アメリカ大陸 西部開拓時代。
放浪を続ける おたずね者が
無法者達におびやかされる
サクセズ・タウンにおとずれる・・・・
ワナの材料を探し
町の人々と協力してしかけ
無法集団クレイジーバンチの襲撃を
むかえ撃つのだ!
概要
キャラクターデザイン:石渡治
主人公:サンダウン・キッド
元ネタ:シェーンなどの有名な西部劇など
目的は、総勢15名の無法集団クレイジー・バンチを倒してサクセズ・タウンを守ること。クレイジー・バンチは鐘の音が8回鳴ると襲撃してくるため、それまでに町の住人達と共に罠を仕掛けることになる。町を回ってアイテムを手に入れ、罠を仕掛ける住人を選んで指示を出すことで、選んだ住人が罠を仕掛けに行くが、住人によって罠を仕掛ける時間や相性が違うため、適材適所に合ったアイテムを渡すことが重要となる。
全ての罠を最適に仕掛けると、リーダー以外の敵を罠にはめることができ、戦うのは一人だけになる。逆に、一つも罠を仕掛けないと15人全員と戦うことになるが、収集したアイテムを活用しないと倒すのは難しい。クレイジー・バンチとの戦闘後、マッド・ドッグと戦うことになる。そのときの行動によって、西部編と最終編のエンディングが変化する。
SFC版では、回復アイテムが「ハマキ」「バーボン」「テキーラ」だったが、リメイク版では「干し肉」「薬草」「気付け薬」に変更されている(ただし、気付け薬はお酒の隠語として使用する場合がある)。また、アニー関係のイベントにも若干の変更が加えられている。
登場キャラクター
(声優はリメイク版)
- サンダウン・キッド(CV:大塚明夫)
- 主人公。$5,000の賞金がかけられた賞金首。
- マッド・ドッグ(CV:古川登志夫)
- サンダウンを討ち取ろうと追いかけては失敗する賞金稼ぎ。
- 保安官(CV:稲田徹)
- ビリーの父でサクセズ・タウンを守るシェリフ(治安職)。ディオ率いるクレイジー・バンチの猛威に単独で対抗しきれなかったので、懐柔していたために息子から保安官バッジを剥ぎ取られるなど臆病者扱いを受ける。ディオとの戦いに参戦しようとするがマッドに制止され、街の人を守る役目を果たした。
- 罠を仕掛ける速度と成功率は高いので、無能な人物ではなく、腐っても保安官であることは確か。事件解決後は、サンダウンに「本当の保安官の資格を手に入れた」と見送った。
- ビリー(CV:大空直美)
- 保安官の息子。好き勝手をするバンチの構成員・パイクに喰ってかかる勇気を持つ。サンダウンを「正義の味方のおじちゃん」として慕う一方、懐柔策だけの保安官を「パパなんて臆病者だ」と忌み嫌っていた。得意な罠は彼専用のパチンコであり、構成員一人を倒せる。
- 街の人がサンダウンを利用する一面があったが、最後まで彼を信じてその名前を呼んで見送った。
- マスター(CV:杉田智和)
- 街にある酒場・クリスタルバーの主人。酒以外には料理屋も兼ねているらしく、パイク達ならず者にタダ飯・タダ酒を振る舞う日々に堪えていたため、妹のアニーから「兄さんは卑怯だ」とまで詰られる始末だった。彼の部屋にあるマスターポスター(セクシーなダンサーの壁紙)は、構成員一人を落馬させる。マスターに話すと酒を飲んで時間を潰せる。
- アニー(CV:沢城みゆき)
- ウェイン夫妻
- 宿屋を経営する夫婦。旦那を尻に敷く恐妻に見えるが、夫婦仲は良好であり、罠を仕掛ける作業と宿屋内にあるアイテム供出など協力してくれる。旦那に力仕事を、夫人にはそれ以外を任せると良い。元ネタはジョン・ウェインと思われる。
リメイク版では夫人にダラスという名前が追加された(ゲイリー・クーパー主演の西部劇映画がモデルと思われる)。
- ジェンマ、セザール、クリント
- サクセズ・タウンの住人達。クレイジー・バンチに為すすべも無く、アニーに叱咤されていた。セザールとクリントは役に立たないが、ジェンマはウェイン夫妻以上に力仕事を得意とする。
- サンチョ、デロス、パンチョ
- ポンチョとアンブレロを着用した旅芸人一座。サンチョは真面目だが他の2人、特にデロスは危険な状況下でも「べサメムーチョ〜」と歌うなど、いつもふざけている。罠設置の際にも、デロスはサボる可能性があるので要注意(速い·遅い·仕掛けないの3通り)。
- なお、彼らの名前を合体させたBGM「SANCHO·DE·LOS·PANCHOZ」があり、担当者が抜けるとそのパートが鳴らない演出がある。
- O・ディオ(CV:柴田秀勝)
- 町を襲撃したクレイジー・バンチの親玉。
他
西部編 ショートトレーラー
リメイク版
- 名前
リメイク版ではおぼろ丸とポゴは好きな名前に変更可能だったが、サンダウンは必ず『〇〇・キッド』となる。
そのため、劇中のボイスでは『キッド』と呼ばれる。
なお、リメイク版は名前の文字数が24文字になっているため、『サンダウン・キッド』と入力すると『サンダウン・キッド・キッド』になってしまう。もちろん、最初からデフォルトで『サンダウン』と付けられているので、わざとでない限りは避けられる。
- アニー
物語の最初に酒場のマスターに話しかける前に彼女の部屋に入れるが、
オリジナル版は着替えの最中だったのが、
リメイク版では日記を書いていたシーンに変更されている。
それに伴い、彼女の部屋で入手できたシュミーズも、リメイク版では日記に変更される。もちろん、これをアニーに渡すとビンタされて没収されてしまうので注意。
- 隠れていたクレイジーバンチ
オリジナル版では建物や木の影に隠れていたが、流石にビリー達の視点からは見えてるだろとツッコまれかねなかったためか、リメイク版では荷台や箱の中に隠れるようになっている。
- 残り時間
罠集めの際は画面右上にて残り時間が表示される。
- 罠
誰にどの罠を仕掛けさせるかは、選択画面にてマッド・ドッグが教えてくれるようになる。ただし、仕掛けるスピードまでは教えられないため注意である。
リメイク版では調べられる所は光ってわかりやすくなっているため、アイテム探しがしやすくなっている。ただし、隠し扉は相変わらずわかりにくい場所に隠されている。
- その他
サンダウンとマッド・ドッグの決闘シーンで、リメイク版ではセザールだけが彼らから背を向けて耳を塞いで震えていた。
恒例のワタナベイベントでは、オリジナル版は何も気付かないまま射殺されていたが、
リメイク版では何かに気付いて後ろを振り返った瞬間に射殺されている。
罠でクレイジーバンチを撃退する際、ニンジンの罠においてオリジナル版は馬が急ブレーキしたため慣性の法則で前方に落馬したが、
リメイク版では、馬が後ろ足立ちして止まったことで後ろに落馬している。
リメイク版では言語切り替え設定があるが、英語版やスペイン語版の言い回し(特に罵倒や挑発)は日本語版よりかなり過激になっている。
関連タグ
ルパン三世:大塚明夫が次元大介、沢城みゆきが峰不二子として出演しており、古川登志夫もルパン三世役を演じた事が1回有り柴田秀勝も出演経歴が数回ある。
6期鬼太郎:大塚明夫がぬらりひょん、古川登志夫がねずみ男、沢城みゆきが鬼太郎、杉田智和が南方の裸族妖怪チンさん、柴田秀勝がヤマタノオロチとして出演していた。