概要
1988年から開催された、夏のビッグレース。夏の間に全国を回り、最終的に日本一のミニ四レーサーを決める。まず地区大会が行われ、そして決勝戦が行われる。1999年に一度ピリオドが打たれたが、2012年に復活を果たした。期間については7月~8月だったが、現在は6月~10月までとなっている。
出場するためのエントリー方法はハガキで応募し、抽選で行われた(1回大会は当日受付)。2012年で復活してからしばらくは当日受付であったが、現在はオープンクラス、トライアルクラスはアプリで事前申し込み、抽選で決められる。
参加できる選手は小・中学生だったが、2012年に復活した際は年齢制限が無くなる(ただし、出場できるクラスは分けられる)。また、出場クラスも昔は2クラスだったが、現在は5クラスある(使用するコースは同じ)。
勝ち上がりについては一次予選→二次予選→準決勝戦→決勝戦。いずれも1位にならないと先に進めない。
クラス
(2021年現在)
マシンは自分で作った物でないとルール違反となる。
- ジュニアクラス
対象は小学4年生~中学生まで。昔からあるクラスだが、対象年齢が異なっている。
- オープンクラス
高校生以上が対象のクラス。ここで優勝すると翌年12月まで後述のチャンピオンズに認定される。
- トライアルクラス
対象はオープンと同じ。ビギナー向けのクラスであり、勝ち上がりはオープンなどと同じだが、チャンピオンズ認定はない
- ファミリークラス
中学生までが対象。このクラスのみ、共同制作したマシンでも参加可能。勝ち上がりなどは無い。
- チャンピオンズ
チャンピオンズに認定されるとこのクラスとなる。
歴代大会
開催年 | コース(全長) | エンブレムマシン | 他 |
---|---|---|---|
1988年 | ウルトラグレートダッシュサーキット(150m) | エンペラー | 最初のジャパンカップ |
1989年 | ウルトラダッシュサーキット(164m) | エンペラー | |
1990年 | ホライゾンサーキット(236m) | ホライゾン | |
1991年 | スーパーウェーブダッシュサーキット(250m) | グレートエンペラー | |
1992年 | ドラゴンスクロールサーキット(210m) | エアロソリチュード | |
1993年 | コース名無し(200m) | リバティーエンペラー | |
1994年 | グレートエアロサーキット(260m) | マグナムセイバー | |
1995年 | ビクトリーエアロサーキット(200m) | ビクトリーマグナム | |
1996年 | スーパーサイクロンサーキット(280m) | サイクロンマグナム | 総動員数30万という記録を出している |
1997年 | グレートアトミックサーキット(275m) | ビートマグナム | 鈴鹿ホビーグランプリの会場では、実車スケールのガンブラスターXTOが登場した。また、優勝したのは女性レーサー(史上初) |
1998年 | ナックルパワーサーキット(300m) | ナックルブレイカー | 大会史上最長のストレートセクション(9.6m)が設けられた |
1999年 | スーパーライトニングサーキット(308m) | ライトニングマグナム | ジャパンカップ最長のコース。ここで一度ピリオドが打たれた |
2012年 | ウルトラエアロサーキット(209m) | エアロアバンテ | 13年ぶりに復活 |
2013年 | スーパークライムサーキット2013(213m) | ブラストアロー | |
2014年 | スーパーグライドサーキット2014(232m) | アビリスタ | |
2015年 | ハイパーダッシュサーキット2015(197m) | シューティングプラウドスター | |
2016年 | ウルトラバーニングサーキット2016(205m) | ライズエンペラー | この年からオープンクラスはアプリによる事前申し込みとなる |
2017年 | グレートクロスサーキット2017(200m) | デクロス01 | このコースはレイアウトが4種類あり、会場によって違うレイアウトとなる |
2018年 | クラシックサーキット2018(169.8m) | エンペラーメモリアルMSシャーシジャパンカップ開催30周年記念 | ジャパンカップ30周年。セクションに違いはあれど、第1回大会のレイアウトがベース |
2019年 | ミラクルバロンサーキット2019(225m) | バロンビエントジャパンカップ2019 | このコースはレイアウトが3種類あり、会場によって違うレイアウトとなる |
2020年 | マックスサプライズサーキット2020(204.6m) | ネオVQSジャパンカップ2020 | COVID-19の影響により、エントリー方法が変わった他、スタート台の形が変わる、時間による選手の振り分けといったソーシャルディスタンスがとられる。ちなみにレイアウトが5種類ある |