概要
栃木県壬生町にある地名。また、「おもちゃのまち」という言葉が壬生町自体を指すこともある。
1960年代にバンダイなどのおもちゃ工場が多数誘致されたことから命名された。
もともとは東京にあったおもちゃ工場が、自然災害の被害や用地取得が困難になったため移設したのが始まり。最初は千葉県流山市に移設予定だったが、地主の反対などで第二次世界大戦で使われていた飛行場跡地を利用して移設された。平成7年には郊外に「おもちゃ博物館」が建造された。
町内に巨大な「ガンダム像」かあるのでびっくりされることもあるが、それはこの地でガンプラも製造されていたためである。加えて実物大ゾイドモルガも存在している。
獨協医科大学の所在地でもある。また、シンガーソングライターの斉藤和義や元AKB48の大島優子の出身地でもある。
名産品としてはおもちゃ(玩具)の他に、イチゴやかんぴょうなどが有名である。
地理、交通
北は宇都宮市と鹿沼市、南と西は栃木市、東は下野市に隣接している。
鉄道に関しては東武鉄道の東武宇都宮線が南北を縦貫しており、主に東武宇都宮駅方面や栃木駅方面への通勤・通学手段として利用されることが多い。町内には壬生駅、国谷駅、おもちゃのまち駅、安塚駅の4駅が存在する。
ただし、東京方面へのアクセスはお世辞にも良いとはいえず、そのため下野市にあるJR宇都宮線の石橋駅を利用する住民も多い。
高速道路に関しては北関東自動車道が通っており、インターチェンジもある(壬生IC)。