概要
2006年1月10日に、石橋町・国分寺町・南河内町の3町が合併して誕生した、比較的新しい市。
市域のうち石橋地区と国分寺地区は旧・下都賀郡(小山市や栃木市、壬生町などと同じ)、南河内地区は旧・河内郡(上三川町や宇都宮市と同じ)である。
市内には医療系の名門大学である自治医科大学(自治医大)がある。
かんぴょうの生産地として有名。また、芸人「ザ・たっち」やタレント・声優の小宮有紗の出身地としても有名。
よく「しものし」と読みを間違えられがち。アナウンサーですら間違える。
最近では下野紘(しもの ひろ)という声優もいるのでますますややこしい…と思ったら何と市長がご当地アピールのためにオリジナルアニメーション「サクラノチカイ」を製作し、主人公の一人・下野古麻呂のCVを下野紘氏が担当する事となった。
下野市誕生前の各町の概要
石橋町
旧・下都賀郡。しかし比較的北に位置していることから宇都宮市(旧・河内郡)との結びつきが強い。
干瓢の名産地。グリム童話をモチーフとしたテーマパーク「グリムの森」がある。
上三川町との境界付近に石橋駅がある。ちなみに石橋駅は市内の3駅で最も利用者数が多い。これは壬生町や真岡市方面からの路線バスが発着しているからである。
共学の進学校である石橋高校があり、宇都宮市からの通学者も多い。
また、下野警察署(旧・石橋警察署)や石橋地区消防組合があり、広域行政の観点では重要な地区である。
国分寺町
かつて下野国の国分寺が置かれていた。
下野市役所、国分寺特別支援学校(養護学校)、小金井駅、自治医大駅などがある。
ウコンの名産地でもある。
南河内町
旧・河内郡。3町の中で最も人口が多かった。
比較的東に位置していることから、同じ河内郡の上三川町と同様に真岡市(旧・芳賀郡)との結びつきが強い。
自治医科大学や附属病院はここにある。昔は田舎だったが自治医大ができてから急速に都市化が進んだ。(※ただし自治医大駅は国分寺町内にある)
また、農業も盛んで米やほうれん草、干瓢、玉ねぎなどが栽培される。
町内に鉄道の駅は無いが、代わりに新4号バイパスが通っており、「道の駅しもつけ」も町内にある。
鉄道
南北にJR宇都宮線(東北本線)が走っており、市内に3つの駅が存在している(下り方面順に小金井駅、自治医大駅、石橋駅。いずれも各駅停車、各種快速は全て停まる)。都心からは快速なら70分ほどで到着する。
なお、小金井駅の近くに車両基地が存在する関係で、小山駅・大宮駅・上野駅方面からやってくる列車の約半数は宇都宮駅に向かわず、小金井駅で折り返す。
ちなみに市の代表駅も小金井駅である。
隣接する市町村
- 宇都宮市(石橋地区と隣接)
- 上三川町(石橋地区および南河内地区と隣接)
- 真岡市のうち旧・二宮町(南河内地区と隣接)
- 小山市(国分寺地区および南河内地区と隣接)
- 栃木市(国分寺地区と隣接)
- 壬生町(石橋地区および国分寺地区と隣接)
関連タグ
栃木県 下都賀郡 下都賀 自治医科大学 自治医大 ザ・たっち 小金井駅 自治医大駅 石橋駅 JR宇都宮線