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にじさんじ甲子園2023

にじさんじこうしえんにまるにさん

にじさんじ甲子園2023とは、大型ゲーム配信企画にじさんじ甲子園の第四弾である。
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概要編集

前回に引き続き『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』(通称パワプロ2022)を用いた大型ゲーム企画。2020年・2021年・2022年に催されたにじさんじ甲子園の4年目の企画である。

ゲーム内の「栄冠ナイン」モードにおいて、にじさんじ所属ライバーが高校野球部の監督となってチームを育成し、優勝を目指す。

参加監督の人数は前年より二人増えて10人

昨年同様、選手のドラフト指名のみならず育成をスタートする都道府県もドラフト指名する。

また、今大会では公式の応援グッズとして各校チームのロゴ入りグッズが7月3日から販売。

…ちなみに一部チームのロゴは実在球団に寄せていたせいで運営からお叱りを受けたとか…。


配信日時編集

  • ドラフト会議:2023年7月1日(土)18:00~
  • Aリーグ:2023年8月11日(金)13:00~
  • Bリーグ:2023年8月12日(土)13:00~
  • 決勝リーグ:2023年8月13日(日)17:00~
  • エキシビション:2023年8月19日(土)19:00~

参加ライバー編集

主催編集

監督ライバー編集

参加チームはAリーグとBリーグに分けられ、それぞれの勝者が決勝戦を戦うことになる。


Aリーグ

Bリーグ


参加高校(Aリーグ)編集


王立ヘルエスタ高校編集

監督:リゼ・ヘルエスタ

地域:静岡

にじさんじ甲子園2023 トゥーン応援イラスト

概要編集

前年度優勝校の監督が今年も参戦。“王道野球”を再び目指す。

ドラフトではTwitterで多くの監督がラブコールを発していたアンジュ・カトリーナを1位単独指名。その後、過去のヘル高メンバーを中心に指名した結果、海外勢・女性ライバー中心のメンバーが揃った。ただし、戌亥とこは虚空学院の1位再指名で獲られてしまい、さんばかは三度揃うことはなかった・・・。

新入生ガチャは歴代ワースト4位の☆453(6人合計)であったが、先輩たちの能力が高かったこともあり、夏の県1回戦は勝利。しかし、2回戦でコールド負けを期したことから、投手・守備力の強化に力を入れる。冬の合宿ではまちゅかいこと魔使マオが「キャッチャーB」となり、アンジュの強力なバッテリーとなる。新入生の勧誘ではウインクで全国優勝者を勧誘したりもした。

2年目。後述する「しぃしぃ教」に入信したことでそれなりに良い野手が集うも、スカウトは1人しか来なかった。夏の県大会は順調に進み、決勝戦では監督の内気がチームを後押しつつの勝利。夏甲子園は初戦で負けてしまうが、アンジュが冬合宿で「重い球」を習得、更に基礎ステータスが急速に上昇する覚醒イベントを経験するなど、エースの名に恥じぬ成長を見せた。

3年目。本屋の青特スキルによる援護を受けながら2年連続夏の県大会を優勝。甲子園ではベスト8まで進むも、準々決勝で9回表に逆転され、裏で再度逆転出来ず4-3と1点差で惜敗して育成を終えた。

チームの特色編集

覚醒を経験した信頼すべき同期にしてエースのアンジュと「キャッチャーB」のまちゅかいのバッテリーがチームの主軸。控えの投手には、「対強打者○」持ちの緋八マナ、アンジュ推しで知られるロゼミ・ラブロックハナ・マキア等がいる。

野手では、先述したまちゅかいの他、「パワーヒッター」「広角打法」で栄冠中に確定HRを複数回見せつけた強打者フレン・E・ルスタリオ、初期から「かく乱」持ちでその後も青特をわんさか手に入れた、“ヘル高の塔”こと周央サンゴが打線を支えている。リゼ監督が前年から続ける“王道野球”は今年も花開くか。


勇者育成高校編集

監督:ニュイ・ソシエール

地域:三重

無題

概要編集

昨年はチョモランマ高校の監督だった炎の魔女が、校名も地域も一新して再び参戦。

ドラフトのコンセプトは校名にも表れている通り、古き良きRPGのパーティ編成を意識し、ファンタジー要素の強めなライバーたちを指名。結果、勇者やら魔王やら女神やらダークエルフやらが集う個性的な顔ぶれに。

初年度新入生ガチャでは1回目で転生投手西勇輝を引き当て、これを魔王様ことヤン・ナリとして育成を開始。初年度夏の県大会も順調に勝ち進むが、決勝戦で評価Sの強敵とぶち当たり敗北。その後の秋大会はあっさりと初戦敗退。1年目秋~冬は雌伏の期間となった。

2年目を迎え、再びの夏県大会ではこれまた勝利を積み重ね決勝進出。初っ端から自動HRを浴びた上にジリジリ点差を広げられてしまうが、事前に厄落としと称してRFA配信をした成果が出たのか終盤に入り逆転を重ね見事優勝。2年目にして夏甲子園の切符を手にした。夏甲子園は初戦で敗退してしまうもののエースの魔王様が順調に成長。アイテム使用も相まって、☆査定が世界大会参加基準をクリアし、2年目にして世界大会へ出場。基礎ステをさらに伸ばして凱旋した。それを見て奮起したのか、2番手投手のハ・ユンが覚醒。チームの継投能力が大きく上がった。その後、秋の大会もいくつか勝利し、神宮全国大会出場は叶わなかったものの春の甲子園出場権を獲得。ただ、こちらもまた強豪とぶち当たって初戦敗退。

3年目、夏県大会も無事優勝し、2年連続で夏甲子園出場を達成。それまで敗退続きだった初戦を乗り越え、ベスト8進出で育成を終えた。

チームの特色編集

初期から青特数が多く癖のない転生プロの西を基にした魔王様は育成中に「重い球」を手にし、急速も160km/hに達する大エースに。しかし、甲子園中に赤特「四球」が付いてしまったのがやや気がかり。また、昨年チョモ高同様、キャッチャー能力を最後まで獲得できず、覚醒した控え投手ハ・ユンなど継投でどれだけ相手を抑えられるかが問われる。

野手の方も、育成期間を通じて青特運にあまり恵まれず獲得数そのものは控えめ。しかし、公式試合で何度も強打を放ったスラッガー一塁手モイラや、「逆境○」などいかにも勇者らしい能力が光るエクス・アルビオたちに期待を賭けたい。


聖アザラシ高校編集

監督:五十嵐梨花

地域:鳥取

聖アザラシ学院

概要編集

今年1月にデビューしたばかりのユニットIdiosからの監督参戦。デビューして1年未満のライバーが監督として参加するのは企画史上初。また、監督はオリにして球場のビールの売り子をしているという正統派やきうのお姉さんである。

ドラフトでは、敬愛する先輩にしてデビュー当初の恩人でもある壱百満天原サロメを1位指名。2位指名では、自身がにじさんじに応募するきっかけとなった企画を主宰し、にじ甲直前に栄冠育成対戦を行った相手でもある本間ひまわりをチョイス。その他、同期の石神のぞみ小清水透も揃えるなどした。

新入生ガチャでは、2回目で☆100超の投手二人や有用な青特を持つ捕手が登場。鳥取では超有用な転生OB米田哲也が出現する可能性があり、さらなる上振れを狙ってリセマラするか大いに悩む。昨年、同様に鳥取を選んで米田を確保した経験のある某監督から悪魔の囁きがあったものの、それを振り切り、リセマラせずに育成をスタートした。

最初の夏県大会は2回戦進出で敗退。秋県大会はコールド含めた快進撃で2勝するも、その後の地区大会で評判Sに敗北。神宮と春甲子園出場は叶わなかった。

1年目の成績は極端に下振れたわけではないが、評判弱小のまま2年目を迎えるハメに。とは言え、これまた後述の「しぃしぃ教」で新入生を迎えたところ、弱小とは思えない優秀な青特持ちや転生選手を確保した。だが、2年目夏県大会も2回戦で敗退。一方、秋は地区大会まで進出し春甲子園の出場権を獲得。この間にも青特運に恵まれ、着実にチームは成長し、春甲子園ではベスト4進出を果たした。

3年目の夏は、県大会ベスト4で激戦の末敗北。ついに夏の甲子園出場を叶えることなく育成を終えた。

チームの特色編集

初期から☆100越え選手として有望株だった本間ひまわりと闇ノシュウの2枚看板投手が守備の要。特に、ほんひまは今大会全体の先発投手陣で唯一の「闘志」持ちであり、凶悪青特「威圧感」を有するチームへのメタとして機能し得る。一方で、本校もキャッチャー能力に恵まれなかったチームの一つであり、継投でどれだけ持たせることができるかが課題。

野手陣としては、上述のキャッチャー能力を最後まで取れなかった一方で、「チャンスA」「広角打法」「対エース○」等々を有する強打の捕手サロメ嬢、「アベレージヒッター」「威圧感」等のいやらしい外野手石神がいる。彼女らの活躍で投手陣をどれだけ援護することができるか注目である。


横須賀流星高校編集

監督:社築

地域:神奈川

横須賀流星高校

概要編集

2020から数えて実に3年ぶりの参戦。

ドラフトでは前年のVOX YASHIROの縁からヴォックス・アクマを1位指名。また、同期の花畑チャイカを4校競合の末に勝ち取り、周囲から「やしチャイの絆」と囃し立てられるも監督は全力否定。一方の指名された本人は後の配信でまんざらでもない様子を見せた。

新入生ガチャは2回目で決定。転生福田永将を獲得し、優秀な先輩にも恵まれる。

しかし激戦区神奈川の壁は厚く、1年目は準々決勝で敗退。好投を続けた先輩の櫻井某ピンクの悪魔の生みの親にあやかり「ゲーム(試合)を作る男」と評される。冬合宿ではお泊り会になりかけたため、途中で配信を打ち切りに。次の配信で無事青特を獲得し、特訓でも成功させたことで「やしきずのSwitchを調べろ」という声が続出した。3月に強豪校と練習試合をするも、蓋を開けたら名門級の総合戦力ということもあり敗退。惜しくも1年目で中堅校にならず。

2年目。邪教の流れを断ち自力で新入生を迎えた結果、スカウトで確保した「キャッチャーB」の捕手の他、優秀な野手陣が揃う。夏大会は準々決勝で逆転に次ぐ逆転を繰り広て辛勝するも、準決勝で敗退。秋大会ではマシンガン打線を彷彿させる激打で全国大会に進出。決勝では9回裏に魔物を発動し、サヨナラ勝ち。にじ甲2023唯一の神宮制覇を達成する。春初戦に勝利することで強豪校となる。なお、投手として活躍した櫻井はドラフト指名されず大学に進学。

3年目。転生知野直人や打撃に優れた野手を迎える。この辺りになると「盗塁A」の複数人獲得、プロOBの加藤が赤特を次々と除去するなどスキル面で大きな追い風を受ける。昨年同様激打で県大会を勝ち進める。決勝ではロースコアの試合に苦戦するも、9回裏はサヨナラスクイズで勝利し、優勝する。甲子園でも多くの試合で激打を見せ、にじ高・まめねこに続く名門校として決勝進出。決勝では転生荻野貴史に攻守双方で苦しめられるも、途中掴んだリードを渡すことなく守りきり、甲子園優勝を果たした。

チームの特色編集

入学時点では赤特「シュート回転」持ちで基礎ステもパッとしなかった不破湊だが、最終的に見違えるような先発大エースに成長。赤特も消滅した上に、「ジャイロボール」「キレ○」「奪三振」など有用な青特を多数持つ。その後ろに控えるのは、本戦中魔物を召喚して何度もチームの危機を救った花畑チャイカで、ハマの大魔神よろしく相手の打者能力に大幅デバフをもたらす「威圧感」持ち。

そんな彼らを支えるのが、「キャッチャーB」のスカウト捕手ソ・ナギであり、「盗塁A」「アベレージヒッター」を有し長打力にも長ける今大会きっての打者。

他の野手陣としては、これまた同期で監督から元ヤンだのバスターだの非公式の強キャラ認定されているシスター・クレアがおり、俊足堅守の一塁手という珍しい地位を確立。そして何より、転生福田の魂を受け継ぐヴォックスが、ステータスも青特の数々も申し分ない先頭打者として君臨している。

ちなみに、本校の野手陣はスタメンに「逆境○」持ちが複数おり、苦境に立たされてから思わぬ逆転劇を見せてくれる・・・かもしれない。


快盗学園高校編集

監督:渡会雲雀

地域:大分

快盗学園高校がんばれーーーー!!!!

概要編集

本校は、同リーグの五十嵐と並んで初参戦の渡会雲雀が監督を務めている。渡会自身、子供の頃に野球経験があり、配信でパワフェスをプレイしたことのあるパワプロファンでもある。ただし、以外にも栄冠ナインは昨年夏に始めて触れたとのこと。

ドラフトでは、同期VOLTACTION風楽奏斗を1位指名。それに続き、APEX最協決定戦で絆を深めた卯月コウを2位指名。その他、自身と同じ怪盗業のルイス・キャミーや、彼女とは職業柄因縁のあるシェリン・バーガンディなどを指名した。他校の監督から「校名にふさわしくドラフト荒らししろ」という野次も飛んだが、全体を通して至って真っ当かつ堅実な指名となった。

大分では金特「鉄腕」が輝く名投手の稲尾和久が出る可能性があるが、新入生ガチャで出てきたのは別の転生OB安藤優也。野手に赤特持ちがいたことも加味しながら悩んだ末、リセマラをせず育成スタートを決断した。

1年目、夏の県大会では準々決勝進出という健闘を見せるもここで敗退。夏が終わった後に採用した育成方針は機動力重視。昨年の神速高校を彷彿とさせる走力野球の追求が始まった。その後、秋の公式戦も勝利を重ね、1年目にして神宮全国大会及び春甲子園の出場が確定。初年でこの戦績はにじ甲史上初の快挙である。神宮は初戦(抽選結果で2回戦からの出場)敗退、春甲子園はベスト8という形で1年目の育成が終わった。

新入生としてスカウト組の「キャッチャーB」を迎え、快進撃が続くに見えた2年目だが、この年の夏は県大会初戦でまさかの敗退。本校にとって耐え忍ぶ季節となるが、エース卯月を世界大会に出場させる目標を立て、サブポジ習得や青特習得でギリギリ出場条件をクリア。結果、卯月は「対ピンチ」の最上位金特「強心臓」を手にして堂々凱旋した。そこからの公式戦はコールド含む快勝続きで、2年連続で神宮と春甲子園に出場。そして、春甲子園では2年目にして優勝を果たした。

3年目、夏の県大会は相手を走力で翻弄しつつ快進撃を続け、ついに甲子園出場。去年の雪辱を無事果たした。甲子園でも走力野球が猛威を振るい、多くの強敵を退けて決勝進出。しかし、評判Sの名門相手に苦しい延長戦を強いられ、11回表には確定HRを浴び、これが決勝打となって敗北。最後の最後で頂点に立つこと敵わず育成を終了した。

チームの特色編集

「強心臓」を筆頭とした特能の数々、160km/hの球速など、転生安藤を基にした“キング”こと卯月コウがチームの大黒柱。また、“クイーン”こと白雪巴は、転生プロ西純矢の魂を有し、「球速安定」のおかげで最高球速こそ劣るものの卯月以上の平均球速を誇る強力クローザー。他、コントロールで卯月に次ぐ長尾景、「奪三振」一本勝負のエトナ・クリムゾンというリリーフの顔ぶれ。

彼ら彼女らをリードするのは「キャッチャーB」のシェリン・バーガンディ。入学当初から赤特「ムード×」を持っていたが(探偵なのによりにもよって“盗”の字を冠する高校に入学させられたのだから無理もないが)、野球が楽しくなってきたのか3年目に解消された。

他、初期に「チャンスG」と「対左投手F」という厄介赤特二つ持ちだったが、後に克服した「ムード○」な三枝明那、走力S(94)と「チャンスA」が注目の怪盗ルイス・キャミー、「威圧感」が不気味なフィナーナ・竜宮ぽむ・れいんぱふのEN二人組などなど、一癖も二癖もある野手陣で走力野球を展開している。


参加高校(Bリーグ)編集


VR関西圏立高校編集

監督:樋口楓

地域:大阪

帰ってきた鬼監督

概要編集

一度はマウンドを降りた西の“闘将”樋口監督がにじ甲に帰ってきた。

ドラフトでは当然の如く月ノ美兎を1位指名。叶の2位指名を試みるも他校との競合で取れず、代わりにドラフト破壊とあまみゃ指名で調子付いていた剣持監督の隙を見て彼の相方の伏見ガクを横取り。3位にはライブ『FANTASIA』で共演して以降仲良くなった夜見れなを指名。その他はえるましも星川サラゆうたという往年のV西を支えた面々を指名していった。・・・ちなみに、JK組の一角であるしずりん先輩は、サッカーにドハマリ中で今年はドラフト指名すら不参加。相変わらずのマイペースである。

新入生ガチャは1回目も2回目も結果は芳しくなく、大きなプレッシャーの中挑んだ3回目。初期から「ノビA」持ちの投手を得たものの、新入生全員の☆査定合計は参加校中ワーストという厳しい結果(歴代にじ甲でも2020にじ農初年度に次ぐワースト2位という低さ)。ただでさえ難易度が非常に高い大阪での育成ということも相まって、樋口監督の厳しい道のりが始まった。

1年目、練習試合でさっそく怒号を飛ばして鬼監督らしさが爆発。視聴者たちは夏の訪れを噛み締めた。その練習試合は9-11という馬鹿試合で敗北に終わる。夏の府大会も秋の府大会も初戦敗退。1年目の公式戦0勝というあんまりな戦績に、監督は裏で悔し涙を流したという。だが、冬を迎えて委員長が「キャッチャーD→C→B」とメキメキ成長、さらには「威圧感」まで習得し、監督とチーム全体を鼓舞していく。

2年目、5月に入るとなんとエース夜見が覚醒。ようやく上振れ始めたチームは夏の府大会1回戦2回戦に勝利。だが3回戦で強豪・門真高校に阻まれ敗退。続く秋府大会1回戦の相手も門真であり、敗退に追い込まれた。それでも11月にはまたしても委員長が「キャッチャーA」にまでパワーアップ、さらに12月には夜見が「奪三振」を習得。ただでは転ばないV西の粘りが続く。さらにさらに、3年目入学式直前に二番手投手のエナー・アールウェット覚醒。3年の期間内に投手が二人も覚醒するのは前代未聞である。

3年目、夏府大会をコツコツと勝ち進み決勝へ。ここで立ちはだかったのが因縁の門真高校だったが、深慮の末の采配でこれを撃破。ようやく甲子園の切符を掴み取った。そして、夏の甲子園でも苦しい戦いを制し続け、夢の決勝の舞台へ。ここで対戦したのはラスボスにふさわしい戦力Sの化物名門校。だが、エース夜見と抑えのエナーの好投で無失点に抑えつつ、委員長の魔物が発動し、完封で甲子園を制覇した。これがV西史上初めての全国大会制覇であり、日程上、この優勝によって本企画全校の育成配信が終了した。

チームの特色編集

初期から「ノビA」を有していた夜見は、覚醒や「キレ○」「奪三振」等の青特を加え、他校の先発と比べても遜色ないエースに成長。「威圧感」で敵打者にデバフを振り撒く二番手エナーは、スタミナ面では夜見を上回るS(91)に到達。ロングリリーフとしての活躍に期待が掛かる。

彼女らを頼もしく支える「キャッチャーA」の委員長にして“キャッチャーミット”こと月ノ美兎は「ムード○」「威圧感」「逆境○」も有しており、攻守両面でV西の大黒柱となっている。

その他野手陣も育成終盤の躍進によって戦えるレベルにまで成長したが、序盤の躓きの影響もあってあともう一越え・・・というステータス面の課題も。したがって、不屈のバッテリー陣がどれだけ相手チームから打ち崩されないかが本戦勝利の鍵となるだろう。


にじさんじ高校編集

監督:椎名唯華

地域:岩手

にじさんじ高校2023

概要編集

全ての始まり、“にじさんじ甲子園の母”が今年も参戦。

ドラフト指名では、葛葉を抽選の上で1位指名、2位には魔界ノりりむを指名し、同期ずしりの面々を早々に確保。その他、舞元力一の二人や箱5周年企画で縁を持った新人獅子堂あかりなどを指名した。

毎度毎度その豪運ぶりを期待されなおかつ応えてきた椎名監督だが、さっそく地域ドラフトで3校競合の末、大谷翔平佐々木朗希が出現する注目県岩手を確保。新入生ガチャに期待が高まった。

大谷を獲得する為に大谷の誕生日を狙ったその新入生ガチャ。1回目では大谷も佐々木もいないパッとしない面々だったのでリセット。2回目では「佐々木」の文字が目に入るも、朗希とは何の関係もない☆65のモブというある意味「配信○」な残念な結果に。11万人が見守る中、監督自身とてつもないプレッシャーを感じながら引いた運命の3回目・・・。そこには「大谷」の二文字と☆424。紛れもないあの大谷を最後の最後で引き当てたのだった。この結果に主催陣も監督陣も視聴者もてんやわんやの大騒ぎ。椎名さんの神引きは今年も健在であると知らしめた。この大谷枠に監督が選んだライバーは葛葉、捕手はりりむに充て、ずしりバッテリーが結成された。

1年目、夏の県大会は準々決勝で敗退すると共に、葛葉の「対ピンチB」が「対ピンチC」に下がるという不運に見舞われる。その直後の夏合宿も、キャッチャー能力を目指したりりむの特訓も全て不発。初期から凄まじい☆査定のおかげで葛葉は世界大会へ出場するも何の成果もなく帰国。秋もパッしない戦果で終わり神宮も春甲子園もなし。流石の椎名さんの豪運もここで尽きたか・・・と少なくない視聴者が思ったことであろう。しかし、OBモブの石田がこの年に卒業して本屋となったことでにじ高の運命が大きく動いていく。

2年目、夏の県大会を勝ち進み優勝、2年目で夏甲子園出場権を手にした。ここまでの間に本屋石田が持ってきたのが葛葉に打って付けの青特本ばかりであり、このテコ入れでにじ高の勝率が上がったと言っても過言ではない。・・・ちなみに、女房役のりりむはキャッチャー能力を拒否し続ける代わりにしれっと「威圧感」を獲得している。そして、夏甲子園も強敵たちを薙ぎ倒して優勝。2年目夏甲子園優勝はにじ甲史上最速の記録である。加えて、早くも評判が名門に到達。おまけに再び世界大会へ出場した葛葉は、金特「強心臓」を引っ提げて帰国。秋の大会も勝ち進み、神宮と春甲子園の出場権を入手。キャッチャー能力を取らないりりむを見越したスカウトでは「キャッチャーB以上」の有能捕手を確保までしている。だが、神宮初戦でまさかの逆転負け。夏の快進撃を経験した椎名監督はこの敗戦にかなりショックのご様子。・・・しかし、そこへ現れた石田が持ち込んだのが「キャッチャーの本」。どうあがいても「キャッチャーA」が確定した。その後の冬合宿ではスカウト捕手の入学を待たずして獅子堂がまさかの「キャッチャーB」習得、さっそく本を使って「キャッチャーA」に。ここにずしりバッテリーは完全に解散。こうして無敵のバッテリーを揃え、春甲子園も優勝。甲子園2度目の頂点はこれまたにじ甲史上最速記録である。

3年目、スカウトしていた新入生捕手はまさかの「キャッチャーA」。この時点で「キャッチャーA」が余るという異常事態。さらに石田は「威圧感の本」と今更「キャッチャー必勝本」を持ってくるというトンデモムーヴ。用途のない必勝本をりりむに読ませて特に意味のない「キャッチャーB」とした。夏の県大会も難なく制覇。すると石田がまたしても「威圧感の本」を贈呈。にじ高は「威圧感」打者3人体制という凶悪打線を手に入れた。最後の甲子園も当然のように優勝。にじ甲史上初の夏甲子園連覇・甲子園三連覇の記録が樹立された。

チームの特色編集

最終的に☆999にカンストした今大会最強二刀流・葛葉の存在は言うまでもない。金特及び青特は数え出したらキリがなく、攻守共に活躍が期待できる。彼を支えるのはりりむに代わって正捕手を務める「キャッチャーA」の獅子堂あかり。鬼に金棒と言わざるを得ない。

野手陣に目を向けると、「チャンスメーカー」持ちの切り込み隊長ラトナ・プティに始まり、多彩な戦術持ちのミリー・パフェ、葛葉に次ぐ強打者ジョー・力一、監督をして「立ってるだけでえらい」と言わしめる魔界ノりりむの「威圧感」3人組が相手投手に凄まじい圧を掛ける。他、主催の天開司をして「野球が一番上手い」と明言させる俊足巧打堅守の漢・舞元啓介もここぞの活躍が期待される。

歴代にじ高でも最高峰の完成度を誇るチームは、2年連続遠のいている優勝を手にすることができるか。


虚空学院編集

監督:剣持刀也

地域:東東京

マネージャー犬伏、おそろしい子。

概要編集

Aリーグの社築同様、2020以来3年ぶりの参戦。前回の聖シャープネス学院から一転、自身のフレーズである「虚空」を校名に背負う。

ドラフトでは戌亥とこをかっさらうなど他監督の妨害に走りつつ、自身の趣味にピッタリな天宮こころをきっちり指名。他にも同期たる2期生メンバーを複数獲得。一方、唯一無二の相棒である伏見ガクは同リーグの闘将に獲られてしまった。

新入生ガチャは初回も2回目もパッとせず、3回目で決定。転生が引けなかったものの、選手バランスはさほど悪くなかった。

初年度は夏秋共に1回戦で敗退。特に夏1回戦はあと1点でコールド勝ちに迫るも、最終的に16-15の馬鹿試合で負けてしまい、以降の試合でも監督のトラウマになる。更に、UNOに明け暮れた夏合宿という名のお泊り会、翌年のおみくじで凶を引いたことで1年間青マスが出にくくなるなど不運が続く。

2年目。新入生は舞元が「頑張ろう」としか言えないくらい今一つな面々であったが、折れることなく奮闘。夏初戦で初勝利を遂げると、過去の練習試合で負けた相手にリベンジを果たし、都大会優勝。夏の甲子園出場を果たし、評価も中堅にまで上り詰めた。夏合宿から冬合宿の途中まで向かい風に苦しむも、最終日から好転。その後も本屋から威圧感(野手)の本を入手、黒井しばが覚醒する。

3年目。新入生は「凡祭り」であったが、成長した上級生達が善戦。夏の都大会も勝ち進めるが、決勝で惜敗。最後の夏の甲子園出場は夢と消え、育成を終えた。

チームの特色編集

初年度から公式戦に恵まれず大いに苦しんだチームであるが、先発のあまみゃが初期☆130という比較的優秀な野良だったこともあり、最終的に他校の先発陣にも引けを取らないエースに成長。控えには呑兵衛魔王のえま★おうがすとがいるが、こちらは青特ゼロのバニラ状態。あまみゃが降りた後の継投はやや心許ない。

投手陣を支える捕手は、常に暗黒微笑を絶やさない2期生最強(凶)の女鈴鹿詩子。残念ながらキャッチャー能力を取れなかったため、好リードというわけにはいかないが、「粘り打ち」「窮地○」「広角打法」でここぞという一発で援護したい。

その他野手は、これまた監督の同期で腐れ縁の「いぶし銀」なギルザレンⅢ世、にじ甲2022の最強打者で「威圧感」を持つルカ・カネシロ、そしてドラフト荒らしで獲得した本校最良ステの戌亥とこという顔ぶれ。


まめねこ工科高校編集

監督:レオス・ヴィンセント

地域:岡山

根性はなまるエース様!

概要編集

前年の楽園村立まめねこ高校は廃村に伴いダムに沈んだという衝撃の事実がレオス監督自身の口から語られた。今年は新たな舞台まめねこ工科高校の監督として参戦。

ドラフトでは歴代監督を中心に指名し、同期2人の獲得にも成功。

初回配信はドラフト終了から約4時間後の全校中最速スタート

岡山を選んだ理由はカミソリシュートで有名な平松政次を狙ってのものだったが、新入生ガチャで3回共に出現せず。しかし、たった☆65ながらシュートの初期変化量5を有する投手、☆180の好打者を引くなど悪くない将来性の面々を迎えた。

1年目開始早々、先輩モブたちを確認したところ、なんと3年生投手ゼロが発覚。シュート5の1年生笹木咲を初っ端から先発として酷使(笹木労基)せざるを得なくなった。

最初の夏県大会、1回戦から激しい点の取り合いで9回裏1点差ビバインド。2アウトの状態で1~2塁出塁するも、打席に立った3年生モブの浅井は2ストまで追い込まれる。昨年まめねこの悲運を彷彿とさせる展開だったが、ここで浅井がまさかの確定演出逆転サヨナラ3ラン。にじ甲2023育成配信の記念すべき最初の公式戦はあまりにも劇的な結末だった。その後、県大会ベスト4進出という初年度としては上出来の形で夏を終えた。秋は地区大会初戦で敗れたため、神宮と春甲子園出場は叶わず。しかし、卒業式後のギリギリのタイミングの練習試合で大勝したことで評判が中堅に上昇。弱小のまま2年目を迎えた昨年を思えば大きな収穫であろう。

2年目では豪運の椎名にあやかった「しぃしぃ教」を創設。「レぃレぃ」として新入生ガチャに挑むことでレジェンド転生OB宮本慎也を引くことに成功。ここから前述の監督たちも入信する邪教が始まった。守備陣が盤石となったことで勢いに乗り出し、夏甲子園出場を果たす。残念ながら初戦敗退したものの、続く春甲子園にも出場し、こちらは見事優勝してみせた。その直後、ただでさえ成長し続けていた笹木が最終年度入学式前日にまさかの覚醒

そして3年目。夏県大会を前に寝坊で1時間配信が遅れ、シナシナ状態で配信を始めたが、勝利を重ねることで徐々に歯茎全開。難なく県大会を制し、2年連続で夏甲子園出場。準決勝で非常に厳しい戦いを強いられるも、エース笹木の一打で相手がエラーするという形で逆転して決勝進出。決勝戦9回裏は笹木の奪三振で終幕。甲子園春夏連覇という有終の美で育成を終えた。

チームの特色編集

シュート変化量MAX、急速162km/h、「キレ○」「奪三振」など青特も眩しい笹木咲が押しも押されぬ大エースとして君臨。初期☆65から最終的に10倍以上の☆673にまで成長している。2番手には、ロングリリーフも務まるスタミナと必要十分なコントロールに、一塁手サブポジを有して野手能力もそこそこある鷹宮リオン。その他、同期二人のレイン・パターソン及びオリバー・エバンス北小路ヒスイがリリーフの顔ぶれ。

本校もまたキャッチャー能力に恵まれなかった一校だが、レオス監督はそれを見越して、野手陣の守備能力をひたすら鍛える方針を採用(監督曰く“激守”)。結果、スタメン野手の守備ステが全員C以上、内3人はAにまで達している。とりわけ、最初期からまめ工打線を支え続けた二塁手小野町春香、レジェンドOB宮本慎也の魂を受け継ぐ遊撃手東堂コハクの二遊間は、二人の走力Sも合わさって鉄壁の一言。

また、ここ一発という場面で切る代打の神様として、「チャンスA」「代打◯」「逆境◯」を持つ加賀美ハヤトも控えている。

同リーグには怪物投手とキャッチャーAを擁するライバル校が3校あり、彼らに対してまめ工の戦い方がどこまで通用するか見物である。


帝国立コーヴァス高校編集

監督:イブラヒム

地域:宮崎

帝国立コーヴァス高校2023

概要編集

昨年、育成でも本戦でも辛酸を舐めたイブラヒム監督が再び栄冠を目指し参戦。

ドラフトでは、諸事情でにじ甲2022辞退となっていたローレン・イロアスを1位指名。その他、アルス・アルマル勇気ちひろなど、FPSを通じて交流のある面々を指名していった。

地域ドラフトでは、有力な転生が複数いる宮崎を勝ち取る。それを期待して臨んだ新入生ガチャ1回目、なんとにじ甲史上初の性格:天才肌の投手を引き当てた。天才肌投手は上手く育てれば強力な二刀流選手となり得る逸材である。ここでリセットはあまりにももったいないとして、監督は育成を決断。この将来性の塊に充てるライバーはローレンとした。

1年目、最初の練習試合を難なく快勝し、幸先の良いスタートを切る。しかし、夏県大会の抽選の結果、初戦の相手は前評判Aの強豪と決まってしまう。監督はここでいったん配信を終わらせ、3年縛り栄冠で天才肌育成を試みるという一種の山籠もりを敢行。天才肌をどう扱うか、そのセオリー構築のための努力であった。

初配信から1週間後の2回目配信、初戦の相手は前評判と違いBに落ち着いていたものの、敢闘むなしく最終回で逆転サヨナラ負けを喫した。その後の秋大会の初戦の相手は評判Eということで胸を撫で下ろした監督だが、ミート・パワーそれぞれG・Gのよわよわ打者から先制HRを浴びるという謎の大ピンチに。最終的にはギリギリの1点差で勝利するも、監督が疲労困憊となったのは言うまでもない。その後の2回戦では大量失点で惨敗。夏甲子園も神宮も春甲子園も無縁の1年目となった。が、年度末から風向きが大きく変わる。閏年2024年の2月に発生する猛特訓イベントで捕手のセレン・龍月が値千金の「キャッチャーB」を獲得。さらに、卒業式後に本屋に就職したOBがキャッチャー本を持ってきたことで一気に「キャッチャーA」に。天才肌投手にとって鬼に金棒と言える最高のバッテリーが誕生した。

2年目、夏の県大会を順調に勝ち進み、夏の甲子園出場を果たしベスト8まで進出した。2年目は快進撃の年となる・・・と思われたが、秋の県大会初戦で格下相手にまさかの敗北。失意の中で迎えた最後の年の入学式。だがここで、レジェンドOB田淵幸一が降臨。最終年度に一筋の光が差した。

3年目も夏甲子園に出場。類を見ない天才肌バッテリーの成長を最後まで追求したが、前年と同じくベスト8進出で育成を終えた。

チームの特色編集

言うまでもなく、天才肌の怪物、二刀流エースローレン・イロアスの存在が目を引く。2年目まで青特ゼロという状態だったが(一部視聴者曰く高級食パン)、2年目以降は様々な機会に恵まれて「キレ○」「奪三振」「尻上がり」など有用な青特を次々獲得。とりわけ「対左打者A」は同リーグ校の複数の強打者に刺さり、にじ高が誇る最強二刀流選手葛葉もこれに当てはまる。

そして、彼をしっかり支えるのが「キャッチャーA」のセレン・龍月であり、今大会でも一二を争う優良バッテリーを築いている。

打者に目を向けると、スタメンの内4人が走力Aという足の速さであり、前年に目指しつつ結実しなかった走力野球の系譜を垣間見ることができる。3年目に遅れてやってきたレジェンド田淵を基にした天ヶ瀬むゆはこの系譜から外れる鈍足だが、「パワーヒッター」上位互換金特「アーチスト」と「威圧感」を有するトンデモ強打者であり、長打の面でも一定の期待ができる。



関連イラスト編集

※イラストタグは単に「にじさんじ甲子園」で投稿されていることが多い

「ピッチャー、第一球——」あつい夏

勇者育成バッテリー候補 ベルナリ信頼

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