から総合力で他校に見劣りする点に不安が残る。だが、「奪三振」を有するエース本間ひまわり、「広角打法」が光る大砲鷹宮リオンなど、どの選手も決して力量不足というわけではなく、監督の采配が勝敗を左右すると言えよう。



にじさんじ農業高校編集

監督:舞元啓介

こんるる打法炸裂

東北地区宮城から出場。

前年のVtuber甲子園に出場し見事優勝してみせた、名将・舞元監督率いるチーム。育成開始早々、新入生の能力が6校中最低水準という不運に遭うが、パワプロを熟知した監督の導きによって十分戦えるチームにまで成長。夏の甲子園出場も果たしている。

ドラフトでは、Vtuber甲子園でのメンバーや別の自身のパワプロ配信で活躍したライバーを指名。舞元のファンからすれば見慣れた名前が並ぶが、他校と比べると監督と選手の関係性がやや薄い。おまけに指名した16人の内13人が女性ライバーとなったせいで、椎名からは「変態だー!」と言われてしまう始末。

最初期の不運を引きずってか、ステータスであと一歩…という具合だが、「チャンスA」でここぞという時に活躍する葛葉、安心と信頼の「キャッチャーA」雨森小夜、VR関西の月ノに次ぐ球速を誇る星川サラ等々、一芸に秀でた選手たちがチームを支える。



にじさんじ高校編集

監督:椎名唯華

にじさんじ高校

中国地区鳥取から出場。

通算して3度目のパワプロ企画参加となる、お馴染みの椎名監督率いるチーム。チャット欄の指示厨を利用して采配を決定したり、試合の最終盤で選手を交代させまくって経験値を稼いだり(通称パリコレ)と、効率を追求した独特の育成スタイルを見せる。そして、過去の企画でも伝説となった持ち前の豪運は今回も健在であり、ピンチからの大逆転で夏の甲子園出場を見事もぎ取っている。

ドラフトにおいては何を思ってか、一部除いて炎上経験のあるライバーばかりを指名していくという暴挙に出る。結果、チームは極めてアクの強い顔ぶれとなった。なお、ユニフォームは監督の趣味であるスク水である。

ギャグ漫画さながらのネタチームに見えるが、先述した独特の育成スタイルのおかげで総合力は極めて高い。特に目を見張るのは強大な打撃陣。ミート・パワー・走力どれを取っても最高水準の花畑チャイカ、「威圧感」「アベレージヒッター」「カット打ち」等で相手投手を消耗させる渋谷ハジメ、ダントツの打率と本塁打数を誇る怪物ユードリックetc...とツワモノ揃い。一方、投手陣はやや心許ない…と思いきや、「キャッチャーA」のユードリックとバッテリーを組むことで数値以上のタフさを見せる夢追翔、変化球で一癖あるグウェル・オス・ガールなど侮れない。打っても投げても弱点らしい弱点がなく、優勝候補筆頭の呼び声高い強豪チームである。



王立ヘルエスタ高校編集

監督:リゼ・ヘルエスタ

王立ヘルエスタ高校野球部

東海地区静岡から出場。

ヘルエスタ王国第二皇女自ら監督を務めるノーブルなチーム。鬼の樋口監督やハチャメチャな椎名監督ら他の女性監督と比べると、選手への接し方は常識的かつ穏やかでまさに優等生。しかし、稀に贔屓球団を彷彿とさせる畜生っぷりが露になることも

ドラフトではさんばかを早々に確保すると共に、気品溢れる校風にふさわしいフレッシュな面々を揃えた。また、戌亥とこ早瀬走メリッサ・キンレンカと歌唱力の高いライバーが集い、「校歌斉唱が凄そう」との声も。

甲子園出場こそ逃してしまったが、チームの総合力は比較的高水準。「闘志」持ちのエースアンジュ・カトリーナと「キャッチャーB」戌亥とこのバッテリーはチームの柱。そして、1番打者を務める夜見れなは圧倒的な走力と盗塁能力を有しており、彼女を打席に立たせれば2塁進出が保証されるほど(通称「夜見マジック」)。おまけに夜見は守備能力にも優れており、ファインプレーを見せるたびに「残念そこは夜見だ」と監督や視聴者からお約束のセリフが飛ぶ。



にじさんじ甲子園2021開催要項編集


詳細はにじさんじ甲子園2021にて


配信日時編集

  • ドラフト会議:2021年7月17日(土)18:00~
  • 本戦    :2021年8月13日(金)12:00~、8月14日(土)12:00~
  • 決勝    :2021年8月15日(日)18:00~

参加ライバー編集

主催編集

監督ライバー編集


関連イラスト編集

葛葉選手 4球団競合!私たちのヒーロー。

にじさんじ甲子園にじさんじ甲子園本戦イラストまとめ


関連項目編集

にじさんじ パワプロ


Vtuber甲子園:開催のきっかけと言える個人企画。にじさんじ主催ではないため混同に注意。

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