アクト恐竜
あくときょうりゅう
概要
恐竜を使って世界征服を狙う悪の組織・アクト団がその科学力で生体改造を施した恐竜。全部で13体いるが、漫画版オリジナルとして「超アクトティラノサウルス」というヤツがおり、これを含めると14種になる。
甲虫王者ムシキングでいうアダー甲虫に相当するが、より分かりやすくするためか、赤紫をベースにしたビビッドな体色をしている。また漫画版では純粋な生物兵器であることが強調され、「痛覚や生存本能がそぎ落とされ、肉体が滅びても戦おうとする」という独自設定が与えられた。
ちなみにアニメ版のアクト団はティラノサウルスの「ティラノ」、スピノサウルスの「スピノ」、サイカニアの「サイカ」を手持ちにしており、アクト恐竜はアクロカントサウルスしか出ていない(アーケード版では全種、DS版では12種)。
一覧
6属性それぞれに2種(炎属性のみ3種)いる。「秘属性」にはアクト恐竜がいないが、アニメ版ではDr.ソーノイダの手持ちとして登場している。
DSソフト「7つのかけら」での扱い
アクト恐竜が全種☆1(つよさ1000相当)に甘んじている一方、超アクト恐竜が軒並み☆5~6になり、イグアノドン・スコミムスが☆6(強さ2000相当)に引き上げられた。
※超アクトイグアノドン&超アクトスコミムスは強さ1600であった。
またアクト団の恐竜ということでDr.ソーノイダ以外のメンバーが切り札として繰り出してくるためストーリー上必ず戦うことになり、アニメ版でそのポジションにあったチビ恐竜たちを差し置いて存在感をアピールしている。ただしどくタイプは無かったため、バトルタイプは「ピンチタイプ」「カウンタータイプ」「そっこうタイプ」のいずれか。ちなみに元の恐竜とはタイプが変わっているヤツが多い。
※タイプについて
カウンター:ジャンケンで負けた次のターンに攻撃力が跳ね上がる。該当ディロフォサウルス、アロサウルス、ゴルゴサウルス
そっこう:登場から3ターンの間、与えるダメージが増加する(ターン時のカウントが通信対戦の時のみのためだろう)
イリテーター、カスモサウルス、オウラノサウルス、イグアノドン
ピンチ:HPが1/3以下の時攻撃力が大幅アップ
ウエロサウルス、エイニオサウルス、ケントロサウルス、アクロカントサウルス、スコミムス
※元の恐竜のタイプ
- ディロフォサウルス:カウンターorまもり(最大HPの上限が5%アップ)
→北アメリカ産の個体がカウンター、アジア産がまもり。発売当時は北アメリカ・中国に分布していたとされていたが、現在は中国産の個体は「シノサウルス」と改められている。
- ウエロサウルス:まもり
- エイニオサウルス:こうげき(攻撃力が10%アップ)
- ゴルゴサウルス:あいこ(あいこの被ダメージが減る)
- オウラノサウルス:こうげき
- イリテーター:まもり
- アロサウルス:あいこ・カウンター・そっこう
→ヨーロッパエリアがあいこ、南極エリアがカウンター、アフリカエリアがそっこう。ちなみにアーケード版にいたアトロクス種は登場しない。
- ケントロサウルス:まもり
- カスモサウルス:こうげき
- イグアノドン:こうげき・まもり・そっこう
→ヨーロッパエリアがこうげき、アジアエリアがそっこう、南極エリアがまもり
- スコミムス:まもり
- チビ恐竜も登場するが隠し要素(ストーンサークル限定)で、敵としては出てこない。
なおアクト恐竜はこちらも使えるが解禁はクリア後までお預けで、2周目でアクト恐竜、完全クリア後の3周目でようやく超アクト恐竜をゲットできる。
- ただし通信交換には制限がないため、やろうと思えば最序盤のソフトに超アクト恐竜を送ってもらう事も可能。その場合でも2~3週目まで進めればちゃんとアクト恐竜の化石が手に入る。
アクト恐竜は超わざではなく悪属性の「アクトわざ」という固有のわざカードを生み出す。
- この「悪属性わざカード」はアーケード版における「アクト団のわざカード(あいこバクダン・ぬいぐるびーむなどに相当。ただし、アーケード版のアクト団のわざカードは一切登場しない)」と同じ扱いのため、どの恐竜カードでも使用できる。