『FINAL ATTACK RIDE』
『DE-DE-DE-DECADE』
概要
いわゆる仮面ライダーのトレードマークであるライダーキックの一種。
仮面ライダーディケイドはカードを使って能力を強化する「アタックライド」という技を持つが、その中でもトドメ技として使われるのが「ファイナルアタックライド」と呼ばれる技である。ディメンションキックは最も多く多用されたファイナルアタックライドの技である。
やり方
①カードを取り出し、ディケイドライバーに投入して左右から押す。
②「ファイナルアタックライド ディケイド」の音声が流れる。標的との間にカードがずらりと並ぶ。
③助走をつけずに真上(斜め上?)に飛びあがる。するとカードもななめ一直線に並ぶ。
④飛び蹴りの体制に入る。人差し指だけを立てて額の前でクロスさせる。カードに引かれるようにディケイドが標的にめがけ一直線に降下する。
⑤カードの中を通り過ぎながらエネルギーを蓄え、敵に蹴りを叩きこむ。
⑥後ろに向かって跳び、着地。敵は大爆発。
このように、見た目は派手だが全体的な流れとしては昭和ライダーなどと同じオーソドックスなライダーキックのフォームを踏襲している。
効果
平成ライダーはクウガやキバ(キバフォーム)のように格闘特化型のヤツを除けば武器で敵を仕留める傾向にあり(まあ、武器ライダーでも律儀にライダーキックを常用していた龍騎なんてのもいたが)、キックも繋ぎ技や不発の代名詞みたいになりがちではあるが、ディケイドは武器(ライドブッカー)をメインウェポンとして使うにもかかわらず、必殺技としての使用率並びに決着率はディメンションキックが最も多い。
威力も絶大で、最終回では高層ビルを倒壊させるほどの威力の波動を突き破って敵怪人を2体同時に吹き飛ばしていた。
オールライダー対大ショッカーでは「ATTACK RIDE:ILLUSION」と併用し、三体のライダーを同時に倒した。
また、ディケイドの特権であるある程度ならば世界線を問わず怪人などを撃破できる能力もしっかり発動するため、どんな相手に対してもその絶大な攻撃力を活かすことができる。
関連項目
ドラゴンジャッ君:無数の本のページのエネルギー体の中を通り抜けながら必殺キックを放つ「火龍蹴撃破」がほぼそれ。