基礎データ
ずかん | No.616 |
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ぶんるい | マイマイポケモン |
タイプ | むし |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 7.7kg |
とくせい | うるおいボディ / シェルアーマー/ぼうじん(夢特性) |
他言語版の名称
英語 | Shelmet |
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イタリア語 | Shelmet |
スペイン語 | Shelmet |
フランス語 | Escargaume |
ドイツ語 | Schnuthelm |
進化
概要
分かりにくいがマイマイをモチーフにしたポケモン。名前の由来はおちょぼ口の巻き貝ということでチョボマキだと思われる。確かに、おちょぼ口の所だけ影絵にするとカタツムリの顔に見えない事もない。中々に捻られたデザインである。
騎士の兜のような殻が特徴。こんな見た目だが、はがねタイプは持っていない。
とくせいもうるおいボディを持っている場合もあるなど、みずと関連性がありそうだが水技はほとんど覚えず、むしタイプでタマゴグループもむしのみ。
蓋を閉じて、敵に食べられない為に防御し、隙間から毒液を放つ。この手の図鑑の説明によくある、設定のみ使える技か…と思いきや、ベノムショックやヘドロばくだんをきちんと覚える。
カブルモと通信交換する事でアギルダーに進化するという、今まで前例のない特殊な進化をする。
(カブルモはシュバルゴに進化する。)図鑑にも載っているが、なぜ進化するかは不明。
湿原地帯に生息するポケモンはどれも変な顔をしているのが特徴である。
カタツムリモチーフではあるが、鍔のついた兜のような貝殻の形状はどちらかといえばオウムガイのものに似ている。
オウムガイは巻貝のような殻を持っているが、イカやタコに近い仲間の頭足類にあたる。
液体を吹き出す習性(オウムガイはそれによって泳ぐ)や、殻がなくなると俊敏な姿に変わるという進化の性質からも、実際の生態は貝類であるカタツムリより頭足類のそれに近いのかもしれない。
なお実際のオウムガイは殻の中の体液とガスによって水中で浮力の調整をしているため、当然ながら殻を失ってしまうようなことがあれば生きてはいけない。
ゲームでの性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
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50 | 40 | 85 | 40 | 65 | 25 |
やはりカタツムリのポケモンだけあって進化前の割には防御、特防ともに高く素早さは低い。また、進化後譲りの優秀な補助技をいくつか覚えることができる。しかしまとわりつくが無いのは少々残念。進化前ポケモンなのでしんかのきせきを持たせれば、防御特化時の実数値はなんと300にもなる。
虫単タイプで進化前という影の薄いポケモンのため、対戦では全く見ないポケモンだったが、第8世代にてチョボマキの入った受けループを使い80位にまで上り詰めたトレーナーが現れ、注目を浴びた。チョボマキは受けループに強いウーラオスに対してはめっぽう強く、相手の攻撃が急所に当たらないシェルアーマーであんこくきょうだとすいりゅうれんだのダメージを抑えられ、どくびしによって交代を躊躇させられる。完全にウーラオスに対するピンポイントメタだったがしっかり結果を残しているあたり、ポケモン勝負はいかにパーティの欠点を埋められるかが問われるゲームだということがよく現れた結果だろう、
ポケモンGOでは
2020年1月11日に実装された。野生での出現の他、5kmタマゴからも孵化する。
進化にはアメが200個必要とかなり骨が折れるが、同時実装された通信交換進化の対象となっており、この場合はアメを消費せず進化できる。相手にカブルモを出してもらう必要はない。鎧はどこに置いてきたのだろうか。
ただし、ポケモンGOの通信交換は「元の持ち主にポケモンを戻せない」「個体値が変化する」という仕様であり、うっかり本家と同じ感覚で良個体値を交換に出すと痛い目を見ることになるので注意。また、手っ取り早く自分の図鑑にアギルダーを登録したいなら相手からチョボマキを送ってもらおう。