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ドン王家の編集履歴

2022-10-27 21:11:32 バージョン

ドン王家

どんおうけ

ドン王家とは、特撮テレビドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する種族の一つ。

《 >元老院から謎の敵に関する回答あり。>敵の正体は滅亡した王家『ドン家』の末裔──ドンモモタロウ……>現在、ドンブラザーズのリーダー。>ドン家は滅亡する前にモモタロウを人間界に送り込んだ……》


概要


ネタバレ注意




































かつて脳人が栄えていた異世界「イデオン」を統治していた一族で、上記の台詞にもあるように「ドン家」とも呼称される。

また、ドンブラザーズの力もドン王家由来のものである。

「王家」を名乗るだけあって、イデオンの中でも支配層に当たる存在であると推察される一方、そのイデオンの全容が未だ明らかでない事もあり、ドン王家の統治もどこまで及んでいたかは今のところ定かではない。


作中での初出であるドン13話の時点では、ドン王家にまつわる次の事実が明らかにされている。

ドン王家は、人間欲望を全否定する脳人の中にあって異端とも言える、「人間との共存」という思想を掲げていたが、この事がイデオンに深刻なダメージを与え、他の脳人からの反感を買った結果、彼らとの対立の末に族滅の憂き目に遭ったという。

その滅亡寸前に、ドン王家は一人の赤子をカプセルに入れて人間界に送り出しており、この赤子こそが後のドンモモタロウこと桃井タロウその人である。

その一方、どうやら元老院すらも把握していない、もう一人の跡取り候補も人間界に流れ着いていた。


また、ドン27話では獣人を造り出したことが判明する。


ドン王家がイデオンに与えたダメージは、彼らの族滅(と、タロウの人間界への脱出)から20年余りが経った今なお深刻なものであるようで、ソノイたちが人間界に現れた目的も、波動の乱れで不安定な脳人世界を安定させるためである。つまるところ、彼らの目的もまた「ドン王家の所業の後始末」と捉える事もできる。

こうした事情から、ソノイたちを始めとする現代の脳人たちから裏切り者として、ドン王家は大きな憎悪を抱かれており、その背後に控える元老院からも抹殺対象に指定されている程である。実際にドン王家の末裔の存在が明らかになり、さらにそれが今まで正体を知らずに親しみすら感じていたタロウであると判明するや、ソノイが彼の「美点」を逆手に取り、躊躇なく着実な手段をもって討滅に動いた事からも、彼らの抱いているドン王家への反感や潜在的な危機意識が、如何に強烈なものであるかが窺えよう。

実際、彼らの産物である獣人が人間界で跋扈し、少なくない被害を齎している辺りからも、彼らが単なる被害者ではなく、確かな負の遺産もあることを示している。


ドン王家の存在は、本作がモチーフの一つである『桃太郎』と同様に貴種流離譚としての性格も備えている事、そしてドンブラザーズ(タロウ)と脳人の戦いの理由がヒトツ鬼への対処を巡るスタンスの違いによるもののみならず、双方にとって文字通りの生存競争でもある事をも浮き彫りにした格好となり、単なるタロウのバックボーンであるというだけに留まらず、様々な面で重要な意味合いを持ち合わせているとも言える。



歴代スーパー戦隊との力の関係


ドンブラザーズ最大の特徴(笑)のアバターチェンジだが、おそらく王家が戦力としてスーパー戦隊に目をつけて忠実に再現したものだと思われる(ドンムラサメも同様と考えてよいだろう)。だが、問題はここからである


アバタロウギアの項目も参照して欲しいが、謎なのはゼンカイジャーとの装備の互換性である(最近はセンタイギアがアバタロウギアに変化するシーンは省略気味)。

現時点では言及されていないためゼンカイジャーの装備の開発者たる五色田功五色田美都子博士が関わっているかは不明(関わっていないとした場合、王家が技術を解析して複製したと言うことになる)。

しかしそれをさっ引いても、エンヤライドンに何故センタイギアの意匠があるのか、またアバターとはいえ何故ジュランティラノと合体しドンゼンカイオーとなれるのかなど、謎はあちこちに大量に散らばっている。

果たして最終回までに全て回収・明かしきれるのか、はたまた明かされる日は来るのだろうか




関連タグ

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

桃井タロウ 桃谷ジロウ

脳人 獣人 脳人レイヤー イデオン(ドンブラザーズ)



目指せ!ドン王:ある種の予言、または布石


ドン・ドッゴイヤードン・アルマゲ:スーパー戦隊におけるドンだけど、別にドン王家の者ではない。


ユリウス・クラウディウス朝最後の当主が元老院により、「国家の敵」として認定された末に断絶した王朝


ロマノフ家:一般的に、ニコライ2世の代で一族が全員処刑されたものとして認知されている王家。実際はドン王家と同様に、現在でも傍系ながら末裔が存続している(アレクサンドル2世の3男の家系)。他方で男系の嫡流自体は、18世紀のピョートル2世の時点で断絶している事に留意されたい

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