プロフィール
概要
結社《身喰らう蛇》の最高幹部である七人の蛇の使徒の第四柱を務める男。
《千の破戒者》と言う異名を持ち、古今東西のあらゆる悪事を研究&実践してきた犯罪のスペシャリストであり、己の欲望のままに行動しているらしい。
武器は現時点では不明だが『煉獄の悪魔すら蝕み、腐食させるほどの“謎めいた”力を操る』とのこと。
自らを「オジサン」と称して飄飄とした振る舞いをする人物。顔に火傷のような跡がある。
葉巻が好きでいつも口にくわえている。
過去
かつては結社の敵対組織であった暗殺組織《月光木馬團》に所属していたが、結社との水面下での全面衝突で、当時新興勢力であったにも関わらず結社の圧倒的な戦力差の前に総崩れとなり木馬團は消滅。
その後《盟主》から使徒としてスカウトされ結社の使徒として身喰らう蛇に身を置く事になる。(この際同じく木馬團の構成員だった《黄金蝶》と《告死戦域》も引き抜かれ、《黄金蝶》はそのまま執行者のNo.Ⅲ、《告死線域》もしばらくの後No.Ⅸに加入する)
活躍
初登場は空の軌跡the 3rdで声のみ登場。
同じ使徒であったワイスマンを『抜け目ない御仁』と評していたり、贔屓にしていたレーヴェが亡くなってすぐにワイスマンを滅ぼした別の男に興味を持っていた第二柱に呆れたりしていた。
碧の軌跡と閃の軌跡Ⅱでは《幻焔計画》にも参加していたようだが主にエレボニア帝国の西部で暗躍していたため登場はしなかった。(閃の軌跡Ⅱの主な舞台は帝国東部であったため、ちなみに碧の軌跡での話によると帝国でアリアンロードから任務を引き継いでおりこの際初めて彼の《破戒》と言う異名が明かされる)
閃の軌跡Ⅲにて前述の木馬團の元構成員だった事や《千の破戒者》と言う正式な異名が判明される。この時帝国での計画を妨害されないために、第三柱と共にアルテリア法国方面で暗躍していたとのこと。
そして黎の軌跡にて遂に本名と姿が公表、カルバード共和国で“ある計画”のために動き始める。
毒の使い手でBC兵器(B=生物兵器 C=化学兵器)を運用する危険人物であることが物語の後半で判明。
敵対した組織を毒で犯し同士討ちにさせ壊滅させてきた危険人物。同時に人並みの倫理や良識を持ちながらも、混沌を楽しむ底知れなさを持つ。
親子ほど歳の離れたレンとは付き合いが良かった一方、天才の彼女でさえ彼の全貌を掴みきれず、戦闘にしか興味のないヴァルターと古い付き合いのルクレツィアからも「外道」「最悪」と称されて本人も自分が最悪の外道である事を自覚して且つそうした自分を楽しんでいる節があり、博士や根源のやる事は温いと語る。レン曰く「倫理のネジが外れているが、無差別に殺戮をしないだけマシ」とのこと。ただし、アリアンロードからは信頼されていた模様。意外と金銭勘定がしっかりしており、謝肉祭で身喰らう蛇と共闘を選択した場合は支払う依頼料はヴァルターとルクレツィアの分をきちんと差し引いて来る。
かつてヴァルターに愛車を破壊され、嫌っていたヴァンからもヴァルターの方がマシに思えるとは思わなかったとまで言われる程。
(現実では国際条約の規制にかかる兵器は「ABC兵器」だが、軌跡シリーズの世界ではA=核兵器(Atomic)の類はアルマータが使用した一回以外はまったく確立されていないため、国際条約でも「BC兵器」として規制されている)
自分が面白そうだという理由で恐ろしい企てを平然と行い、庭園も彼のそうした気紛れ或いは娯楽から誕生した。面白そうという理由で定期的に結社を離反しては戻ってくる生粋のトラブルメーカー。
関連タグ
ルクレツィア・イスレ シャロン・クルーガー…同じく元月光木馬團時代の結社構成員、二人共執行者に所属する。(ただしシャロンは結社も脱退)
棘のメルキオル…月光木馬團時代の部下。後に敵対する。