生存競争

せいぞんきょうそう

生き残りをかけた競争のこと。

生き残るのは、最も強い種ではなく最も変化に柔軟な種である（チャールズ・ダーウィン）

概要

個体としての生き残りをかけた競争のこと。弱肉強食。

ダーウィンの「種の起源」に登場する進化論「struggle for existence」を日本語に訳した言葉である。

個体間の生存競争は、より有利なもの（その環境への適応に成功したもの）のほうが子孫を残すことに成功するのが基本であり、適応できなかった個体のほうは、次世代に子孫を残せずに、淘汰され滅びることになる。

これを特に現代の社会生活やビジネスにおける、地位や仕事、顧客（利益）をめぐって繰り広げられる、食うか食われるかの争いになぞらえ用いられる。

対策

※自然界・人間界共に扱う場合

• 共倒れを防ぐための分散・棲み分け。（環境・餌・業種など）
• 共生・共存といった協力・友好関係を築く。
• 適応できないもの、弱者、時代遅れなシステムに合わせず、切り捨てる。
• 寄生や横取り・強奪など手段を選ばない。自然界ではよくある。

ただし策もなく感情論だけで平和・平等などと言い出すと綺麗事と一蹴されてしまう例もある。

関連タグ

競争　サバイバル　淘汰　適者生存　弱肉強食

勝者　敗者