概要
1613年にミハイル・ロマノフがイヴァン四世亡き後に、その後継者として即位したことから始まった一族で、同時にこれがロシア最後の王朝となる。ロマノフ家は元々はイヴァン四世の最初の妻アナスタシアの実家というロシア貴族であったが、イヴァン四世の直系子孫が絶えた事、その後の皇位継承をめぐる動乱期で(その直前に失脚していたため)どの勢力にも与していなかった事が幸いし、他の貴族などから推挙される形で即位することとなった。
男系子孫が途中で絶えたため、女系子孫のピョートル3世の即位以降は本来は彼の父の姓が加わり、ホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ家になったが、ロマノフ家と区別することなく用いられている。
現家長はマリヤ・ウラジーミロヴナ・ロマノヴァ。但し他のロマノフ家の子孫からは彼女の家長への就任や帝位請求について異議が唱えられている。
ピクシブではロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世とその一家を指す単語として使用されている。
系図
皇帝 | ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ(ニコライ二世) |
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皇妃 | アレクサンドラ・フョードロヴナ |
長女 | オリガ・ニコラエヴナ・ロマノヴァ |
次女 | タチアナ・ニコラエヴナ・ロマノヴァ |
三女 | マリア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ |
四女 | アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ |
長男 | アレクセイ・ニコラエヴィチ・ロマノフ |